文化総合センターと第五建設局事務所

2013年01月29日

今日の午前中は渋谷区で行っているがん検診へ行ってきました。

いつも混んでいるのですが、今回はタイミングが良かったのか貸切りのような少なさで、
あっという間に終わりました。

そしてその後は亀戸に移動して、東京都第五建設局事務所へ行き、
無事に受理された、川面の見える家の河川保全区域内行為許可証を受け取ってきました。

移動に使った山手線はまたしても普通の山手線で、反対ホームで見かけることもなかったのですが、
また次のチャンスを目指して電源オンでスタンバイしたいと思います。

ちなみに、渋谷区の検診センターは「渋谷区文化総合センター小和田」という新しい建物の中にあり、
いろんな施設が一緒に入っている、広すぎるほどゆとりがある綺麗な建物なのですが、
東京都第五建設局事務所はシンプルというか効率的というか、まあそっけない建物で、
もしかしたら仮設なのかもしれませんが、なんだか対照的でした。

公共の建物に無駄にお金をかけすぎる必要はないようにも思いますが、
建物も街の景観の一部となることを考えながら設計したいと思います。

すごい数の室外機とか。

川面の見える家の図渡しを行いました。

2012年11月20日

実施設計を進めていた川面の見える家の、図渡しを行いました。

図渡しとは、本見積りを取るための図面や必要な資料一式を渡すことですが、ただ渡すだけでなく、
見積もりに含む工事の条件や注意すべきところ、意図が伝わりにくいかも?と思うところなども含めて、
説明を行います。

今回は概算と同じ3社に見積もりをお願いしたので、建物の概略や場所などは伝わっていますが、
実施設計時に、仕様を追加したり、細かい仕上げや品番、考え方など変更している部分も多くあり、
見積もりで間違い探しになってしまいそうなあたりや、具体的な工期中心に説明をしています。

渡す図面は、私たちが描く建築意匠図、電気設備、機械設備図と構造事務所にお願いしている構造図、
それに、今回は別途制作をお願いしているスチールサッシやホームシアターの図面、仕様書が加わり、
かなりのボリュームになります。

見積もりが出そろうのはほぼ3週間後。

この見積りで出てきた金額から調整を経て依頼する施工会社を選定し、最終金額で工事契約となるので、
とても大事な期間なのですが、気持ちの上ではとりあえずひと段落。

追加で作る図面や申請の準備もありますが、
ちょっとだけ一息ついて、また気を引き締めていこうと思います。

図面リストで確認しながら進めています。

2012年11月16日

現在実施設計中の川面を眺める家の図面を描いています。

実施設計は、詳細は寸法や仕上げの種類、金物の品番など、工事金額に関わるあらゆる事柄を決定し、
見積もりを取るための図面に反映していく作業なのですが、この図面はその後の工事でもずっと使うため、
仕上げの切り替えや端部の納まりなど、詳細な部分も図面を描いて、確認をしながら進めていきます。

現在、仕上げや仕様についてはこれまでの打ち合わせで決定済みなので、
さらに必要と思う詳細図を追加しつつ、図面の矛盾や要望で落としているものがないかなど、
チェックと修正を繰り返しているのですが、この整合性を取る作業が案外時間が掛かるもので。。

実際の作業状況が目で見える方が時間のコントロールをしやすいので、
まんぼうでは図面リストを棒グラフに見立て、どこまで出来たか塗りながら進めています。

とは言え、描いているうちに途中の図面が増えてしまって無理やり2段に分けて塗ってみたり、
終わったはずの図面に修正漏れを見つけて消したり、気持ちだけでもと少しだけ塗り足してみたり、
そしてその間のメモ書きもその横に書いていったりと、いつも机の上にある状態なので、
この最初に作った図面リストは、塗り終わる頃にはカラフルでクタクタなものになっているのです。

サッシの打ち合わせ

2012年11月7日

昨日は現在実施設計中の川面の見える家について、サッシの打ち合わせを行いました。

この家では大きな視界を確保すべく、景色の良い側のサッシを全部壁の外に引き込む計画なのですが、
準防火地域に建つ木造3階建てで、開口部には防火設備としての性能を求められるという条件もあり、
構造壁の位置や形状の整理と合わせて、スチールサッシとしてサイズや仕様を検討しています。

家について考える時間を楽しみたいというご意向もあり、かれこれ1年近く設計していて、
私達もいろいろな可能性や住まい方、素材についての検討をすっかり楽しんでいたのですが、
いよいよ形もまとまり、今月中には本見積りに出す予定として、実施設計もただいま大詰めです。

あと少し。
集中していきたいと思いますので、関係する皆様、よろしくお願い致します。

模型に仕上げをつけています。江東F

2012年08月24日

明日の打ち合わせに向けて、模型をつくっています。

というか、これまでに作っていた模型に、仕上げを追加しています。

設計では、ただ色や仕上げを変えるのではなく、閉じる部屋の外側には木を貼る、
など、プランニングのルールに則って仕上げを切り替えているのですが、
その効果はなかなか図面だけでは伝わりにくいので、模型に表現をつけてみています。

作り始めたら模型の修正箇所を見つけたりと、ちょっと時間がかかりましたが、
なんとか自然光で確認できる時間に完了。。

最終的な色味は現場で確認しますが、この段階での色味の印象も大切にしています。

設計が始まりました。江東F

2011年12月5日

土曜日は新しくスタートした住宅の打ち合わせに行って来ました。
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隅田川を目の前に臨むお宅の建て替えで、「川面をとらえる家」として、
これから成長していく家族とワンちゃん達の距離や居場所を考え、設計を進めています。
現在の住まいには、ご自分達で壁を塗ったり取り入れてきたこだわりがあり、
新しい家に古いものをどう取り入れていくか、ということもテーマとなっています。
写真はダイニングに設置予定の照明。
お2人のイメージする住まいと重なるような、とても温かみのあるやさしいあかりでした。
この住宅は準防火地域に建つ木造3階建てで、河川保全区域に入ります。
関連する法規もしっかり整理しながら、
楽しくこだわりを実現する住まいを作っていきたいと思います。
Fさん、よろしくお願いします。

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