昨日は老朽建築物の除去助成制度の確認のため、江東区役所に行ってきました。
簡単に言うと、古い建物を解体する時にその費用の半分を補助します、という制度で、
江東区では今年の4/1から施行されました。
対象は、昭和56年5月31日以前に建築された旧耐震基準の建築物(建物の構造は問わない)で、
助成額は、除却工事費用の2分の1(50万円が上限)。
まさに、現在準備中の川面の見える家は江東区にあり、既存建物の解体を進めることになります。
いろいろと準備を進めていたためギリギリのタイミングでしたが、
4/1から施行された制度で現在建物があることが条件なら、これは対象なのでは?
とのことで確認に行ってきたところ、大丈夫なことがわかり、
提出に必要な書類を確認して、お施主さんと施工会社へ必要な書類の準備をお願いしました。
連休明けには書類を揃えて提出し、助成金を認められる通知が来たら、解体に着工となります。
江東区では、80㎡以上の建物を解体する時には、事前に解体のお知らせの掲示を出す義務があり、
その準備過程で知ったのですが、知っていると知らないのでは大きな差ですね。
計画時にも役所でいろいろな条件を確認していましたが、その時は未施行のため知らされておらず、
区民への告知としては、4/21付の地域広報に掲載だったそうです。
土地の購入や建て替えの時など、古屋の解体費用は全体を計画するの上でも大きな金額ですので、
上手く活用していきたいものです。
※ほかにも助成を行っている区はありますが、条件や助成割合は行政により異なるようです。