続・キッチンに集う家 電気の撤去から始めてます。

2015年05月26日

続・キッチンに集う家として子供の場所を作るリフォームが始まりました。
Exif_JPEG_PICTURE

昨日はまずは作業範囲の養生と一部解体に、移動や付け替えをする電気類の取り外しからスタート。

前回のリフォームでは躯体表しのままとし、配線類を剥き出しではなくすべて電設資材の鉄管に納めた仕様として、
フレキシブルに対応できるよう、ライティングダクトを使ったレイアウトにしていたのですが、
今回のリフォームでは玄関側にまとまった納戸を作る経過kとしたので、干渉する箇所の取り外しから進めています。

とはいえ、そのまま破棄するのではなく、使えるところに再利用をしていく予定なので、
電気屋さんと新しいスイッチやコンセントの場所を打ち合わせしながら、現況の配線と資材を外してもらっています。

それと、お施主さんの持たれていた既存の大きな収納家具を撤去して収納に作り替えるのですが、
こちらも工事で家具を解体して、搬出、撤去まで。

住みながらの部分リフォームであり、周囲を守りながら解体する必要があるので、
こちらは解体専門ではなく、内装屋さんが一つずつ丁寧に分解する要領で解体し、細かく刻んで袋詰めをして、搬出予定です。

取り外しと解体は昨日までで、今日は昨日まとめた廃材の撤去と追加の養生。
明日の水曜日から大工さんが入り、およそ1週間で玄関側の収納を作り、
現在リビング側に避難してある荷物を詰替えたら、今回の目的、奥の子供の場所作りへと進んでいく予定です。

これまでの様子はコチラから>> キッチンに集う家

詳しい紹介はコチラから>>
目黒Y:好きなモノに囲まれ友と家族とキッチンに集う生活

Exif_JPEG_PICTURE

続・キッチンに集う家 工事が始まります。

2015年05月19日

追加リフォームを進めていた目黒Y邸で、子供の場所を作る工事が始まります。
150519_01

調整していた内容と金額もまとまり、無事に工事がスタートすることとなりました。

前回のリフォームではスケルトンから水廻りとキッチンだけを作り、家具を仕切りとして使われていたのですが、
今回のリフォームでは、土間側から使う収納と、納戸となるファミリークローゼット収納に、
追加で手を加えるきっかけとなった息子さんのための場所とロフトに、奥様のための作業スペースなどを作り、
場所を使い分ける計画となっています。

とはいっても、住まいながらのリフォームですので一度に作るのではなく、
まずは土間側から場所を開けてもらって、収納を作ったら中に物を納めてまた次の場所を作る、という順番で。

昨日はまず土間を開けていただいたのですが、これまで少しずつ物が増えていき、
使ってない自転車やキャンプ道具などが山積みになっていた土間の床が久しぶりに出現し、
「改めてみると広かったんですね。。」なんて言葉ももらいながら、
改めての寸法どりや現況の電気ルートの確認からスタートしました。

これまでワンルームだった場所に収納で間仕切りを作るため、照明やコンセントは移動や追加などの工事も行うのですが、
電気工事は造作工事の合間を見ながら、使い勝手の良いところに調整しながら作っていく予定です。

本格的にスタートするのは来週からで6月末の完了予定まで、
Yさんにはご不便をおかけしますが、改めましてよろしくお願い致します。

詳しい紹介はコチラから>>
目黒Y:好きなモノに囲まれ友と家族とキッチンに集う生活

これまでの様子はコチラから>> キッチンに集う家

150519_02
12階にある玄関前からは目黒の雅叙園を見下ろす気持ちの良い立地ですが、材料はほぼ手運びとなる予定です。。

一緒に楽しむリフォーム 工事が進んでいます。

2015年01月21日

年末に工事契約を行った部分リフォーム、一緒に楽しむリフォームの工事が進んでいます。
Exif_JPEG_PICTURE

当初、一部を作り替える部分リフォームを予定していましたが、見積もり調整の段階で方針を見直し、
今後まだまだ変化する生活スタイルに対応できる余力を大事に、
今回はあまり構成は変えず、全体の仕上げイメージや機器の刷新程度に方針を切り替えて進めています。

工事では、お施主さんの選ばれた柄のあるクロスへの貼り替えや、一部自力塗装でのアクセント壁を作ったり、
いろんなところにご参加いただいた工事もほぼ終わり、あとは一部の設備機器を残すのみとなってきました。

リフォームを行う時には、生活のベースとしてまずは必要な場所だけを作るスケルトンリフォームや、
すべてをイメージ通りに作りこむフルスケルトンリフォーム、
もしくは、動線や使い勝手などの機能面を特に見直す部分リフォームなど、いろいろな選択がありますが、
お子さんが成長した時にもう一度手を入れる余力と今の生活を楽しむ余力のバランスを見据えて、
まずはイメージを変える部分リフォームを行う、という方法も選択肢の一つです。

土地探しから始まり幾度の方針変換を経て、やっと手に入れた住まいでの生活を楽しみ、更新されていく様子が、
私たちとしても楽しみな住まいになっています。

これまでの設計・監理の経緯はコチラから >>一緒に楽しむリフォーム

Exif_JPEG_PICTURE
お施主さんが見つけてこられたドイツ製の大胆な柄のクロスが、いろんな場所のアクセントになっています。

続アトリエのあるリフォーム 可動間仕切りを設置しました。

2014年11月28日

昨日と今日と、アトリエ付きリフォームのAさんのお宅にお伺いしてきました。
Exif_JPEG_PICTURE

引き渡しからずいぶんと時間が経ってしまいましたが、
プライベートスペースに付ける可動間仕切りの設置工事のためで、
完全には閉じない欄間と、外して壁に寄せることもできる建具をつけさせていただきました。

Exif_JPEG_PICTURE

出来上がりはこんな形で、3枚の建具は同じ溝に入れて壁として機能し、
その向こうに出入りのための引き戸を設置。
左側の貼り下にある枠は、収納するための溝になっています。

仕切りたい時に使うだけのものなので、けんどん式(溝にはめ込む方式)にしてあり、
外すときはよいしょ!と持ち上げてもらって運び、外した建具は壁側に収納。

Exif_JPEG_PICTURE

家具屋さん実演の後、奥様にも実際に移動してみていただき、無事動かせることを確認。

Aさん、お忙しい中お時間をいただき、ありがとうございました。

これまでの過程はコチラから >>アトリエのある家

Exif_JPEG_PICTURE
色はこれから、ご主人が白に塗られる予定です。

11/8(土)オゾン住まいづくりセミナー 担当します。

2014年11月5日

住まいづくりセミナーのお知らせです。
141105_01

11/8(土)リビングデザインセンターOZONEにて、オゾン住まいづくりセミナー
「こだわりのライフスタイルを形に~女性建築家によるマンションリノベーション~ 」
を担当します。

 会場 :新宿パークタワー OZONE 6階 子育てふぁーむ
 日時 :11/8(土)13:30~14:30 (2人の建築家が30分ずつお話します)
 テーマ:家づくり比較検討術 建築家に聞こう!理想の家のつくりかた~リフォーム編~
     「こだわりのライフスタイルを形に ~女性建築家によるマンションリノベーション」

マンションリフォームにて理想の住まいづくりを行った例として、
「できるだけつくらない」「暮らし方のベースをつくる」「とことんこだわる」の3例を紹介する予定です。

理想とするライフスタイルを住まいながら作っていくのか、
あらかじめ出来上がった暮らし方のイメージを実現するためにリフォームを行うのかなど。

それぞれの計画でリフォームを行う際にいただいた要望に対しどのように応えたか、
設計で考えていたことやリフォーム後の変化などをお話ししますので、
直前の案内になりましたが、ご興味がありましたら下記よりお問い合わせください。

詳しくはコチラから >>建築家に聞こう!理想の家のつくりかた リフォーム編

※同日、1階のギャラリー3では、「建築家31人×3works vol.15」展も開催中です。

二世帯リフォーム 造作工事が進んでいます。

2014年10月31日

昨日は二世帯リフォームの現場に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE

今回、玄関周りやリビングに、ラーチ合板で作る収納を計画しているのですが、
下地だったところに合板が貼り進み、全体の形がずいぶんと見えてきました。

設備機器の取り付けに向けての下地や電気配線工事、壁のパテ処理なども進んでいるので、
現場ではそれぞれの場所にこれから付けるものや位置など、監督さんと一緒に回って一通り確認してきました。

設備の給水配管やコンセントなど、いったん壁に塗り込められているものもありますが、
そのあたりの準備もあることを確認。
新たに引き直しとなったTV配線や、網戸と雨戸の交換も順調に進んでいます。

週末にはお施主さんとの現場打ち合わせも予定していますが、
この先は壁を仕上げて、建具や襖などの別の場所で作っているものや照明器具、設備器具を取り付けて、
一気に仕上がっていく予定です。

あと少し。引き続き集中して進めていきます。

これまでの設計・監理の経過はコチラから。 >>二世帯リフォーム

Exif_JPEG_PICTURE
ラーチ合板で作った扉をつけて、ラーチの箱になる予定です。

二世帯リフォーム 現場打ち合わせに行ってきました。

2014年10月23日

昨日は二世帯リフォームの現場に行ってきました。
141023_02

この現場では解体後の調整が多く、週一の現場打ち合わせの他、やりとりもほぼ毎日数回ずつ、
というペースで進んでいたのですが、一通りの方針確定とそれに合わせて現場も進んできました。

今回の建具は既存のものを張り替え、塗り替えて使うものが多いのですが、
一部動線から間取りを変更している箇所や造作する収納廻りなどに、新しく作る扉があり、
それぞれの場所について、素材や金物の色、形など、一つずつ整理しながら建具屋さんと確認。

そして電気屋さんとも、新たに追加した配線の位置や照明の種類、仕様について、
現況工事状況と照らし合わせをしたり、間違いのないように確認をして進めています。

来月には引き渡し予定で、現場にはいろいろな工種が入り慌ただしく進んでいきますが、
しっかり集中していきたいと思います。

これまでの設計・監理の経過はコチラから。 >>二世帯リフォーム

Exif_JPEG_PICTURE
和室の作り替えや造作箇所の間仕切りなど、現場は着々と進んでいます。

一緒に楽しむリフォーム スタートします。

2014年10月21日

昨日は新しくスタートする、リフォームの現調に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE

去年の5月に新宿で開催されたキッチンストーリー展を見てくださったことがきっかけで、
気になる土地があるとのご相談をいただき、その土地について調べたり施工会社に相談したり、
対象をマンションリフォームに変えていろいろ見に行ったり。

気がつけば1年以上のお付き合いになりましたが、偶然にも気に入られたマンションが見つかり、
そのリフォームをまんぼうでさせていただくことになりました。

まだ新しく全体もきれいなマンションということもあり、水廻りは触らない部分リフォームの計画で、
ご主人のための小さなアトリエと、お子さんたちが成長に合わせて可変できるような、
そんなおおらかな住まいを作っていく予定です。

現調は午前でしたが、午後に打ち合わせをして、
夜にはご主人も含めてまんぼうに再集合して、契約と打ち合わせの続き。

ここまで来るのが長かっただけに、これまでに見たいろんな物件を思い出したりもしますが、
ここにしてよかったと思える、快適で楽しい住まいにしたいと思います。

改めまして、皆様よろしくお願い致します。

Exif_JPEG_PICTURE
現調ではいろんな部分の寸法を測り、その実測を元に現況図を起こすところからスタートします。

続アトリエ付きリフォーム 引き渡しが完了しました。

2014年10月8日

続アトリエ付きリフォームの引き渡しが終わりました。
Exif_JPEG_PICTURE

ギリギリまで工事が入る形となり、最後の最後で数日の調整をさせていただきましたが、
無事、土曜日にお引き渡しを完了しました。

住み替えを機会に、新たな住まいでもリフォームをすることになり、再度まんぼうに依頼と、
2度も関わらせていただくことができて、楽しい仕事でした。

柔らかな雰囲気の前回とは少し違った印象になるように、全体に白を基調とし、
床はオーク材のパブリックスペースと、パイン材のプライベートスペースに分けてつくり、
着色した合板が際立つ室内は前回と異なる気もしますが、なんとなく通じるところもあるような。

引っ越しも無事終わり、Aさんに住みこなしてもらうことを楽しみにしつつ、
落ち着いた頃にまた写真を撮らせていただき、こちらでも紹介していこうと思っています。

それまでは少しずつですが、紹介していなかった現場の様子なども、
また機会を見てアップしていきますので、お楽しみに。

そして今週末には、耐震化を備えたリフォームの現場もお引き渡し。

一つずつ、集中して仕上げていこうと思います。

これまでの設計監理の過程はコチラから。 >>アトリエのある家

前回のリフォームはコチラから。 >>代々木A:アトリエとアルコーブ、自分仕様にカスタマイズ

Exif_JPEG_PICTURE
こちらはプライベートスペース。パイン材の床の、柔らかな印象の場所になっています。

二世帯リフォーム 解体の確認に行ってきました。

2014年09月30日

先日より着工した二世帯リフォームの、解体状況の確認に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE

間取りの大きな変更はしない予定ですが、和室だったところをリビングと繋げたり、
少し使いづらいところに新たな動線を設けたり、大工さんが解体しながら作業をして進めています。

昨日は現況の確認と、交換予定のサッシや開けてみたら少し問題のあった設備配管周りなど。

戸建のリフォームの場合、既存図面が揃っていないことが多く、
図面があっても位置や寸法が違うこともあるため、現地での確認がとても大事になってくるのですが、
ここの現場も例外ではなく。

開けてみたら違ってたから追加、変更する、ばかりでは設計と見積もりの意味がなくなってしまうので、
できるだけその差をなくすために、設計や見積もり時の現調などを行うのですが、
張り替えなどの部分リフォームの場合には、事前に大きく解体するわけにはいかず、
床下や壁内に隠れる設備配管など、やはり開けてみないとわからないこともあり、なかなか悩ましいところです。

交換するサッシについては方針を打ち合わせ、設備配管は追加の見積もりと延長工期の確認。

急ピッチで進んでいく予定です。

これまでの設計・監理の経過はコチラから。 >>二世帯リフォーム

Exif_JPEG_PICTURE
設備屋さんの作業に関するメモ書き。壊すので無くなりますが、現場では壁に書いて確認することがよくあります。

続・アトリエ付きリフォーム 家具が入りました。

2014年09月25日

アトリエ付きリフォームの現場では、家具と仕上げ工事が進んでいます。
Exif_JPEG_PICTURE

今回は全体に白を基調とした中に、タモ材を使用した家具とシナ合板の壁を配置する計画で、
家具が入るとぐっと全体の完成が見えてきました。

最後の仕上げとなり、家具屋、建具、塗装といろんな職人さんが入り、道具も多い現場ですが、
養生をしっかり行い、未施工の内容とスケジュールなども含めた確認も行いながら進んでいます。

今回のリフォームでは、住戸の中央あたりにコンクリートでできた耐力壁があるので、
その壁をプライベートとして過ごす部分との仕切りとして分けているのですが、
明るく広いLDK、集中できるアトリエ、家族のためのプライベートスペースの3つの領域があります。

Exif_JPEG_PICTURE

アトリエは一人になって集中できるスペースとして、音を遮断することができる独立した個室とし、
緑を眺める位置にカウンターをつくり、前回同様、仕事のための棚もすべて造り付けにしています。

Exif_JPEG_PICTURE

プライベートスペースは小さいお子さんがゆったりと遊ぶことができるように広めのスペースとなっていますが、
これから必要に応じて仕切るための建具が入る予定です。

設計時、全体の中央に位置するアトリエの外側をシナ合板でぐるりと囲む領域分けを提案していましたが、
打ち合わせの中で、全体に見える木のボリュームを減らしたいとの要望からアクセントとして用いる形に変更し、
お施主さんに確認してもらいながら調合した、少し濃いめのオイルステインを塗っています。

引き渡しは月末の予定なのでいよいよあと少し。
現場では最後の仕上げとなっています。

これまでの設計監理の過程はコチラから。 >>アトリエのある家

前回のリフォームはコチラから。 >>代々木A:アトリエとアルコーブ、自分仕様にカスタマイズ

二世帯リフォーム 工事が始まります。

2014年09月18日

設計を進めていた二世帯リフォーム工事の工事契約が日曜日に完了し、現場に解体前の確認に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE

見積もり前にも現地の確認をしているのですが、見積もり調整で変更になった箇所や仕様の確認を行うため、
一部屋ずつ立会い、壊す場所変えない場所、作る内容など、一つずつ細かな確認を行ってきました。

今回の工事では水廻りについては上下階とも一新しますが、間取りについてはあまり変えず、
仕様変更や追加の造作工事を行う箇所が中心となるため、解体作業も大工さんの手で進めていく予定です。

工事は久しぶりになりますが、府中Hの工事でお世話になった三昭建設さんにお願いして、
11月上旬の引き渡しに向けて、進んでいく予定です。

これまでの過程はコチラから >>二世帯リフォーム

Exif_JPEG_PICTURE
見積もり書も確認しながら各部屋、1項目ずつチェック。手間はかかりますが大事な作業です。