地縄の確認を行いました。横浜S

2012年09月26日

昨日は横浜S邸の、地縄の確認を行いました。

「地縄」では、家の建ち上がる形に縄を張り、現場の監督さんと設計者で、
基準となる通り芯の位置や建物の大きさ、地盤レベルなどを確認します。

作業としてはとても簡単そうに見えると思いますが、
これまで図面上に書いていた建物の位置を実寸で地面に写す工程で、
この後の工事のすべての基準となるので、責任は重大です。

実際には、通り芯の位置に水糸といわれる蛍光色の糸を張り、
基準となる場所で、敷地境界からの距離位置と基準高さを確認します。
今回、建物は擁壁の上に建ちますが、敷地境界を示す石は擁壁の下にあるので、
下げ降りという道具を使って確認しました。

それから建物の外形を確認。
地縄を張ると小さく見えるとよく言われますが、
この家はのびやかな敷地に、ゆったりと建つ予定です。