続・アトリエ付きリフォーム 大工工事が進んでいます。

2014年09月9日

アトリエ付きリフォームの現場も進んでいます。
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少し前の写真なのでまだ下地が見えていますが、この週末にかけても工事が進み、
下地を作る部分の大工工事と、隠ぺいとなる配管、配線などの設備工事はほぼ完了し、
この先は造作工事と呼んでいる作りこむ部分が進んでいきます。

造作工事についても大工さんの工事として計画していましたが、
今回の工事では可能なものは家具屋さんが工場で作ったものを持ってきて設置することになったので、
壁の仕上げなどと並行して、進んでいく予定です。

床にはオーク材を使用し、壁の仕上げなども前回のリフォームとはまた違った印象になる予定ですが、
出来上がりが見えてくるのが楽しみになっています。

これまでの設計監理の過程はコチラから。 >>アトリエのある家

前回のリフォームはコチラから。 >>代々木A:アトリエとアルコーブ、自分仕様にカスタマイズ

※住み替えのため、新しい住まいのリフォームとなっています。

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今回は間に躯体の壁があるので、大きく二つに分かれた場所になる予定です。

耐震化リフォーム 現場打ち合わせを進めています。

2014年08月6日

耐震化も備えたリフォームの現場で、大工さんも交えた打ち合わせを行いました。
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先日構造の確認を行い、現在は仕様変更にかかる見積もり調整中ですが、
現場は出来るところから進めていて、これまでは土だった床下には土間の打設が進み、
基礎周りの立ち上がりと床面に断熱材を施して、床を作っていきます。

解体の際には、これまでの大引きも使えるところは使う、として残していましたが、
レベル調整や施工性も踏まえた施工側からの提案で、今回はすべて撤去して作り直すことに。
そして合板を張り足す2階床下地は、現在床の不陸を吸収する為、根太を追加して9ミリ合板を貼ることにしました。

その他、先日確認した構造補強の方法や、交換するサッシの仕様についてを打ち合わせしたり。
暑い時期で夏休みもありますが、現場は出来るところから進んでいく予定です。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >>耐震化も備えたリフォーム

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奥のサッシはペアガラスのものに交換予定。間違い探しのようですが、少しずつ現場は進んでいます。

二世帯リフォーム 現地説明を行いました。

2014年07月29日

昨日は多摩市で進めている二世帯リフォームの、現地説明に行ってきました。
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現在図渡しをして見積もりをお願いしているのですが、リフォームの場合は特に、
工事範囲や内容、設計の意図を正確に伝えることが大事になってくるので、
現地での説明も行うようにしています。

今回の工事範囲は水廻りも含めた全てですが、
既存の壁位置を替えない部分については表面のクロス仕上げのみを張り替えとしたり、
建具についても、表面のみの塗り替えのみとして再利用するものもあり、
図面だけではわかりづらい部分を中心に、現地で確認をしてきました。

また、電気設備や衛生設備、鋼製建具など、施工会社の方だけでなく、
工事に入る予定の業者さんも一緒に来られ、いろいろ確認をしてもらいました。

見積もりが出てくるのはもう少しかかる予定ですが、
こちらもまだまだ暑い時期の工事スタートとなる予定です。

これまでの設計の過程はコチラから >>二世帯リフォーム

続・アトリエ付きリフォーム 設備工事が進んでいます。

2014年07月25日

昨日はアトリエ付きリフォームの現場打ち合わせに行ってきました。
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解体も終わり、床下に納まる設備配管と、下地工事が進んでいます。

スケルトンからのリフォームで、水廻りのおおよその位置は変わりませんが、
内部のレイアウトの変更に合わせて、配管もすべて新設しています。

給水、給湯、排水、ガスなど、基本的に設備の配管は床の下地合板の中に納めるので、
先行して配管し、固まったところからその上に床下地の合板を敷いていきます。

現場では、設備の位置や仕上げ予定、納まりなど、監督さんや設備屋さんも一緒に打ち合わせ。

図面もいろいろ描いていますが、リフォームの場合は特に、
現場での確認や打ち合わせが多くなり、現場に足を運ぶ頻度が増えるもので、
昨日も移動は自転車で、暑すぎるほど暑いですが、いい運動にもなっています。

これまでの設計監理の過程はコチラから。 >>アトリエのある家

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浴室廻りの配管もすべて新設。ここも全部隠れて見えなくなるものです。

耐震化リフォーム 構造確認を行いました。

2014年07月23日

今日は構造家の木村さんと一緒に、解体後の現場を確認してきました。
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先週末に現場を施工の海老沢さんと確認し、設計の方針などを打ち合わせしてきているので、
今日はその調整方法の確認や、構造の補強箇所や補強方法についての話が目的です。

解体後の軸組には目に見えて欠陥と思える施工は無く、当時はきちんと施工された印象を受ける建物なのですが、
全体に現在より細い柱で構成されていることや、経年の雨の侵入による腐朽箇所もあり、
柱の交換や補強を必要とする部分もやはりいくつかあります。

柱の交換については外すことはできないので、途中で切って繋ぐ形か沿わせる形で補強したり、
土台にアンカーが不足している場所にはアンカーを補強、柱と土台には引き抜き金物を追加しますが、
アンカーを打って通常用いるホールダウン金物をを入れるのではなく、基礎に負担を掛けない金物を使う、
など、新築とは違い、既に形があるため、使える金物を確認しながら進みました。

また、耐力壁についても、今回の工事で筋交い壁から構造用合板全面梁の壁に変更する為、
下地となる間柱や、壁合板w止めるために必要な土台を入れる場所、
壁を留めつけるために追加する間柱のサイズや施工方法など、
既にあるものを傷めずに強化するための方法についても、確認を行いました。

少し大きな修繕を行う所もあるので、一度まとめてお施主さんに確認していく必要がありますが、
安心して住まえる家となるよう、しっかり固めていく予定です。

これまでの設計監理過程はコチラから >>耐震化も備えたリフォーム

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足元を交換する柱。断面の欠損具合を調べ、交換の必要の有無を確認していきます。

耐震化リフォーム 工事契約が行われました。

2014年06月26日

計画を進めている戸建てリフォームの、工事契約がありました。
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私たちは設計と工事監理を行いますが、実際の工事をするのは施工会社になるため、
工事契約はお施主さんと施工会社の間で取り交わされます。

流れとしては、
設計がまとまったら、設計の内容を図面と併せて施工会社に説明して見積もりを依頼し、
見積もりが出てきたら内容のチェックや、お施主さんとの設計変更や減額要素の確認。
そしてその内容での施工会社との金額の確認、調整などを経て、この内容でこの金額ならOK、
となってやっと工事契約、となります。

去年の12月からスタートしているのですが、
リフォームの場合、まんぼうでは半年の設計期間を頂くことが多く、今回もほぼ半年となりました。

今回は耐震化も計画していて、解体して現在の構造材の状況を確認してから、となる部分があることと、
前面道路が狭く車が入れないため、手運びが中心となることから、ゆとりをみて工事期間は3か月を予定。
施工会社は、中野Mでお世話になった海老沢工務店さんで進めていきます。

来月にはお施主さんご一家が仮住まいに移られ、上旬には解体からスタートする予定ですので、
またしっかりと監理していきたいと思います。

これまでの設計過程はコチラから>> 耐震も備えたリフォーム

2世帯リフォーム スタートします。

2014年05月8日

先日、新しくご相談いただいた戸建てのリフォームのための現調に行ってきました。
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気持ちの良いお天気の中、平成ぽんぽこ狸合戦の森のような緑を抜け、
駅からの道中、上がっても上がってもまだ続く階段は運動不足の身体にはちょっと堪えましたが、
たくさん上がっただけあって、上にはとても気持ちの良い静かな環境がありました。

戸建てのリフォームで、お母様と息子さん世帯が楽に過ごせる2世帯住宅としてご相談いただき、
少し駆け足の工程ですが、秋の引っ越しを目指してスタートすることになりました。

この計画は、先日連絡を頂き、まずはお会いさせていただいたのですが、
数年前に「辰巳琢郎のリモデルきらり」という番組で「狛江S」が紹介されたものを、
好きな家としてずっと録画を残していてくださったそうで、
今回のリフォームをすることになり、その記憶からご連絡いただいたという、なんとも嬉しいお話でした。

私たちのこれまでの仕事からご依頼いただくというのは本当に嬉しくありがたことですが、
狛江Sの設計は振り返ってみると2006年。
そのころと比べて今の自分たちの作っているものはどうか、改めて身を引き締めつつ、
ご要望に応えられる形に作っていきたいと思います。

きっかけとなった狛江Sはコチラから >>
狛江S:犬と好きなものに囲まれる、パリのアパートメント

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床やキッチンにラーチ合板を使用したラフさにこだわり、好きなものを見せる収納で。緑の壁は下階まで連続しています。

「建築家との家づくり」@文京シビックセンター 開催のお知らせ

2014年03月12日

来週末の21日よりスタートする、「建築家との家づくり」についてのお知らせです。
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「建築家との家づくり 」 第2回 無料相談会 @文京シビックセンター

建築家ってどんな人?  
建築家のつくる家ってどんな感じ?  
建築家との家づくりのメリットは?  
設計料ってどのくらいかかるの?

など、建築家や家づくりに関する疑問に、気軽に相談できる場所の一つとして、
去年の秋より始めた文京区シビックセンターでのイベントの、第2回目のお知らせです。

◇イベント情報
「建築家との家づくり 第2回」   
開催日:3/21(金・祝)~24(月)    
時間 :11:00~18:00    
場所 :文京シビックセンター1階・アンテナスポット >> 案内図        
    東京都文京区春日1-16-21         
・東京メトロ 後楽園駅・丸の内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分   
・都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分   
・JR総武線 水道橋駅(東口)徒歩9分

◇参加メンバー:
     石川利治        (3*D空間創工舎)
     磯村一司+政本邦彦   (ギルドデザイン)
     一條美賀+一條太郎   (一級建築士事務所まんぼう)
     後藤栄子+木原ツトム  (トゥイズムデザインスタジオ)
     余田正徳        (余田正徳建築設計事務所)

メンバーは前回と同じ、文京区になにかと縁のある5組。

今回、私たちが滞在するのは、23日と24日になりそうですが、
当日は私たち建築家も交代で常駐しており、実例の展示もしておりますので、
住まいに関して気になることがありましたら、まずはお気軽にお越しくださいね。

現在設計を進めている耐震化を供えたリフォームは、ここでの相談をきっかけにスタートしています。
耐震化も備えたリフォーム

続・アトリエ付きリフォーム 始まります。

2014年03月3日

週末は以前まんぼうでリフォームさせていただいた、代々木のお宅にお伺いしてきました。
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写真のように、一番初めは奥様のアトリエのあるご自宅としてリフォームし、
3年ほど前にお子さんの誕生に合わせて子供エリアのリフォームもさせていただいたのですが、
今回新たなマンションに移られることになり、
またそのリフォームのご依頼をいただき、まずは要望をお伺いに行ってきました。

ご自分たちの住まい方に合わせて、快適な形を作ることをとても大事にし、
その都度ご相談いただけるのは本当に嬉しいですし、ありがたいものです。

先日、新しいお住まいとなるマンションも見せていただいたのですが、
住まいのイメージはお二人とも一貫したものがあるので、これまでものにプラスして、
お子様との暮らし方はアトリエの場所、新たに加わった家具など、
初回となる打ち合わせは、いろいろなお話を楽しくお伺いして無事終了。

完成まではまた半年以上のお時間をいただく予定ですが、
今回もまた喜んでいただける住まいを作っていきたいと思います。

詳しい紹介はコチラから>>
代々木A:アトリエとアルコーブ、自分仕様にカスタマイズ

耐震化リフォーム 施工会社と下見に行ってきました。

2014年01月31日

今日は耐震化リフォームの調査として、付き合いのある施工会社と確認に行ってきました。
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この物件では、前面道路が狭いことに加え、近隣の建物との距離がかなり近いことなど、
施工上手間のかかりそうな箇所が多いため、一度現地を見てもらって、
実際にできる方法や費用などを確認しながら進めていくため、今日は下見に来てもらいました。

心配していた外壁側は、工法は限定するけど施工は出来るとの返事をもらい、ちょっと一安心。

実際にはそれぞれの工事にかかる費用を積み上げ、やること、整理していく予定ですが、
耐震補強のためには内部をほぼスケルトンにする必要があることと、
解体してみたら追加の補強など、必要なものが多すぎて工事費が足りない、
となってしまっては困ってしまうので、調査しながら慎重に進めています。

まだまだ設計はスタートしたばかりですが、
気持ちの良い生活を実現する形をつくっていきたいと思っています。

きっかけとなった「建築家との家づくり@文京」についてはコチラから >>
建築家との家づくり@文京区

メンバーが一緒に活動する建築家31人の会についてはコチラから >>
建築家31人の会 HP
次回vol.12は、3/6(木)~9(日) 新宿パークタワーでの開催を予定しています。

耐震化リフォーム スタートしています。

2013年12月25日

昨日は耐震リフォームの打ち合わせに行ってきました。
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以前より耐震化の検討を行っていた物件で、これまでもやり取りをしていたのですが、
正式にスタートさせていただくこととなり、昨日は初回の打ち合わせにお伺いしてきました。

文京区の密集した地域にあるお宅で、建て替えではなくリフォームを選択しています。

耐震補強や外装修繕、内装リフォームなど、具体的にはこれから進める設計内容によりますが、
工事の優先順位や希望する内容、前回の提案から気になるところなど、
まずは始めるにあたって、進める内容を確認させていただきました。

テーマは、安心・安全・明るい家、そしてご高齢のご両親や家族が快適に暮らせること。

と、目指す生活のイメージははっきりしているので、
年明けには付き合いのある施工会社と一緒に再度現地を確認し、
予算や施工性も見据えながら、気持ちの良い生活を実現する形をつくっていきたいと思っています。

きっかけとなった「建築家との家づくり@文京」に関する活動はコチラから>>
建築家との家づくり@文京区

その時の参加メンバーが一緒に活動する建築家31人の会についてはコチラから>>
建築家31人の会 HP
次回vol.11は、1/9(木)~13(月・祝) 横浜マークイズでの開催を予定しています。

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帰り道には美味しいチョコをいただきました。さりげないクリスマスプレゼントに感謝です。

耐震化と不燃化を併せたリフォームを検討しています。

2013年11月12日

現在、耐震化と不燃化を併せた戸建てのリフォームを検討中しています。
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まずは提案へ向けての準備として、現地調査に行ってきたところなのですが、
古くからの戸建てが密集する地域にあり、現地へのアクセスは道幅2m程度の前面道路のみ。

2mあれば普通に車は通ることができるのですが、実際には電柱や曲がりもあり、
ご近所の木がはみ出していたりで、軽トラックでギリギリか、、という道幅で、
建て替えの場合は道路幅を4m確保するために1mほどのセットバックが必要となる場所ですが、
今回はリフォームとして検討中です。

都内には古くからの住宅が密集した地域も多くあり、区によっては準防火地域内の住宅を対象に、
耐震改修と併せて外壁や屋根を防火構造にする場合は、補助があるところもあり、
今回もその対象地域内での計画です。

建て替えではなくリフォームを選択したのは、様々な条件や今後の住まい方など、
理由はいろいろありますが、これまで暮らしてきた愛着のある家を大切にし、
安心できる安全な家として、今の生活に合わせて作り替え、住み続けたい、
とのご家族の要望を受け止め、快適な家を提案したいと思っています。

まだまだ調べること、検討することはたくさんありますが、
私たちとしても、新しく生まれ変わらせることがとても楽しみになっています。