住戸内装 現場確認に行ってきました。

2014年12月12日

昨日はまんぼうも参加している集合住宅の現場確認に行ってきました。
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新築のマンションの中の、住戸の設計(インフィル設計)を担当している物件で、
仕上げもかなり進み、いろんなものが隠れてきていますが、住戸によってプランも仕上げもすべて異なるので、
抜け落ちているものがないか、間違いはないか、つくはずのものはすべてついているか、など、
施工者や事業主検査とは別に、設計者の立場での確認に行っています。

下の階から順に仕上がっていくので、1階は建具や棚も揃ってきて、ほぼ完成の形が見えてきていますが、
念には念を入れて、一つずつ図面に描いているものをチェックしながら進んでいきます。

住戸によってはキッチン廻りにタイルを貼っている住戸もあり、上の写真もそのうちの一つ。
12.5×98ミリの少しツヤのある細長いボーダータイルで、マットな塗装仕上げの壁の横に、連続して貼っています。

現場では、タイルの向きや端部の納まり、目地の色についても打ち合わせをしてきましたが、
ここまで出来上がってくるともうそれほど質疑もなく、
打ち合わせ通りにできていることや仕上がり具合を一通り確認、といった感じで進んでいます。

今回はまだタイルを貼っている箇所もあった2階も来週あたりにはほぼ全容が揃う予定で、
いよいよ完成が近づいてきた感じがありドキドキもしますが、完成が楽しみになっています。

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この住戸の床はオーク材のオイル塗装仕上げ。床に傷をつけないよう、住戸内はスリッパ厳禁、靴下で移動します。