川面のみえる家 最終仕上げを行っています。

2014年01月15日

昨日は川面のみえる家の現場に行ってきました。
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年末に完了検査は終わっていますが、現場では階段廻りの珪藻土塗りやシアター機器の取り付け、
外構の設備や水廻りのシール作業など、細かな部分の最終仕上げ工事が進み、
リビング階ではスピーカーの取り付けも完了し、穴も無くなりすっきりした天井が見えてきました。

去年までの定例は、いつも外にある土間で打ち合わせをしていましたが、
昨日は監督さんと、静かで日当たりの良さが気持ちいい3階で、残りの工事について確認。

あと少し、打ち合わせることもありますが、今週末にはクリーニングが入り、
来週には撮影と網戸などの取り付けと進み、引き渡しに進んでいく予定です。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >> 川面の見える家

現場の終わりが近づくと人や資材が減り、どんどん静かになっていきますが、
引き渡し後の賑やかさも楽しみになっています。

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今回のホームシアターはプロジェクターとスクリーンも埋め込み、使わない時は収納しています。

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浴室廻りは塗装とタイルで仕上げているので、取り合いの箇所はシールをしています。

川面のみえる家 天井のボード貼りが進んでいます。

2013年10月3日

昨日は川面のみえる家の現場確認に行ってきました。
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現場では上の階から天井のボードを貼り始め、実際の形が見えてきました。

梁だけの時、下地だけの時よりも少しずつ目に見えて体感する天井面は下がるもので、
ちょっとドキッとする瞬間ですが、川面への目線も抜け、設計で想定通りの形で一安心。

そして工事段階から入ることになったホームシアター屋さんも交え、
電気屋さんと下工事の位置、状況について、一緒に回って確認。
一部、器具を変えたことによる調整はありますが、大きな問題はなく、こちらも順調です。

今回、3階のロフトは出来るだけ天井を高くするため、リビングとはレベルを切り替える予定ですが、
懐が大きく取れない梁下については、同じ性能でも薄く抑えられる素材の断熱材に変えるなど、
熱の抜けがない均一な断熱性能を確保できるよう、調整しています。
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設計ではいろんなものの高さやサイズなどを決め、図面に記載していますが、
設備との取り合い以外にも現場で出来てきた形を見て、変更・追加することもあるもので、
今回では手すりの高さや天井の形などを再検討し、少し調整しながら進めています。

とは言っても、この調整できるリミットを見誤ると現場の進行や段取りを妨げてしまうもので、
時々進行の速さにドキドキすることもありますが、出来るだけ良いと思う形で完成できるよう、
毎週現場のチェックだけでなく、進行具合や設計内容のチェックもしながら監理しています。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

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2階の子供部屋にはブランコを設置。なかなか楽しい場所になりそうです。

川面のみえる家 配線準備が進んでいます。

2013年09月26日

昨日は川面のみえる家の現場定例に行ってきました。
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断熱材の敷き込みや各種配線にシアター配線のための空配管工事も進んでいます。

今回の室内仕上げは、珪藻土と塗装を使う予定なのですが、
その切り替えのルールとそれぞれの場所を、監督さんと大工さんと一緒に3階から廻り、
下地材に直接書き込みながら確認していきました。

ホームシアターを設置する3階は、なるべく広々とした空間を確保するためシャフトは設けず、
3階のスキップフロアとして作った段差と2階の天井を使って敷設する計画なので、
下階に降りるとから配管がたくさん見えています。

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この辺りは先週ルートを確認したばかりですが、翌週には完了しているスピードで進んでいくので、
現場での判断はなかなか気が抜けないところです。

それと、先日の定例後、お施主さんから受け取った杉の一枚板についても確認。
現場に入ってから使うことが決まった材で、どのような形で使うか課題となっていましたが、
この形や素材感を生かしつつ、無事に日常に取り込む場所に納まりそうです。

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この後、監督さんと大工さんで上階に運んでいましたが、ものすごく重そうでした。

川面のみえる家 天井下地が進んでいます。

2013年09月20日

現場定例で、川面のみえる家の現場に行ってきました。
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3階にある、川面を見下ろすリビング階の天井下地が張り進み、
ホームシアターのためのスピーカーやプロジェクターの下地ボックスも設置が進んでいます。

この住宅では川に向かってスキップフロアのレベルを下げて計画しているので、
どの場所からも川面や行き交う船の姿や音を確認することができ、心地良い風の流れる現場になっています。

左手に見えるロフトもスキップフロアに組み込むことで、ダイニングから簡単に上がることができ、
リビングやキッチンとも近い目線で繋がる場所になり、
ダイニングの手前、リビングから見て奥にあるキッチンも、全体を見渡せる場所になる予定です。

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この日はお施主さんも来られて、いろんな場所の寸法や形など、一緒に確認していただき、
広さや明るさにも喜んでいただいて一安心。

現場の打ち合わせもこの日は長時間に渡り、終わる頃には薄暗くなっていました。

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現場打ち合わせ中。漏れがないよう施工の段取りと図面を合わせて確認しています。