擁壁のある敷地の現調に行ってきました。

2014年11月27日

昨日は検討中の土地へ、現調に行ってきました。
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土地探しからのご相談で、土地については付き合いのある不動産屋さんにお願いをしているのですが、
いくつか見に行かれた中で気になる土地があるとのお話を伺い、私たちも状況を確認するため、行ってきました。

横浜に多い傾斜地にある敷地で、隣地との間にも高低差があり、
確かに擁壁の上にある敷地の上からは視界が抜け、あいにくの雨でも気持ち良さがわかる場所。

気になるのは擁壁の上に建てることになるので、擁壁の古さと強度ですが、
擁壁の作り替えにはまとまった費用が掛かるので、その費用をかけてこの土地を選ぶメリットがあるか、
もしくは擁壁を維持しながら建てる方法を考えるかなど、いろんな面から検討する必要があります。

擁壁から30度の線より下まで基礎の下端(改良を行う場合は杭の下端)を伸ばすことで、そのままとする方法もありますが、
その前提としての擁壁の安全性確認は、擁壁の申請資料があれば、それを元に確認を進め、
無い場合は、現況の資料を作って役所に申請をして判断してもらいます。

ただ、資料を作って申請するのは、土地を取得してからの事前相談となるので、
土地探しの時点では、様々な可能性と費用面といった条件を整理して判断する必要があり、
その煩わしさからこの土地は諦める、という判断をされる場合もあります。

土地を決めるまでにはいろんなことがありますが、まずは環境が気に入ることが大事だと思っているので、
情報と条件の整理を進めています。

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隣地のレベルの方が高いため、擁壁をやり替える場合には土留めなどもしっかり行う必要がありそうです。