吹抜けとテラスを囲み猫と子供と暮らすエコ住宅 HPに公開しました。

2018年07月12日

横浜市保土ヶ谷S、今までの仕事にアップしました。
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これまで「猫と子供と暮らす家」としてブログにアップしていた「横浜市保土ヶ谷S」を、
「吹抜けとテラスを囲み猫と子供と暮らすエコ住宅」として、今までの仕事にアップしました。

横浜市保土ヶ谷S:吹抜けとテラスを囲み猫と子供と暮らすエコ住宅

傾斜地に整備された閑静な住宅地に建つ、親子3人と猫1匹のための住宅で、
・家族の気配が感じられる家
・友達を気兼ねなく招待できる家
・太陽光発電のある家
これらの要望を実現するために、プライベートを維持できる開放的で、緩やかに繋がる空間構成を提案しています。

時間の経つのは早いもので、竣工は2013年となんと5年も過ぎてしまいましたが(汗)、
2階のホールで猫ちゃんが気持ちよさそうにくつろぐ姿や、吹き抜けの大きなクリスマスツリー、
庭での野菜作りなど、時々楽しそうな写真を送ってくださり、私たちもいろんな様子をお伺いしています。

5年なので目立ったメンテナンスのお話はまだありませんが、
これからもいろいろ楽しんでもらえるといいなと思っています。

随分と後回しになってしまいましたが、引き続き少しずつ更新していきますのでお楽しみに。

この住宅のこれまでの過程はコチラから >> 猫と子供と暮らす家

テラスを最大限に楽しむ家 地鎮祭を行いました。

2016年06月20日

週末はテラスを最大限に楽しむ家の地鎮祭を行いました。
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少し時間がかかりましたが、6月に入って確認申請も無事に許可が下り、
調整していた見積もりもまとまり、夏のような好天の中、週末は地鎮祭を行いました。

同時期に分譲されたお隣がほぼ完成し、隣には壁が建ちましたが、
少し高台の真南からの日差しもこの季節は十分入るので、午前中でも日陰が少なく、
魅力的な環境であることを改めて確認しました。

地鎮祭では、四方祓いの後、設計者である私たちまんぼうが鎌(カマ)を使って草を刈り、
お施主さんが鍬(クワ)を使って耕し、今回の工事を行う本間建設の石川さんが鋤(スキ)で土を盛り、
関係者全員が玉串を捧げ、最後に皆でお神酒をいただき、無事に終了。

施工会社とお施主さんとで近隣にもあいさつにお伺いさせていただき、いよいよスタートです。

地鎮祭は行う内容は同じでも、神社さんによって少しずつ異なる部分もあり、
何度も経験していても慣れることが無く、神主さんのお声で改めて気持ちが引きしまる時なのですが、
この時に感じる気持ちを忘れずしっかり進めていこうと思いますので、関係者の皆様、よろしくお願い致します。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>テラスを最大限に楽しむ家

地鎮祭についてはコチラから >>地鎮祭を行いました。中野M

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この視点よりも高い10mレベルにもテラスを作り、この見晴らしの良さも最大限に取り込む計画です。

犬と暮らす二世帯 オープンハウスのお知らせ

2016年05月31日

犬と暮らす二世帯の完成まであと少しとなりました。
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先週には完了検査が終わり、週末には二度目の施主検査を行い、
一部未施工部分の完成と、手直し、クリーニングと進んでいます。

お天気の影響で玄関前の土間コンクリートの打設日程が調整となりましたが、
衛生器具や電気設備の器具、カーテンレール、ハンガーパイプも無事に設置完了となり、
明日のお引き渡しへと進んでいます。

<オープンハウスのお知らせ>
少し近い案内となりましたが、クライアントのご厚意により、下記の日時にて、
「犬と暮らす二世帯住宅」のオープンハウスをさせていただくことになりました。

日時:6/5(日)、11:00~16:00
場所:横浜市鶴見区

ご希望の方は、mambo@mambo-aa.jp までご連絡ください。
折り返しメールにて詳細な案内を差し上げます。

三世代二世帯が犬やウサギと楽しく暮らす住宅です。
お母様の居場所であり共有の場所となる1階と、大きなテラスがあり回遊できる2階が、
中庭を介して緩く繋がり、お互いが楽で気持ちよく過ごせることを大事に計画しています。

ご都合がよろしければ足をお運び頂き、感想等お聞かせ頂けると嬉しいです。

これまでの設計・監理の過程はこちらから >>犬と暮らす二世帯

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通りを入ると奥に見えてきます。

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2階の制作キッチンも完成。造作した脚部にステンレス天板を載せています。

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2階のプライベートな回遊テラス。元気なワンちゃんのドッグランにもなる予定です。

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1階のすべての場所からアクセスできるテラス。これからの季節は水遊びの場にもなりそうです。

犬と暮らす二世帯 上棟式を行いました。

2015年12月17日

工事の進む犬と暮らす二世帯住宅の上棟を祝い、上棟式を行いました。
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月曜日から始まった建て方は火曜日も続き、荷揚げは重機を使いましたが組み上げは大工さんによる手作業で、
まだ締め固める前で、目視でわかるほど揺れるフレームの上を歩く姿はいつもハラハラしてしまうのですが、
安定したバランスで移動し、重いはずの梁材もするすると持ち上げられて、次々と組みあがっていきます。

今回、この現場を担当してくださる大工さんとお手伝いの方も含めて総勢6人で作業を進めていて、
それほど言葉は交わさずとも息の合った作業で出来ていく様子は、見ていても飽きないものですが、
作業の邪魔にならないよう、監督さんと確認したり打ち合わせをしているうちに、ほぼ全体が組みあがっていました。

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今は空き地になっている隣地から全景が見えるのですが、12帖ほどの中庭を中心に、
それぞれL字型のテラス(資材を置いているところです)と、2階部分とでぐるっと囲み、
1階、2階とも、お子さんとワンちゃんたちもぐるぐる走れるコースにもなる予定です。

この日は暗くなる前にお施主さんたちも到着され、一緒に現場に入って見てもらったのですが、
図面だけではなかなか実感できなかった部分を体感して喜んでいただくのは、私達もとても嬉しくなるものです。

今回はまだ足元が安定していないので2階はご案内していませんが、
見晴らしが良すぎるほどの環境に、開放しつつもプライバシーを守るためのバランスなどは、
この先もう少し見え方も確認していきながら、進めていく予定です。

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この後の上棟式では、お施主さんご家族と棟梁でお米と塩とお酒を用いて四隅をお清めしてまわり、
子現場に関わる皆さんと一緒に、上棟を祝して乾杯。

お施主さんご一家のご厚意で、現場の皆さんと一緒に歓談の場をご用意いただいたのですが、
お施主さんと現場で実際に作業している方々との顔を合わせての交流はそれほど機会が無いもので、
みなさん少し緊張しがちでしたが、棟梁の「心を込めて作っていきます。」との力強い言葉がとても印象的な、
お互いを知る良い機会になりました。

これから寒い中での作業となっていきますが、皆さま、引き続きよろしくお願い致します。

これまでの設計過程はコチラから >> 犬と暮らす二世帯住宅

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上棟式に先立ち、一番高いところに幣束(ヘイグシ)を設置。この後は天井裏に納める予定です。

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お清め後は皆で上棟を祝して乾杯。現場へのとても多くのお心遣い、ありがとうございます。

テラスを最大限に楽しむ家 基本設計の図渡しを行いました。

2015年11月19日

先週は、テラスを最大限に楽しむ家の図渡しを行いました。
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基本設計段階なので、概算見積もりとなりますが、出来るだけ本見積もりでのずれが少なくなるように、
平面、立面、断面、仕上げ表の基本図面の他、建具表と、弱電や照明計画図と器具リスト、設備計画とリストなど、
仕様によっては金額に影響しそうなものの図面も付けて、概算見積もりをお願いしました。

どのくらいの金額で出てくるのか、ちょっと緊張する期間を過ごしているところなのですが、
最近、同じ条件で見積もりを取っても金額が上がっていると実感することが多く、施工会社の方からもそんな話を伺います。
今回の見積もりは2社にお願いしていますが、今見積もりが混み合っていて、指定のスケジュールなら無理、、
と見積もりの依頼段階で辞退された施工会社もありました。

付き合いのある会社でもスケジュールが合わず辞退されることはあるので、それだけでは一概には言えませんが、
今回は新しく採用した金物工法での木造ラーメンフレームに、いろんな要望を詰め込んだ形でお願いしていることもあり、
想定している見積額あたりで出て来てくれるか、今回はいつもにも増してドキドキ。。

今回のテーマの「テラスを最大限楽しむ」というのは、いろんなご要望をお伺いしていく中で出てきたのですが、
お施主さんたちの現在の暮らしや理想とする暮らし方に一番合っていると私たちも強く感じていて、
この敷地ならではの、外と一体化するようなテラスと繋がる広々としたリビングと、
リビングテラスから繋がる3種類の屋上テラスは、ぜひ実現したいところでもあります。

昔は納まったのに、、と言っていても仕方がないので、今ならいくらで出来るか、を基準として進めるのですが、
見積もりをお願いしている間にも、いろんな素材や実施設計に繋がる詳細な納まりなど、
新たに作っている1/50サイズの模型も更新しつつ、進めていこうと思います。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>テラスを最大限に楽しむ家

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梁材に埋め込む構造金物。完成すれば見えなくなるのですが、こういうのは綺麗だなあといつも思います。

テラスを最大限に楽しむ家 いろいろな形を作っています。

2015年10月8日

先月よりスタートしたテラスを最大限に楽しむ家の、いろんな形を作っています。
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まずはいろいろとお伺いしたご要望や暮らし方を元に、太郎と二人で相談しつつもそれぞれの解釈で案を作り、
お互いの案を見ながら意見を出し合いながら、進めています。

先日は初回案を持っての打ち合わせだったのですが、3層の建物の中のいろんな場所の関係や、
今回、大きなテーマの一つである、2階テラスからルーフテラスへの動線などを立体的にわかりやすくするため、
各自1案ずつ、2タイプの模型を作ってみました。

模型は1/100サイズで、図面と比較しやすいように各層ごとで作り、
階段は少し簡易化して、リップルボードという波のある紙を切ってイメージが分かるように。
細かく作り込むのではなく、2階はテラスに面するサッシを全部開けてリビングと繋がるように作っています。

打ち合わせでは、気に入ったところや少し変えたいところなどをお伺いしながらスケッチを描き、
1、2階はおおよその方向性がまとまりつつあるのですが、
3階の諸室の場所や光の取り入れ方、屋上への動線などが次回の課題に。

模型を見ながらお話しすることで住まい方のスタイルや理想としている形もいろいろと見えてきて、
もう少しまとまってきたら模型のサイズも大きくしていく予定です。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>テラスを最大限に楽しむ家

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ちょっと仕上げを足してみたり。このサイズでも一緒に検討しながら進めています。

テラスを最大限に楽しむ家 始まります。

2015年09月15日

テラスを中心に暮らしを楽しむ住まいがスタートすることになりました。
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先月より事前に土地の調査からスタートしていたのですが、無事に土地も決まり、
テラスを最大限に取り込み、楽しむ家の計画がスタートすることになりました。

リビングから繋がるテラスと屋上テラスがあり、日常的にリビングテラスのグリルで作った料理を楽しみ、
テラスやリビングで家族や友達と集い、そこから眺める景色も取り込む暮らしを楽しみたい。

そんなイメージをお伺いするだけでこちらもワクワクしてくるようなご要望に、
完成してそのテラスを一緒に楽しませてもらいたい(笑)、と今からとても楽しみになっています。

もちろん、フレキシブルに住まい方を変えられるようにしたい、各自が自分のことは自分で出来るように、など、
日常の暮らし方やライフスタイルへのご要望もいろいろあるのですが、
周囲の緑をたくさん感じられる恵まれた敷地の中に、とにかく気持ちよく過ごせる家を作っていきたいと思います。

ご家族の皆様、改めましてよろしくお願い致します。

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敷地へのアプローチ。驚くほど深い緑や六本木ヒルズまでも見える、眺めの良いテラスになる予定です。

「my HOME+ VOL.30」世田谷I 掲載のお知らせ

2012年10月25日

「my HOME+ vol.30 2012 AUTUMN」に、世田谷Iが掲載されています。

「家事がはかどる間取り」のコンパクト動線として、キッチン廻りが半ページほどの記事で紹介されています。

細長い建物の中のコンパクトに見えるキッチンですが、L字にすることで食品庫まで繋がる動線を作り、
そのすぐ隣にはプライベートバルコニーとランドリー収納と、家事のしやすさを考えた住宅です。

この住宅のキッチン廻りはオリジナルで作っていて、大工さんの作ったシナ合板の台にステンレスの天板を載せています。
白いボックスは施主支給のIKEAの既製品ですが、ピッタリになるように作っています。

と全部書いてしまった気もしますが、機会がありましたら、ご感想・ご意見などいただけると嬉しいです。

詳しい紹介はコチラ。
世田谷I:3階建てに5つの庭を取り込み豊かな生活をつくる


別アングルの写真を1枚。後ろの食品庫には、冷蔵庫も収納。アクセントの照明も施主支給です。