カテゴリー:遊び

2012年08月17日

昨日から仕事に戻ってますが、お盆は山梨にキャンプに行ってきました。

お天気が怪しい中の決行でしたが、結局雨に降られたのは夜だけで、
今年は鉄鍋フライパンのスキレットでローストチキンを作ってみたり、
トンボカマキリ殿様バッタにハサミ虫と、いろんな虫を探してたくさん歩いてきました。

ここ数年、ほぼ毎年行っているキャンプ場の上には瑞牆(みずがき)山があり、
トレッキングも楽しむことができるのですが、まだまだそこまでは足を延ばせず。

いつかはチャレンジしてみたいなと、夢だけは大きく広がるのですが、
もうしばらくは林間でゆっくり楽しみたいと思います。

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カテゴリー:まんぼう, 日常

2012年08月8日

まんぼうは、8/11(土)~8/15(水)まで、夏季休業とさせていただきます。
連絡は取れる予定ですが、返事は遅れると思います。
皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご了承の程宜しくお願い申し上げます。

※写真は去年の夏休みに追いかけたトンボです。

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カテゴリー:共に育つ家

2012年08月7日

先日より紹介している川崎Kについて、今日は子供のためのスペースを紹介します。

この家の子供スペース、リビングを挟んだキッチン向かいのプレイコーナーは4帖です。
(写真左側がプレイコーナー、右側はご主人のワークスペースです)

当初は仕切りを設けず、リビング繋がりの遊び場として使いますが、
将来はここを2つに分けて、1人当たり2帖の子供部屋になる予定です。

え?2帖?、と思われるかもしれませんが、普段はリビングやダイニングで家族と過ごし、
集中したい時だけこもる勉強部屋であれば、2帖はちょうど良い大きさだと考えています。

それに2帖ですべてを収めるのではなく、その時は上のロフトを寝室として使いますので、
2帖+ロフト3帖=5帖の上と下で、モノと過ごし方など、場所を分けることもできます。

また、この家では1階の水廻り近くに家族全員の衣類をまとめたファミリークローゼットがあり、
この階には衣類収納は必要なく、自分の場所として使える床が5帖、となる予定なのです。

上の写真はロフトには、それぞれの場所から上がれるように2箇所の開口ありますが、
当初はそんなに使わないですし、穴が開いたままでは危ないので、フタをしています。

と、いろいろ想定して設計していますが、実際分けて使うのはまだずいぶん先でしょうし、
分けたとしても、その状態が必要な期間はそんなに長くないかもしれない。
それに、もしかしたら分けることはないのかもしれない、とも思います。

もちろん、家を建てる時には将来のライフスタイルも想定して対応することを考えますが、
できるだけ家族が一緒にいる時間を大事にしたい、というこちらのご家族では、
その時々のスタイルによって、変化できる可能性は確保しつつも、
あくまでベースとなる部分を作ることが大事なのでは、と考えて、このような形を提案しています。

上述のファミリークローゼットも、家族の時間を増やす提案の一つですが、
長くなりましたので、その話はまた次回に。

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カテゴリー:メディア

2012年08月2日

こちらでお知らせするのが遅くなりましたが、執筆に参加した、
「110のキーワードで学ぶ 世界で一番やさしいリフォーム」が出版になっています。

私の参加している田園都市建築家の会のメンバー7人で執筆を担当し、
去年の9月から10か月かけて、まとめた本です。

この「世界で一番やさしいシリーズ」は、若い設計者向けの教則本としての位置づけですが、
わかりやすく、まんぼうにも何冊かあります。

今回は「リフォーム」ということで、
戸建ての新築とは異なる部分を中心に、仕事の流れに沿って解説してありますので、
よろしければ手に取って見てみてください。

耐震や設備に必要な手続きの話など、まんぼうでも見返すことが多くなりそうです。

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カテゴリー:共に育つ家

2012年07月31日

先日の記事の最後に少し触れたLDKの仕掛けとは、ここの写真の中にあります。

この住宅では、LDKが2階にあるのですが、
階段上の空間を利用して、上がりきったところに小さな手洗いを設置してあります。

これは、お客さまが来られて、「手を洗わせてほしい」、と言われた時、
別の階にある洗面所や、2階のトイレの手洗いを使ってもらうのは抵抗があるのでは?、
とのことで、リビングの入り口に設置することを提案したものです。

また、テラスでバーベキューをする時など、近くの水場は便利、ということもあります。

そしてあともう一つ。
実はこの下の扉は、横にスライドしてロックをかけられるようになっていて(↓)、
お子様の小さいうちは、チャイルドゲートとしても使用できるようになっています。

もちろん、小さいうちはチャイルドゲートを買って設置することも可能ですが、
せっかくこだわって作った家だし一時期しか使わないものなので、
だったらゲートも建物と一緒に作っちゃいましょう、とのことで制作しました。

という、そんなにびっくりするほどの仕掛けではないかもしれませんが、
ライフスタイルの中で必要になるものをどんどん追加していくのではなく、
必要があって作るものに用途を兼用させる方が、すっきりとシンプルに、
いろんな意味で理にかなったものになるのではと考えています。

ちなみにこれ、最初は町田Mで、今回は少ーしバージョンアップしています。

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カテゴリー:イベント

2012年07月30日

こちらで告知していませんでいたが、7/28(土)に、青山の家具蔵さんで
家具にまつわるセミナーをさせていただきました。

とはいうものの、まんぼうでは家具工事として家具を作ることはあまり無く、
建物の構成の一部として計画していることが多いので、
住まいに取り入れる時の考え方のバリエーションや素材についてなど、
考え方次第でなんでもできますよ、といった内容のお話をさせていただきました。

但し技術的に不可能なことももちろんありますので、本当になんでも!ではないですが。

写真は8年ほど前になりますが、まんぼうでリフォームを行った住戸の模型で、
ここでは家中のすべての収納をまとめた「収納セット」という家具を作り、
この大きな塊を、部屋の真ん中から少しずらした位置に置くことで、
LDK、寝室、たたみコーナーを緩く分ける住まいを作りました。

連続した天井や壁を見せることで、実際の広さよりも広がりを感じ、
行き止まりを作らないことで、採光や風通しの面でも気持ちの良い住まいとしたものです。

私たちの設計では、住まいに関するいろんな話をすることで家に関する施主の思いを知り、
いろんな形だけでなく、ライフスタイルそのものも含めて提案していますが、
あくまで建築として作るものは、生活のベースとなる部分だと思っています。

具体的にいうと、ひとたび生活が始まると、人だけでなく、お気に入りの家具やモノなどの要素が増えていくものですので、その時にバランスよく共存できる、心地よくラクな住まいを計画することが大事と考えています。

と、少しウンチクめいたことを長々と書きましたが、
自分たちが好きなモノと、家族との距離を含めた自分たちがしたいライフスタイル、
そして、自分たちにあった収納の仕方や家具についてたくさん話していくことで、
住まい手にあった家の形が見えてくるのでは、と思っているのです。

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もう一つ、7/27-29の3日間、まちかど建築家展にも参加してきました。

ここでもいろんな方々とお話しすることができ、
私たちにとってもとても刺激的で有意義な週末でした。

関係された皆様、いろいろとありがとうございました!

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カテゴリー:共に育つ家

2012年07月27日

昨日に続き、川崎K・共に育つ家の内部を少し紹介。

この家では、家族が一番長い時間を過ごすLDKは、2階にあります。

それは、周囲を囲まれる環境であることと、
プライバシーを守りながらも、明かりと風を存分に取り込みたい、との要望から、
ここでは2階がよい、と判断したからです。

実際、お向かいにもすぐ家がある立地環境ですが、
前面となる南側には奥行1間(約1.8m)のテラスを設けることで少し距離を取り、
手すりを兼ねて、お施主さんの身長と同じくらいの高さの目透し貼りをすることで、
お向かいの気にならない環境を作っています。

実際、お引き渡しから半年ほど経っていますが、この家ではカーテンを使っていないので、
今もこの明るさと開放感を維持しています。

左側に見えるスペースは、手前が将来の子供部屋となるプレイコーナーで、
奥はご主人のワークスペース。
その間にある壁には壁掛けのテレビを設置し、下部にAV機器の収納を設けています。
(少し反射して見える扉がAV収納。リモコンが効く素材で作っています)
上にあるのは、お子さんの将来の寝室であり遊び場の、ロフトスペースです。

この写真を撮るときに立っているのはキッチンの前ですが、
キッチンから見るとこんな感じ。

常に家族が見える環境で家事をすることができ、少しこもる環境となることで、
お互い干渉されすぎない、落ち着いた時間を持つことができるようになっています。

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と、まんぼうでは、家族の場所が常につながるLDKを作ることが多いのですが、
一緒に時間を楽しみたいからこと、個の時間を持つことのできる、
ちょっとこもる場所や目線が変わって落ち着ける場所を作ることが大事と考えています。

それは、ファミリーリビングだったりスカイリビングだったり、ロフトやアルコーブだったり。
ちょっと壁があったり段差があって目線が違ったり、作り方や名称は様々ですが、
設計の際には、常に意識していることです。
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その他、この家ではリビング廻りにも少し仕掛けがあるのですが、それはまた次回に。。

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カテゴリー:共に育つ家

2012年07月26日

HPを作り替え中なので、こちらで少しずつ、最近できた建物を紹介していこうと思います。

まずは、今年の2月に竣工した、「川崎K」こと「共に育つ家」。

周囲を住宅に囲まれる場所に建つ、ご夫婦とお子様のための住まいです。

・お子様が小さいうちは家族一緒に過ごす生活を大切したいけど、
 成長やライフスタイルの変化に合わせて対応できる住まいにしたい
・家族の時間を大事にするために、頑張らなくても片づけられる家にしたい
・プライバシーを守りつつも開放感のある家にしたい
・仕事を終えて(深夜に)帰ってきても、寂しくない家にしたい
・テラスでバーベキューを楽しみたい

などの要望から、住まい方に対するさまざまな提案をさせて頂いた住宅です。

周りの家々が近いので、柔らかい明かりがもれるように設計しているのですが、
先日ご主人から、「帰ってきた時、家から明かりのこぼれているシーンが好きです。」
との言葉をいただき、こちらもほっこりさせていただきました。

この家では、まんぼうの考えるさまざまな住まい方を提案していますので、
少しずつ紹介していきたいと思います。

※明日から始まる「まちかど建築家展 in小金井」には、この家も展示していますので、
機会がありましたら、足をお運びいただけると嬉しいです。

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カテゴリー:日常

2012年07月25日

たまには日常のことなど。

いつからか、いろんな食に関するものを手作りすることが好きで、
梅シロップや梅酒にらっきょう、味噌など、いろいろ作っています。

今年も皆が寝静まった深夜に!?、せっせと梅干しを3キロも仕込んでいたのですが、
いい具合に梅酢が上がってきたというのにどうも中途半端なお天気が続き、、。

なんてもたもたしていたら、一瓶の梅酢にカビが発生してしまい、
あわてて焼酎で洗って、小さなベランダで天日干しを始めました。

手前がホーロー容器製の2キロ分で、奥は焼き物のカメ製の1キロ分。
色の違いは乾燥度合いの違いですが、なぜかしわ加減も異なりました。

干した後はもみシソと一緒に梅酢に戻して、赤く漬ける予定ですが、
我が家はそんなに梅干しを食べないので、どうやって消費するかが悩ましく。。

食べるよりもつくることが好きなので、贅沢ですが、制作と消費のバランスが目下の悩みです。

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カテゴリー:イベント

2012年05月26日

※日付表記を間違えていました。6/2(土)が正しい日にちです。

リビングキッチン01 390.jpg

6/2(土)リビングデザインセンターオゾンにて、公開プレゼンを行います。
5/8からオゾンで展示開催されている公開コンペの決勝戦として、
キッチンにこだわったご夫婦の家として、外に作る暖炉キッチンも取り込み、
アウトドアリビングも楽しむ住まいです。
 
自然が豊かで山に近い土地をみつけた夫婦が、散歩やガーデニング(ハーブ)、
パン作りなどを楽しめる「2人でずっと暮らすための家

6/2(土) 13:30~15:30
会場:6F 住まいとインテリアのソリューションスタジオ  
宜しければ足をお運び頂き、感想など聞かせていただけると嬉しいです。
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模型も展示しているので、ぜひ覗いてみてくださいね。
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それと、もうひとつ。
5/27(日)、6/24(日)、まんぼうも参加している田園都市建築家の会で、
 「建築家と家をつくろう」セミナーを開催します。
 
両日とも、まんぼうも参加していますので、宜しければこちらもお越しください。
 
詳しくは下記のHPにてご確認ください。
田園都市建築家の会 「建築家と家をつくろう

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カテゴリー:イベント

2012年05月21日

120521_01.jpg
5/18(金)~20(日)の3日間、ビッグサイトで開催された朝日すまいづくりフェアに、
「豊かな家をつくる建築家12人の会」として参加してきました。

すまいづくりフェアは、家づくりに関するありとあらゆる情報が集まるイベントで、
ものすごい熱気に、私も1参加者としていろんなブース巡りまでしてきましたが、
メインの目的は、建築家と家をつくる、という方法もあるんですよ、というお知らせです。

今回、いろんな方とお話しさせて頂き、
・家づくりってなにから始めたらいいの?
・土地って、なにを基準に決めたらいいの?
・建築家に頼むといくらかかるの?
・建築家には何を伝えたらいいの?
・建築家にリフォームはお願いできる?
などなど、いろんな疑問にお答えさせて頂き、また多くの方と話す機会に恵まれ、
私達にとってもとても有意義で、楽しい時間でした。

建築家に頼むことを難しいことと考えず、
まずはご家族でどんな関係で過ごしたいか、どんな生活がしたいか、などなど、
イメージを伝えてもらえれば、私達が応えますので、まずはどんどん話をしてみてください。

12人の会としても、今後も様々な形で活動を継続していく予定です。
豊かな家をつくる建築家12人の会
pokie machine

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カテゴリー:メディア, 緑に囲まれる家

2012年05月16日

「LiVES 2012 JUN.&JUL vol.63」に、中野M邸が掲載されています。

中庭を囲うように、リビングとダイニングキッチンを配置した住宅で、
自分達の好きなものを集めて、お気に入りのカフェのような家にしたい、との計画どおり、
すっかりMさん色に染まったおうちになっています。

この家はお祖父様の家からの建て替えだったのですが、
キッチンの収納素材には以前の家の壁材を使い、ダイニングセットを引き継ぎ、
昔ながらの土間の台所をイメージした場所となりました。

竣工1年が経ち、いろいろ馴染んできた様子が紹介されていますので、
ぜひ機会があればご覧ください。

LiVES最新刊情報ページの「暮らし上手のキッチン」にも
中野M邸の写真が掲載されています。

http://www.livesjapan.com/latestissue/index.html

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