設計を進めています。 大田区の共同住宅

2013年05月14日

先週は、新しく始まっている共同住宅の設計の打ち合わせを行いました。

単身世帯を5戸のかわいらしい共同住宅ですが、
それぞれの住戸にいろんなレベルの床を持ち、ロフトやアルコーブ、大きなキッチンなど、
様々な要素を追加していくことで、いろんな暮らし方の提案を計画しています。

今回の敷地は第二種風致地区にあるため、建蔽率60%のところが40%に制限され、
前面道路側と隣地側には2.0mと1.5mの後退を定められているのですが、
緑化や耐火建築、事前協議などをしていくことで、それぞれに緩和を受けることが可能です。

ただ、緩和を受ける場合の後退ラインの確定には時間を要するので、
全体のスケジュールもにらみながら、形を決めていくことが必要になってきます。

その他にも、満たすべき要件はいろいろありますが、
この敷地に出来るだけ多くの床を作りたい、という要望を魅力的なものにするため、
きちんと整理しながら詰めていきたいと思います。

建築家31人×3works vol.9 参加します。

2013年05月13日

「建築家31人×3works vol.9」のお知らせです。

6月に下記の「建築家31人×3works vol.9」が開催され、まんぼうも参加します。

日時 :6月1日(土)~4日     11:00-18:00
場所 :横浜赤レンガ倉庫1号館 2階 スペースA(横浜市中区新港一丁目一番)

建築家との家づくりの楽しさを知ってもらうためのこの活動も、
おかげさまで皆様にご好評いただき、9回目となる今回は横浜で開催します。

毎度のことながら、家づくりに興味のある方とお話やメンバー同士との情報交換も楽しく、
準備期間中のやり取りも含めて、私達自身もとても楽しみにしているイベントです。

期間中は建築家たちが交代で当番をしておりますので、
ぜひ私達31人の会のメンバーに会いに来てください。

そしてまずは楽しい家作りの話をしましょう。
いろんな方にお会いできるのを楽しみにしています。

詳しくは下記のHPをご覧ください。
>>建築家31人の会HP

展示予定の詳細情報はコチラ
>>南足柄H:愛犬と100インチシアターも楽しむこだわり住宅
>>世田谷I:3階建てに5つの庭を取り込み豊かな生活をつくる
>>町田M :旗竿の空をみるリビングと緑を臨むインナーテラス

ゆとりの生まれる住まい

2013年05月9日

昨日はプレゼン用のスケッチを描きました。

これはマンションの住戸提案ですが、
細かく作り込み過ぎるのではなく、様々な要素をきちんと整理することで、
住まいを楽しむ時間や気持ちのゆとりを生み出すことを計画しています。

広く明るい玄関、使い方の選べるホールに繋がるスペースにファミリークローゼット、
明るいメイン動線と家事のためのサブ動線、家族の集う大きなキッチンなど、
気持ちの良い住まいと家族の程よい距離を作るための、工夫や場所の提案を盛り込んでいます。

まんぼうで描くスケッチには、大きなキッチンを中心に集うシーンが多くありますが、
せっかく自分仕様につくるのだから、日々の片づけを気にするのではなく、
自然に暮らしていればモノが納まり、いつでも人を呼べるような住まいになればと思っています。

朝日住まいづくりフェア2013 に参加します。

2013年05月8日

今月下旬に開催される「朝日 住まいづくりフェア 2013」 のお知らせです。

※写真は去年の、「豊かな家をつくる12人の会」として参加した時の様子です。

毎年ビッグサイトで開催されている住まいの総合展示会「朝日すまいづくりフェア2013」に、
今年は、リビングデザインセンターオゾンの家づくりサポートの24組の建築家として、
「建築家と建てる2000万円台の家」と題した展示に参加します。

まんぼうでは、周囲を囲まれる住宅密集地の中で、木造3階建てに5つの庭を取り込むことで、
奥様のためのアトリエとご主人の生活、趣味の庭が程よい距離で実現した、
「世田谷I」を出展する予定です。

開催日 :平成25年5月24日(金)~26(日)
時間  :10:00~17:00
場所  :東京ビックサイト 西1・2ホール 建築家デザインセレクションのブース
展示主催:リビングデザインセンターOZONE

24日(金)には、私たちも終日展示ブースにいる予定ですので、
ご興味がありましたら、ぜひ足を運んでみてくださいね。

朝日住まいづくりフェアの詳しい情報はコチラ。
>>朝日住まいづくりフェア2013

家づくりサポートの詳しい情報はコチラ。
>>リビングデザインセンターOZONE 家づくりサポート

展示予定の詳細情報はコチラ。
>>世田谷I:3階建てに5つの庭を取り込み豊かな生活をつくる

那須へキャンプに行ってきました。

2013年05月7日

GW後半は那須方面へキャンプへ行ってきました。

那珂川町というところにある緑に囲まれたキャンプ場で、
相変わらず緑が気持ちよく、お天気にも恵まれ、のんびりしてきました。

ちょっと久しぶりの炭火焼きを楽しんだり、犬も一緒にひたすら散歩したり、
子供と虫メガネ片手に、いろいろな植物や虫を探して散策したりなど、
のんびりといいながらも、たくさん遊んでたくさん歩いてきました。

設営に必要なペグ(留め金具)一式全部忘れて危うくほんとの野宿になりかけたり、
夜の冷え込みが予想以上で、予備に持ってた寝袋も使って、寝袋 in寝袋にしたりなど、
思い返せばちょっとあたふたした場面もありましたが、それも楽しいと思えるキャンプです。

しっかりリフレッシュした分、また仕事に遊びに、集中していきたいと思います。

つくしの後のスギナ。朝の散歩は気持ちよくてなんだか嬉しくなる時間です。

中庭を囲む二世帯 地下防水の確認に行ってきました。

2013年05月2日

先日は千葉の現場に、地下躯体の防水の確認に行ってきました。

今回の地下室は全部埋めるのではなく、元の地盤レベルからは半層ほど埋める計画で、
地下水位も地下室の床スラブの耐圧盤よりも下であることを確認していますが、
地中の土側の壁は見えなくなる部分なので、きちんと防水処理をしておくことが大切です。

先日、型枠脱型後の躯体への下塗り(モルタルによる下地作り)は見ていますので、
今回はその上の防水層、塗膜防水の施工を確認。

この後は防水層の上に断熱を兼ねた保護層を作って周囲の土を埋め戻し、
1階レベルの基礎工事へと進んでいきます。

ここからは通常の2階建て工程で動いていく予定です。

これまでの設計・工事過程はこちらから >>
中庭を囲む2世帯住宅

江東区の老朽建築物の除去助成制度について

2013年05月1日

昨日は老朽建築物の除去助成制度の確認のため、江東区役所に行ってきました。

簡単に言うと、古い建物を解体する時にその費用の半分を補助します、という制度で、
江東区では今年の4/1から施行されました。

対象は、昭和56年5月31日以前に建築された旧耐震基準の建築物(建物の構造は問わない)で、
助成額は、除却工事費用の2分の1(50万円が上限)。

まさに、現在準備中の川面の見える家は江東区にあり、既存建物の解体を進めることになります。

いろいろと準備を進めていたためギリギリのタイミングでしたが、
4/1から施行された制度で現在建物があることが条件なら、これは対象なのでは?
とのことで確認に行ってきたところ、大丈夫なことがわかり、
提出に必要な書類を確認して、お施主さんと施工会社へ必要な書類の準備をお願いしました。

連休明けには書類を揃えて提出し、助成金を認められる通知が来たら、解体に着工となります。

江東区では、80㎡以上の建物を解体する時には、事前に解体のお知らせの掲示を出す義務があり、
その準備過程で知ったのですが、知っていると知らないのでは大きな差ですね。
計画時にも役所でいろいろな条件を確認していましたが、その時は未施行のため知らされておらず、
区民への告知としては、4/21付の地域広報に掲載だったそうです。

土地の購入や建て替えの時など、古屋の解体費用は全体を計画するの上でも大きな金額ですので、
上手く活用していきたいものです。

※ほかにも助成を行っている区はありますが、条件や助成割合は行政により異なるようです。

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