床付けの確認を行いました。横浜S

2012年10月10日

先週のことですが、床付けの確認を行いました。

今回は地盤改良と遣り方の確認も行っているので既にレベルは決まっていますが、
先行配管の必要な箇所の確認と、今後の打ち合わせを兼ねて、
床付け完了、砕石、捨コン前の状態を確認しました。

工事の順番としては、遣り方をして、根切りで掘ったら砕石を敷き詰めて固め、
その上に捨コンを打ちます。

砕石敷きには、根切り後、砕石を敷いて転圧することで接地面の表面積を増やし、
地盤に建物の荷重を均等に分布させるための役割があり、
捨コンには、その後の隅出しや型枠を建てる時の作業性を上げることと、
基礎コンクリートの底面の型枠としての役目があります。

そして杭頭(天端)は砕石の天端レベルにあり、捨コンで均して平らな底面をつくり、
ここまで終わってやっと基礎の配筋工事が始まります。

となんだか説明ばかりなので、ちょっとこの家の概要を紹介します。

ご夫婦と2歳のお子さんと、ご主人が大学生の頃から20年ほどずっと一緒にいる猫が
一緒に暮らすための家で、周囲よりレベルが高く恵まれた環境と、
庭との繋がりを大事に考え、1階にリビングをつくります。

猫は1階の心地よいリビングや、リビングの吹き抜けに面した2階やテラスから、
家族の様子を眺めながらのんびりと過ごす予定です。

最終段階ひとつ前のこの模型の屋根は緩勾配ですが、
もう少し南を下げて太陽光パネルを載せる、自然エネルギー型住宅でもあるのです。