川面のみえる家 天井のボード貼りが進んでいます。

2013年10月3日

昨日は川面のみえる家の現場確認に行ってきました。
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現場では上の階から天井のボードを貼り始め、実際の形が見えてきました。

梁だけの時、下地だけの時よりも少しずつ目に見えて体感する天井面は下がるもので、
ちょっとドキッとする瞬間ですが、川面への目線も抜け、設計で想定通りの形で一安心。

そして工事段階から入ることになったホームシアター屋さんも交え、
電気屋さんと下工事の位置、状況について、一緒に回って確認。
一部、器具を変えたことによる調整はありますが、大きな問題はなく、こちらも順調です。

今回、3階のロフトは出来るだけ天井を高くするため、リビングとはレベルを切り替える予定ですが、
懐が大きく取れない梁下については、同じ性能でも薄く抑えられる素材の断熱材に変えるなど、
熱の抜けがない均一な断熱性能を確保できるよう、調整しています。
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設計ではいろんなものの高さやサイズなどを決め、図面に記載していますが、
設備との取り合い以外にも現場で出来てきた形を見て、変更・追加することもあるもので、
今回では手すりの高さや天井の形などを再検討し、少し調整しながら進めています。

とは言っても、この調整できるリミットを見誤ると現場の進行や段取りを妨げてしまうもので、
時々進行の速さにドキドキすることもありますが、出来るだけ良いと思う形で完成できるよう、
毎週現場のチェックだけでなく、進行具合や設計内容のチェックもしながら監理しています。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

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2階の子供部屋にはブランコを設置。なかなか楽しい場所になりそうです。