カテゴリー:テラスを最大限に楽しむ家, 仕事

2017年06月23日

気が付けば6月の下旬となっていますが、現場は着々と進んでいます。
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6月に入ってからというもの現場や日常での調整が続き、更新が空いてしまいましたが、
進行中の現場やプロジェクトでは、打ち合わせや申請など必要な作業がいろいろと進んでいます。

テラスを最大限に楽しむ家では、サッシの取り付けまで進んだ6月頭に上棟式を行い、
お施主さんご家族と四隅をお清めしてまわり、この現場に関わる皆さんと一緒に、上棟を祝して乾杯。
その際、お施主さんご一家のご厚意で現場の皆さんと一緒に歓談の場をご用意いただき、
改めてお施主さんと大工さん、電気屋さん、監督さん達が顔を合わせて話をする良い機会になりました。

その後の現場は、テラスに出る大きなサッシや南側の大きなスチールサッシも付き、
電気のボックス付けや配線、床暖房や設備の先行配管といった設備工事、
壁や床の下地作り、壁の断熱材敷き込みといった内部の工事と、テラスの防水や壁の防水シート施工など、
内と外で工事が進んでいます。

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天井は一部高さを切り替えているので、配線の渡る箇所やルートを確認。かなり賑やかになってきました。

設備ではまんぼうで器具の承認図での寸法や詳細確認と、プロット図を作成して進んでいますが、
梁や下地の位置との若干の調整が必要な場合もあり、現地で見たり電話でのやり取りをしながら確認しています。

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排水管やこの後換気のためのダクトも施工。隠れる設備は天井下地を作る前に先行して納めていきます。

毎回の定例で課題となっていたもののチェック項目もずいぶん整理が進み、
設備についてはもう少しとなりそうですが、鉄骨や建具、仕上げの納めはまだまだ進行中。
最後まで気を抜かず、暑さにもバテず、しっかり監理していこうと思っています。

これまでの設計監理の過程についてはコチラから >>テラスを最大限に楽しむ家

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上下の移動はPS内に。床暖房のための温水管も敷き込み口まで先行しています。

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壁の断熱材は現在進行中。風通しがいいので今も暑くはないのですが、これで現場の環境がさらに上がる予定です。

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断熱材は今回場所と厚みで2種類を使い分けています。

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鉄骨柱の被覆も完了しています。

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カテゴリー:子供, 遊び

2017年06月6日

土曜日はモントレイル戸隠マウンテントレイル10キロに参加してきました。
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2年前に太郎が初トレイルとして参加した大会に、今回は私が10キロに初参加してきました。

4月に痛めた膝が思っていたより重傷で(靭帯断裂してました)、今回は諦めるか、、とも思ったのですが、
息子の2キロレースもあったことと、なんとなく歩きや緩く走るのは平気になってきたこともあり、
せっかくの機会なので完歩を目標に、キャンプも兼ねて行ってきました。

会場の戸隠スキー場は標高1300mにあり、とても気持ちの良い天気ながらも気温は低めで、
雪の残る戸隠連峰が会場からも綺麗に見え、もうその景色だけでも満足なほどでしたが、
相馬剛CUPとして開催された今回のレースは、今のトレイル界で活躍されている方たちが勢ぞろいしていて、
午前に行われた息子のレースでもその方たちが先導して下さったりで、なんとも豪華で楽しいレース展開に。

その後にスタートした招待選手の方々も走るロングの20キロを見送り、私の参加するショート10キロもスタート。
「3つの厳しい坂があるけど、歩く、立ち止まるOK、自分のペースで楽しんで!」との言葉にワクワクとスタートしたのですが、
コースに入ったら、ええええ、、、、と思うほどの厳しい坂で、周りのペースに合わせて歩くだけでも精一杯。。

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ずっと先に見えているところまで、ひたすら走るというか歩きます。。

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山を越えて下ったらまた上ります。景色はとにかく遠くまで見えて綺麗だけど、とにかくしんどい。

山登りのような坂(通称:根性坂)を超えたら遠くまで見えるスキー場のゲレンデをひたすら上る坂があり、
なんでわざわざ時間とお金をかけてこんなことしてるんだっけ…?と思ったりもしましたが(苦笑)、
登った先から見える景色はとても綺麗で、瑪瑙山(めのうさん)頂上での達成感もとても気持ちよく。
後半の下りで無理をして膝痛で悶絶したりもありましたがなんとか歩き切り、とても楽しい10キロとなりました。

今回、ランニング友達も一緒のレースに参加していたり、長野に住む友達がわざわざ応援に来てくれたりと、
走る以外の楽しみや出会いもいろいろとあり、興奮を書き始めたら長くなってしまいそうですが、
膝を治して、またいろんなところに行ってみようと思います。

初トレイルは、ほんとうに楽しく、気持ちの良い体験でした。
運営に関わられた皆さま、参加のみなさま、とても素敵で楽しい大会をありがとうございました。

モントレイル戸隠マウンテントレイルについてはコチラから >> モントレイル戸隠マウンテントレイル

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夜はキャンプでテント泊予定でしたが、あまりの寒さと疲れでバンガロー泊に。とても気持ちの良いところでした。

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帰りは近くの散策をを撮って戸隠神社に参拝。戸隠蕎麦も食べて、疲れたけど楽しい休日となりました。

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カテゴリー:テラスを最大限に楽しむ家, 仕事

2017年06月1日

テラスを最大限に楽しむ家では、電気の配線準備を進めています。
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現場では、大工さんによるサッシの取り付けや防水の下地施工が進み、
先日は電気の配線準備のための打ち合わせを行いました。

各種プロット図を基に、電気屋さんがボックスの仮付けから進めていくのですが、
天井を貼る範囲や梁下の配線に使える寸法、盤からの引き回しルートの他、
耐力壁に付ける場合の端部からの寄り寸法や開口の大きさ、下地の補強についてを、電気屋さんと確認。

その他、エアコンの設置位置や隠ぺいとなる冷媒管ルートやドレン管も落とす位置についても確認。

壁や天井には電気設備だけではなく、床暖房リモコン、セキュリティシステムなど、いろいろなものが取りつくため、
同じ壁につく位置がバラバラにならないように、調整をしながら進めています。

これまでの設計監理の過程についてはコチラから >>テラスを最大限に楽しむ家

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耐力壁に付く場合は端部からの離れ寸法の指定があるので、柱ではなく、位置をずらして付けています。

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サッシが付き、耐力壁以外の壁下地も進み、出来上がりの明るさに近くなっています。

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カテゴリー:子供, 遊び

2017年05月29日

昨日は葛西臨海水族園主催の、なぎさの生物観察会に行ってきました。
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人気のイベントのようで、応募したら残念ながら外れてしまったのですが、
外れた方限定での再募集の案内があり、運よくそちらで当選したので家族で参加してきました。

場所は葛西臨海水族園の南にある人工の干潟、西なぎさというところで、
干潟とは何か、このなぎさ江戸川と荒川の間にあり真水が流れ込むため塩の濃度が薄く、
その環境を好む生き物がいること等、葛西臨海水族園の皆さんのわかりやすい説明で始まりました。

葛西は埋め立て地で人工という環境ですが、西なぎさの外(東)側は牡蠣が自然と生息するようになったらしく、
牡蠣殻がどこまでもびっしり。
今回の観察はなぎさの内側、少し湾になった場所で、大潮の日の一番の引き潮に合わせた開催で、
観測し始めた時の水際線がみるみる下がり、いろんな生き物が出てきました。

水が引くと小さな穴がたくさんあるのですが、よーく見てみると小さなカニが歩いていて、
孔に入る時に押し出す土だんごがあちこちにあり、穴を掘るとコメツキガニが出てきたり、
もう少し水際に近い泥のある辺りには少し大きめのオサガニがいたり。

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土だんごはカニが押し出したもので、この中を掘るとカニが出てきます。

いろいろ見つける楽しみだけでなく、干潟の少し水のある所に魚の切り身を置いて
アラムシロという巻貝状のカタツムリのような生き物がどんどん集まって食べていく様子を観察したり、
水だまりでボラやハゼの幼魚を捕まえたり。
水族館所有のアサリで、クロレラをアサリが食べて分解してくれる実験もありました。

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クロレラを入れて15~20分ほど置いただけで、ずいぶんと綺麗になっていました。

いろんな生き物の特性やいた場所をメモして、最後にはみんなで観察してすべて放しましたが、
葛西の方々にいろんなことを直接質問することもでき、とても充実した観察会となりました。

大潮の重なる土日でお天気が良いことが条件のため、機会は限られるのですが、
まだまだいろいろな企画が予定されているので、都合の合う限り応募して、また参加してみたいと思います。

葛西臨海水族園の皆様、とても貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

葛西臨海水族園についてはコチラから >>葛西臨海水族園

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午後も自主学習で生き物調査に。前日の運動会疲れもあり、私は荷物番しながら転寝してしまいました。。

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カテゴリー:テラスを最大限に楽しむ家, 仕事

2017年05月26日

今週はテラスを最大限に楽しむ家の中間検査がありました。
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あいにくの雨の中の検査となりましたが、
検査員の方が構造の耐力壁が申請の図面通りになっているか、筋交いの位置、金物の種類などを
全箇所チェックしていきます。

中間検査の実施は管轄行政によりますが、東京都の場合は木造3階建ては屋根工程完了時なので、
構造金物がすべて終わり屋根の貼り終わる時期となるのですが、
今回は屋上は前面防水仕様のため、防水を行う前で金物が全部終わった段階で今週の検査となりました。

いつもながら、ちゃんとできていることは事前に確認しているのに緊張する時間なのですが、
検査員の方が予定より早く着いて先にチェックされていたこともあり、スムーズに進み、
金物を使ったラーメンフレームについての質問があったので、説明も交えながら無事に完了。
後日中間検査済証を受け取りに行く予定です。

その後は大工さん交えて防水と階段廻りの打ち合わせ。

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トップライトの下地も進んでいますが、雨の日でも十分明るく、吹き抜けの効果を改めて実感。

現場は防水のための下地が順調に進んでいて、来週には防水、サッシ付けへと進んでいきます。

これまでの設計過程はコチラから >> テラスを最大限に楽しむ家

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今週は確認で月曜日も現場に行ってきたのですが、行くたびにいろんなところが着々と進んでいます。

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カテゴリー:子供, 遊び

2017年05月23日

日曜日は家族でロゲイニングのイベントに行ってきました。
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最近参加した友達から話を聞いて楽しそうだなと思っていたロゲイニングが富士吉田であると知り、
家族で参加してきました。

※ロゲイニングとは、地図やコンパスを使って、あらかじめ設定されたチェックポイントを
制限時間内にできるだけ多くまわってくる、というオリエンテーリングのような競技イベントで、
チェックポイントでは撮影者以外のメンバーが入って写真を撮る、というルールがあり、
ポイントごとの獲得点数が異なるので、いかに効率よく多くまわるかの作戦も重要となる競技イベントです。

今回のロゲイニングは、富士登山競争コースエリアでのおすすめランニングコースをもとに、
富士吉田ならではの、チェックポイントはすべて吉田うどんのお店なので食べる楽しみもあり、
点数ではなく回ったポイントの数でゴール後の抽選回数が決まる、というお楽しみイベントで制限時間は3時間。

地図を貰ったらまずは大まかなルートを考え、15か所以上を目標にスタートしました。

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なるべく最短距離で効率よく回るために、我が家は線を引いて道順を決めてから出発しました。

私が膝を傷めていることもあり、歩いたり軽く走ったりしながらですが、
コンパスを使って方位を確かめたり、まったく地の利のないところで地図を見てお店を探すことが楽しく、
ポイントごとに写真を撮っていくのも楽しいしお天気はいいし、なんだか楽しくてテンションが上がります。

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近くて大きな富士山がすそ野の方までずっと見える場所もたくさんありました。

息子も頑張って地図を読んでみたり、学校で習った地図記号を見つけて探してみたり。
道中で会った参加者の方とちょっと相談したり、うどん屋から出てきたお客さんが抜け道を教えてくれたり(笑)、
気が付けばあっという間に8キロほど歩いていて、まわったチェックポイントもなんと10か所!

制限時間もまだ半分くらい残ってるし、こういうのは途中で食べるのも楽しいんだよねー、
ということで10か所めのお店で美味しい吉田うどんを堪能。

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うどんはすごくコシがあって、キャベツも美味しいしお腹にたまります。

・・・しかし食べると気が抜けるもので、息子にも急に疲れが出てきて、さっきまでの元気はどこへやら。。

しかも張り切り過ぎて一番遠いポイントまで来ていたので、どのルートから戻っても時間はかかるし暑いし、
そんな時に限って地図を読み間違えてさらに遠くまで行ってしまうし(苦笑)。

とまあいろいろあり、制限時間は過ぎてしまいましたが、
総距離は12.3キロ、チェック数は10か所のままで無事にゴール。

その後の抽選でも息子がポーチやエナジージェルを当てたり、気持ちよく疲れた楽しい一日となりました。

今回参加した「走ろうにっぽん」のロゲイニングはいろんなところで開催しているので、
またタイミングが合えばいろいろ参加してみようと思います。

イベント企画の皆様、ありがとうございました。

「走ろうにっぽんプロジェクト」についてはコチラから >>走ろうにっぽんプロジェクト

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まわった箇所と順番を申告するので、途中でメモをすることも忘れずに。自然と役割分担ができました。

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カテゴリー:テラスを最大限に楽しむ家

2017年05月19日

テラスを最大限に楽しむ家では、下地工事が進んでいます。
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上棟後、構造金物、耐力壁としての筋交い、構造合板の設置が進み、窓の下地工事へと進んでいます。

今回の建物では金物工法なので、柱と梁の緊結部の金物はあまり表面には見えてこないのですが、
引き抜きの強い箇所への外付けホールダウン金物や筋交いについては、目視で確認しています。

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指定の場所についているか、筋交いはきちんと金物で固定されているかなど、一つずつチェックしていきます。

昨日は施工会社が依頼している瑕疵保証のための検査が無事に完了し、来週は検査機関の中間検査。

現場では2階のリビングに設ける大きなサッシや子供部屋のサッシなどの下地が進み、
監督と大工さんとは屋上の防水に絡むパラペットの位置や高さ寸法や今後のスケジュールについて、
ガス屋さんとは温水床暖房のための引き込みや配管経路、給湯器の設置位置についてなど、
現場でそれぞれの場所に移動しながら打ち合わせを行いました。

昨日は同時に合板などの材料も搬入していましたが、大工さんが協力して足場を付け替えたりガイドを作り、
1階から階高のある3階まで順に人力で上げる作業は、さすがの皆さんでも声が出なくなるほど。。

毎回いろんな人の手が加わっている現場を見ていると、私もしっかり監理していかなければと思います。

これまでの設計監理の過程はコチラから >>テラスを最大限に楽しむ家

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材料を上げるためのガイドは大工さんが作っていましたが、この日は左にある合板を全部上げてました。

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できるだけ雨に濡れないように養生もしながら、テラスの下地作りも進んでいます。

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カテゴリー:仕事

2017年05月18日

今週は設計を進めている工房併設住宅の図渡しを行いました。
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先日の打ち合わせ以降、最終的なすり合わせも含めて進めていた図面が無事にまとまり、
今回は3社に図面を渡し、本見積もりを依頼しました。
意匠図、構造図、電気設備図、機械設備図など、今回の図面はA3サイズで合計80枚ほど。

基本設計時にもお願いした3社で、多少の金額の開きはありましたが、
3社とも前向きにご検討いただけるということで、同じ3社に図面を渡し、本見積もりをお願いしました。

日常の大部分を過ごす工房が1階のほとんどを占め、フレキシブルに使えるようにしておきたい、
という計画なので、間仕切りも最小限に、仕上げも手を加えやすいように構造材を使ってラフに仕上げる。
その代わり、面積や天井高さといった後からは変えにくいものはしっかり確保しておく、
という考え方で決めた予算内で納めたい。

概算時の金額からもう少し詰めるべく、作り方を中心に調整を行っていますが、
詳細図を追加することで金額が上がる要素もあり。

といった設計の意図や、上下水道の引き込み確認、地盤改良についてなどの条件も含め、
図渡し時には説明をします。

今週末にもう一件図渡しがあり、いろんな資料を引っ張り出して事務所内が少し雑多になっていますが、
見積もりがまとまるまでの間は、質疑を確認したり、確認申請の準備など、
今のうちにできる見直や事務所の片付けなど、順に手を付けて進めていこうと思います。

これまでの過程はコチラから >>工房併設住宅

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図面を描きながら調整していた項目に矛盾がないか等、ファイルに綴じる前にもう一度確認しています。

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カテゴリー:仕事, 鉄骨造・二世帯メゾネットリフォーム

2017年05月16日

メゾネットリフォームでは、下地工事が進んでいます。
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メゾネット二世帯リフォームの現場では、2階、3階ともに下地工事が進んでいます。

3階では、まだ被覆工事やサッシの付け替えも予定しているので、もう少し見た目の印象は変わる予定ですが、
鋼製床組みも進み、広さのイメージや天井高さなど、仕上がった時の寸法に近づいてきました。

天井高さをできるだけを高く取れるように少しずついろんなところを調整している効果もあり、
見えてきた空間が広々とした印象で、交換前の窓からの光も明るく、気持ちよくなりそうです。

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設備ではアイランドキッチンと温水床暖房を採用しているので、スラブの上に配管を施工し、鋼製床を施工。
今回は低床タイプのシステム床なので、レベルを調整した束足の上に、20ミリのパーティクルボードを載せ、
この上に、床暖房用のマット、フローリング、と重ね貼りをして完成となります。

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配管のある場所は隠れるように、ギリギリまで上げて天井下地を組んでいます。

リフォームの現場では、解体してみたら寸法配管が違ったなど、いろいろ調整することが多く、
この現場でもいろいろありましたが、無事に下地まで組みあがってきたので、
この先はその下地と決めた寸法に合わせて仕上げていくのみ。

引き続き、完成までしっかりと監理していこうと思います。

これまでの設計の過程はコチラから >>鉄骨造二世帯リフォーム

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ご両親の2階は全体をボード貼りまで進んでいます。

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カテゴリー:子供, 遊び

2017年05月9日

今年のGWは沼津アルプスに行ってきました。
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沼津アルプスとは、駿河湾沿いにある標高400m以下の5つの山をまとめた静浦山地のことなのですが、
今回はその中の、徳倉山(標高256m)と鷲頭山(標高392m)までを中学生の従兄妹達も一緒に歩いてきました。

従兄妹達は初めての山歩きで、私もGW前に膝を傷めていたので無理せずハイキング、というつもりだったのですが、
低山といいつつも一番最初の徳倉山の頂上を目指すルートからロープにつかまりながら登る斜面で、
これは登ることはできても膝に負担のかかる下りは厳しいんじゃない…?との一抹の不安が。。

そのため当初は5つのうちの3つを渡る予定でしたが、行けるところまでのんびりと歩くことにしました。

道中急斜面はありつつも最初の徳倉山までは意外と早く到着したので、休憩はほどほどに次の鷲頭山に向けて出発。
山と山を結ぶ稜線を歩くといっても水平に歩くのではなく、実際は半分くらい下って登るの繰り返しで疲れますが、
地図で見るような駿河湾のカーブが遠くまで見える景色は気持ちが良く、みんなでテンションが上がります。

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カメラを忘れたので携帯のパノラマ機能で撮ってみましたが、高く登ったから見える景色は本当に綺麗です。

とはいえ、景色が綺麗でもやっぱりロープをつかむ急斜面の連続は疲れるもので、お昼頃に着いた鷲頭山の手前、
5つにはカウントされていない小さな志下山山頂でお昼休憩することに。

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簡単なご飯でもみんなで外で食べると美味しく、ここでの休憩もほどほどに、また次に向けて進みます。

道中では、太平洋戦争末期の機関銃座の跡地や、ぼたもち岩という見た目がぼたもちに似た大きな岩があったり、
平清盛の五男、平重衡が隠れ住んでいたという中将岩などの見どころもあり、順調に進んでいたのですが、
途中から従兄妹が不調のため、鷲頭山より先の大平山にはいかず、途中の抜け道で下山することに。

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下山するにも登る場所があるのですが、この斜面が今回の中で一番きつかったです。

帰りは皆で休み休み歩いたので下山は17時を過ぎましたが、最近は日が長いこともあり、明るいうちに下山し、
登山口まで姉が迎えに来てくれたので、無事に実家まで帰り着き、楽しい山歩きが無事に終了。

この沼津アルプスの稜線を中心としたコースはトレイルランニングとして走るのにも魅力的なコースなので、
太郎はところどころ次の目的地まで走って行って戻ってくる、を繰り返していたのですが、
私も膝が治ったら、次回少しは走ってみようと思います。

沼津アルプスについてはコチラから >>沼津アルプス・沼津市観光WEB

これまでの山歩きに関する記録はコチラから >>山歩き

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鷲頭山の手前にある小鷲頭山からは、富士山から駿河湾までの景色が見えました。

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カテゴリー:仕事

2017年05月2日

去年より設計を進めている工房併用住宅の、実施設計を進めています。
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基本設計段階で、規模は変えずにボリューム(主に高さ方向)を減らす調整を行い、
構造も合わせて見直していた内容もほぼまとまり、
昨日は設計の細かな項目を確認するための打ち合わせを行いました。

実施図も揃ってきたのですが、詳細設計をしていく中で変更した方が良いと思った箇所や、
カーテンレールや棚の有無、仕様の確認、ガラスは本当に透明でよいかなどの確認と、
スイッチや照明計画、仕上げのイメージや色の組み合わせ等々。

新しく作った模型と合わせて、一つずつ確認していく作業は時間もかかりますが、
図面を描いている時に出てきた不確定要素をしっかり整理し、仕様を固めていくことで、
その後もイメージも共有しやすくなりますので、ここの時間はしっかり取るようにしています。

フレキシブルに。できるだけ使い方を限定しないアトリエを作りたい。
としてスタートした工房の使い方や規模は、設計していくうちに変わってきた部分もありますが、
先に作り込みすぎない加減も見極めつつ、あと少図面を描いていく予定です。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>工房併設住宅

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高さを抑えた左側が現在の計画。工房エリアはすべてラワン合板貼りとなる予定です。

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カテゴリー:テラスを最大限に楽しむ家, 仕事

2017年04月26日

先週より建て方を行っていたテラスを最大限に楽しむ家が、無事に上棟しました。
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すべて手作業での階高の高いところへの大きな梁の掛け渡しは本当に大変そうでしたが、
無事にすべての梁が掛かり、建て方作業(構造材骨組みの組み立て)が完成しています。

内部の床も建て方時に貼り進めているので、現場ではそれぞれの場所に立ち、
現場では、広さや奥行き、天井までの高さなども体感できるようになってきました。

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2階は階高3.5mほど。3階ボリュームを跳ね出しているため、大きな梁が中心に掛かっています。

今回の設計では、全体の高さと階高をギリギリまで上げ、軒の高さが9mを超える設計としているため、
壁の耐火性能や延焼防止措置としての庇など、法規上の制約は多くなっているのですが、
実際に組みあがった内部に立ち、高さによる開放感や周囲に対して抜ける目線の高さなど、
設計で意図した形となっていることも無事に確認。

この、設計した建物を内部から見ることは、楽しみでもあり、少しドキドキする瞬間でもあります。

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また、隣家の近い東西側は通風のために必要なものだけに開口を絞っているため、
リビング中間部が暗くならないよう、吹き抜けと開閉できるトップライトを計画しているのですが、
上部から落ちてくる光も気持ちよく、十分効果のある部分となりそうです。

現場は引き続き野地板貼り作業へと進んでいるので、ここからも集中していきたいと思います。

これまでの設計監理の過程はコチラから >>テラスを最大限に楽しむ家

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斜線が取り合う3階内部。サッシの高さは1.5mほどですが、この高さでは気持ちの良い視界が広がります。

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2方向から斜線の掛かる角は梁もすべて手加工で。野地板も合わせながら切っていきます。

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地上10mの高さには屋上テラス。プライベートなかなり気持ちの良い場所になりそうです。

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