先週は横浜に新しくできたマークイズにある、東京ガスのショールームに見学に行ってきました。
これまでも新宿のショールームには何度か訪れていますが、新しく参加させてもらうことになった、
東京ガス都市生活研究所のワーキングの一環として、まずは今を知る、ということで案内して頂ききました。
いろいろな機器の紹介もありますが、メンバーの興味を引いたのは、昔と今を比較する体験コーナー。
上の写真は温熱環境や生活スタイルも含めて、リアルに再現した1980年代の部屋で、
壁付けキッチンに置き式ガスコンロに緑の冷蔵庫があり、その背面にダイニングというLDK。
任天堂初代ファミコンにホーミング洗剤など、細かいところでも懐かしいものがたくさんあり、
写真には写っていませんが、二層式洗濯機を置いたひんやりした水廻りもありました。
そして次に案内されたのが現代の住まいですが、
使い勝手の良さそうな対面キッチンから、裏動線で繋がるほんのり暖かい快適水廻りまで、
こちらも細かく小物に至るまで、なんだかホームドラマに出てきそうな生活が再現されています。
ついつい小物を見てしまうのですが、ここで再現しているのは温熱環境の違いで、
エアコンで暖めて頭ばかり暑くなっていた昔と、床暖房による輻射熱でじんわり暖める現代。
もちろん、現代の方が心地よいはずですが、夏の体験では全者が若干わかりにくかったかも…。
その他にも試食もできるオープンキッチンやミストサウナに、子供の料理教室などもあり、
情報収集だけではなく、なんだか楽しい場所になっているようです。
これから始まるワーキングのテーマは、「子育て世代の生活空間コンセプトの提案」。
普段の設計や自分たちにも重なる部分も多く、いろいろと楽しみになっています。