木造軸組工法による耐火建築物の講習会に行ってきました。

2013年06月7日

今日は木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会に行ってきました。

耐火建築物とは、火事になっても主要構造部が燃えない耐火性能を有した建築物のことであり、
耐火性能が求められる時には、鉄筋コンクリート造や鉄骨造とすることが多くありますが、
日本木造住宅産業協会(木住協)が国土交通省大臣の認定を取得した方法で施工すれば、
木造でも1時間耐火構造の、燃えない建築物を建てることが可能です。

但し、その方法は構造認定といわれるものであり、設計者、工事監理者、
及び施工会社の工事自主検査実施者は、講習会修了登録者である必要があるため、
現在耐火建築物とすることを検討中の物件に合わせ、講習会に参加してきました。

半日講習ですが、実際に設計するための細かい仕様や想定されるパターンによる違いなど、
すぐに検討したい知りたかった内容ばかりなのでメモも真剣で、あっという間の時間でした。

寸法モデュールや実際の工事費、現場での監理など、考えることはいろいろありそうですが、
引き続き検討していきたいと思います。

ちなみに講師を務められた安井さんは大学の同級生で、
久しぶりでも変わらないと思うのは自分たちだけかも知れませんが、良い刺激をもらいました。