大田区の共同住宅 建て方が始まっています。

2014年12月4日

大田区の共同住宅の現場では、昨日から建て方が始まっています。
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設計時から変更があり、スキップフロアのある住戸の集まる2階建てとなっているのですが、
昨日からの建て方で、床のレベルや天井高さの違いなど、中の構成具合が見えてきています。

朝から夕方までの作業で、大きなフレームは組みあがり、細かな部材や金具の締固めなど、上棟まではあと少し。
組みあがったら屋根と屋上の下地にかかる予定で進んでいます。

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昨日は空気は冷たくも日差しは心地よかったのですが、今日のお天気は少し雲行きも怪しく、、。
なんとか作業中は雨が降らずにもって欲しいものです。

現場中の調整を予定している事項もあり、現場の進捗を睨みながらの作業や打ち合わせとなっていますが、
年内に屋根と全住戸から専有として出られる屋上の床まで作る予定で進んでいます。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>大田区の共同住宅

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住戸ごとの屋上テラスは下からの目線はカットしつつ田園調布の緑が見える、気持ちの良い場所になる予定です。

大田区の共同住宅 地中障害を撤去して進んでいます。

2014年11月13日

昨日は大田区の共同住宅の現場確認に行ってきました。
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先月から掘削は始まっていたのですが、掘ってみたら地中障害物(昔の基礎の残りなど)があり、
柱状改良だった地盤改良を注入による改良に変更し、障害物についてはほぼ撤去して進めています。

土の中の工事に関しては、全体の工事費予算に大きく影響する可能性があるものなので、
設計時に地盤調査を行い、地盤改良の方法も選定して進めているのですが、
敷地内の数か所に穴をあけて調査する方法では、今回の地中障害物に当たらず、見つからなかったものです。

これまでにも、マンションリフォームで床を開けたら以前の破棄物(剥がしたタイルなど)が敷き詰めてあったとか、
敷地を掘り返したら昔の破棄物が出てきたなどの事例はこれまでにもいくつか経験がありますが、
捨てるためにもお金がかかるので隠してしまおう(埋めてしまおう)、となってしまう業者がいることには、
本当に残念な気持ちになります。

しかし愚痴を言っていても仕方がなく、残したままでは工事が進まなくなるので、
建て主にとって負担が少なく、今後も含めて最良となる方法を練り、現場は進めていきます。

無事地盤改良も終わり、今月に入ってからは、基礎打設のために土を掘る根切り、捨コンと進み、
昨日は建物の位置を確定するための墨出しの確認に行ってきました。

いろいろな条件変更から工期については調整中ですが、ここからは順調に進んでいく予定ですので、
またこちらも集中していきたいと思います。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>大田区の共同住宅

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墨出しの確認。高さのあるところでは下げ振りを使ったり、いろいろな道具を使って確認していきます。

大田区の共同住宅 地鎮祭を行いました。

2014年09月2日

週末には、大田区で進めている共同住宅の地鎮祭がありました。
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諸々の申請も無事通り、一度は金額がまとまれば着工できる状態で進めていたのですが、
いろいろな要因から、計画を大きく見直すこととなり、
全戸にルーフテラスなどのちょっとしたゆとりの場所をプラスした計画として、現在申請を進めています。

お施主さんにはご理解いただき、スケジュールについても大きく変更することとなりましたが、
無事に工事の段取りも進み、この週末にはお施主さんご夫妻と地鎮祭に参列させていただきました。

今回も、設計者である私たちまんぼうが鎌(カマ)を使って草を刈り、
お施主さんが鍬(クワ)を使って耕し、今回の工事をお願いしている三京建設の白井さんが鋤(スキ)で土を盛りました。

何度経験しても慣れることがない地鎮祭は、神主さんのお声で改めて気持ちが引きしまる時であり、
計画のスタートからのことや初心を思い返させてくれる、なんとも言葉では表しにくい神妙な時でもあります。

これから3月の竣工に向けて、しっかり現場監理を進めていきますので、
関係者の皆様、よろしくお願い致します。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>大田区の共同住宅

地鎮祭についてはコチラから >>地鎮祭を行いました。中野M

大田区の共同住宅 見積もりと工期の調整中です。

2014年02月12日

去年より進めている大田区の小さな共同住宅では、現在見積もり調整を進めています。
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先月には諸々の申請も無事通り、金額がまとまれば着工できる状態ではあるのですが、
職人・資材不足や申請に関わる調整など、いろいろな要因から、時期の見直しをして進めています。

今回、風致地区や大田区の地区計画などに該当していたので、確認申請の前に、
・風致地区内 建物許可申請
・地区計画の区域内における行為の届出書
を出していたのですが、更に新しく施行された大田区景観計画にも該当する条項が出てきたため、

・景観計画域における行為の届け出
についても提出し、すべての許可証を添えての確認申請となりました。

申請では、SE構法の木造3階建てですが、軒高が9mを超えるため構造の適合性判定対象であり、
提出先の民間検査機関とも、事前打ち合わせも含めて進めていたのですが、
今回の設計は4階建てで、SE構法の認定は3階建てだが4階に適用できるかは大田区の判断になる、
ということになり、申請後にもいろいろなやり取りをすることにありました。

結論としてはOKとなったのですが、申請の途中で質疑が届くとその都度対応する必要があり、
なるべくスムーズに進むように、区役所や民間検査機関との事前協議を重ねているのですが、
なかなか書類も多く、今回は申請後もとても協議事項の多い申請となりました。

いろいろなスケジュールの変更など、お施主さんにはご理解いただき感謝の限りですが、
賃貸時期も含め、一番いいタイミングで進められるよう、時期を検討していきたいと思います。

これまでの設計過程はコチラから >>大田区の共同住宅

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木造の耐火建築物としてつくるので、木住協の認定書も添付しました。

木造耐火建築物に関する記事はコチラから  >>木造耐火建築物

大田区の共同住宅 打ち合わせを行いました。

2013年07月24日

今日は大田区の共同住宅について、施工会社と打ち合わせを行いました。

様々な法的要件が絡むため、耐火建築物を前提に、木造とRCでの検討を重ねていましたが、
先日の施主打ち合わせで木造で耐火建築物とすることを確定し、現在実施設計を進めています。

今回は施工会社を絞り、工法や納まりの考え方など、必要に応じて確認をしながら進めているため、
今日は打ち合わせでは現在のプランや外壁の仕様、木造耐火建築物にするための作り方など、
模型も使って、お互いの認識を擦り合わせる作業をしていきました。

現在構造調整や実施設計の作図を進めており、予定としては11月着工。

夏の間にコツコツと、しっかり進めていきたいと思います。

設計を進めています。 大田区の共同住宅

2013年05月14日

先週は、新しく始まっている共同住宅の設計の打ち合わせを行いました。

単身世帯を5戸のかわいらしい共同住宅ですが、
それぞれの住戸にいろんなレベルの床を持ち、ロフトやアルコーブ、大きなキッチンなど、
様々な要素を追加していくことで、いろんな暮らし方の提案を計画しています。

今回の敷地は第二種風致地区にあるため、建蔽率60%のところが40%に制限され、
前面道路側と隣地側には2.0mと1.5mの後退を定められているのですが、
緑化や耐火建築、事前協議などをしていくことで、それぞれに緩和を受けることが可能です。

ただ、緩和を受ける場合の後退ラインの確定には時間を要するので、
全体のスケジュールもにらみながら、形を決めていくことが必要になってきます。

その他にも、満たすべき要件はいろいろありますが、
この敷地に出来るだけ多くの床を作りたい、という要望を魅力的なものにするため、
きちんと整理しながら詰めていきたいと思います。

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