瑞牆山に行ってきました。

2016年08月16日

今年の夏休みは毎年行っている山梨のキャンプ場と瑞牆山に行ってきました。
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息子が0歳の頃から夏休みにはほぼ毎年訪れている瑞牆山(みずがきやま)の中腹にあるキャンプ場で、
今年もいつも一緒の犬友達家族と、いつものごとくの現地集合で行ってきました。

設営を済ませたら近くの沢でサンショウウオ探しに出かけたのですが、今年は残念ながら見つからず、
この日は久しぶりの犬友家族とのコーヒーを飲みながらのお喋りや美味しいごはんに、
息子がハマっているゴジラの話や花火に焚き火と、のんびりと楽しい時間を満喫。

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二日目は、前々からいつかは、、と思っていた瑞牆山の登山に初挑戦!
とはいえ瑞牆山は標高2230mもある山で、これまでハイキング程度の山しか行ったことがないので、
とりあえず目標は行けるところまで。時間と様子を見て決めよう、ということで出発してみました。

ルートはみずがき自然公園~不動滝~瑞牆山山頂、の時計回り想定だったのですが、出発早々道が怪しくなり(汗)、
少し遠回りにはなるけど、林道~富士見平小屋~瑞牆山山頂を目指すコースに変更。
簡単な地図と事前に調べた情報のみで出発したので不安もあったのですが、分岐には標識があり、
道中にある時々赤いテープで確認をしながら進むことができるので、このあたりはまずまず順調に。

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…のはずが、途中の植物やキツツキを見つけて観察してみたりと、まあいろいろ立ち止まることも多いので、
それぞれの区間が余裕を見ていたはずの時間から少しずつ遅れていくので、ちょっと気持ちに焦りが。。

しかも、やっとたどり着いた富士見平小屋からの登山道が、ほんとにここ行くの???という巨大な岩だらけで、
チェーンを手繰って登ったり足場をひたすら探しながら登ったりで、山歩きというよりロッククライミング。。

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とはいえ、行くならやっぱり頂上まで行きたいし、でも下山目標は遅くても5時。
足場の悪い帰り道を考えると、どんなに遅く見積もっても13時半には折り返さねば、、、
という焦りからついつい息子を励ますというよりまたせかしてしまったりと、まあいろいろありましたが、
道中すれ違う方に声をかけてもらったりしながら、想定時間ギリギリに、無事に山頂に到着!

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もやがすごくて残念なほど何も見えませんでしたが(苦笑)、岩場を抜けた360度の抜けは本当に気持ちがよく、
頑張ったからこの景色が見れた、、、というこれまでに無いほどの充実感を味わうことができ、
息子もすごく心に残るものがあったようです。

とはいえ、自力で降りるまでが登山なので、持ってきたお弁当のサンドウィッチを食べたら早々に下山開始。
登りより早いと思っていたら、大きな岩の間を足の置き場を探しながら降りるのは、
まだまだ身体の小さい息子には結構大変だったようで、またまた気持ちが焦ってせかしてしまっての悪循環。。

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こんなチェーンを頼りに伝い歩きしたり。
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急こう配な斜面でひたすら足の踏み場を探しつつ、息子が踏み外したら受け止めねば、、という緊張感もあり。

下りはつま先に力が入るので、最後の林道2キロは靴が痛いと大泣きしながらも息子はよく頑張り、
無事にキャンプのところまで戻ってきて、登山完了。。
友達家族が作ってくれた美味しい燻製をつまみながら簡単にご飯も作って、とても楽しく充実した一日に。

最終日はのんびり温泉にも入って、いつものヒマワリも見て、暗くなる前に無地に帰宅。
山歩きでは事前の準備など、いろいろ反省することもありましたが、
とても楽しく、いろいろなところで息子の成長も感じた、思い出に残る満足な3日間となりました。

今回で学んだことを生かして、次回の山歩きはもう少し初心者向けなところから(苦笑)、
自分たちのペースで、息抜きの遊びを楽しんでいこうと思います。

瑞牆山についてはこちらから >>瑞牆山(日本百名山)

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帰りの富士見平小屋で飲んだ日本初の山小屋地ビール。これ、ものすごく美味しかったです。。