設計を進めています。 大田区の共同住宅

2013年05月14日

先週は、新しく始まっている共同住宅の設計の打ち合わせを行いました。

単身世帯を5戸のかわいらしい共同住宅ですが、
それぞれの住戸にいろんなレベルの床を持ち、ロフトやアルコーブ、大きなキッチンなど、
様々な要素を追加していくことで、いろんな暮らし方の提案を計画しています。

今回の敷地は第二種風致地区にあるため、建蔽率60%のところが40%に制限され、
前面道路側と隣地側には2.0mと1.5mの後退を定められているのですが、
緑化や耐火建築、事前協議などをしていくことで、それぞれに緩和を受けることが可能です。

ただ、緩和を受ける場合の後退ラインの確定には時間を要するので、
全体のスケジュールもにらみながら、形を決めていくことが必要になってきます。

その他にも、満たすべき要件はいろいろありますが、
この敷地に出来るだけ多くの床を作りたい、という要望を魅力的なものにするため、
きちんと整理しながら詰めていきたいと思います。