木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会の修了証

2013年06月21日

先日受講した、木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会の修了証が届きました。

耐火建築物とは火事になっても主要構造部が燃えない耐火性能を有した建築物のことであり、
耐火建築物といえば、鉄筋コンクリート造や鉄骨造とすることが多くありますが、
日本木造住宅産業協会(木住協)が国土交通省大臣の認定を取得した方法で施工すれば、
木造でも1時間耐火構造の、燃えない建築物を建てることが可能です。

実際に建てるためには、確認申請に記載する設計者、工事監理者、
及び、及び施工会社の工事自主検査実施者の三者が講習会修了登録者であることが必要であり、
当然ながら細部に至るまで認定された工法に則って施工することが大事です。

別の工法と比較した時の建設にかかる費用など、まだまだ悩ましいところもありますが、
選択肢の一つとして、しっかり考えていきたいと思います。