工房併設住宅 基本設計の図渡しを行いました。

2016年12月15日

設計中の工房併設住宅の図渡しを行いました。
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2週に一度ペースで打ち合わせを行い、大きなコンセプトや仕様がまとまってきたので、
現在の計画で進めていけるか確認するために、施工会社2社に見積もりをお願いしました。

基本設計段階なので見積もりはまだ概算となりますが、出来るだけ本見積もり時のずれが少なくなるよう、
平・立・断面図、仕上げ表の基本図面の他、キッチン、洗面、収納などの造作詳細図や、
建具表や、弱電や照明の電気計画図と設備計画図に器具リストと構造図一式で図渡しを行いました。

合わせて、細かく決めて作り込むよりも大きな空間を確保したいこと、工房には可変性を持たせたいこと、
工房とプライベートエリアの動線、素材やメンテナンス性など、忙しいご夫妻にとってのこだわりを盛り込み、
作品作りに集中できるラフな空間という設計での主旨や考え方や、予算やスケジュールも説明しています。

今回の計画地は埼玉県の上尾市なので、現場から比較的近い埼玉県内の施工会社2社に依頼。
どちらも初めてのお付き合いとなりますが、いろんな繋がりからも様子を聞いて依頼していますので、
実際に話もさせていただいた印象も含め、その点はあまり心配していません。

最近の価格動向なども含めいろいろな話をさせていただき、実際にどのくらいで出てくるかは少しドキドキですが、
今できる仕様に合わせて作ることが大事なので、見積もりを見て、また進めていきます。

この時期の見積もりは年末年始のお休みを挟むため少し時間がかかりますが、
いろんな素材や実施設計に繋がる詳細な納まりなど、その間にもできることは進めていこうと思います。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>工房併設住宅

メゾネット二世帯リフォーム 模型を作っています。

2016年04月26日

メゾネット二世帯リフォームの、模型を作っています。
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これまでの打ち合わせやメールでのやり取りなどで、ほぼ内容は固まってきているのですが、
2世帯の関係やそれぞれの配置など、よりイメージをわかりやすく伝えるため、
明日の打ち合わせに向けて、模型を作っています。

最近なんでも離した方がピントが合うので、大きなスケールの方が作りやすいのですが(苦笑)、
今回は全体の大きさやバランスを考えて1/50サイズで。

細長い建物の中を、さらに半分に仕切られた形となる階もあり、とても細長い模型が出来つつありますが、
それぞれの場所からの見え方や光の入り方などを見るには、模型ややはり有効なものです。

この先、全体のプランやが仕上げのイメージを固めて、概算見積もりへと進めていく予定です。

これまでの設計の過程はコチラから >>メゾネット二世帯リフォーム

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今回はらせん階段を新たに入れる予定なので、小さな踏板を積み上げて作っています。

テラスを最大限に楽しむ家 基本設計の図渡しを行いました。

2015年11月19日

先週は、テラスを最大限に楽しむ家の図渡しを行いました。
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基本設計段階なので、概算見積もりとなりますが、出来るだけ本見積もりでのずれが少なくなるように、
平面、立面、断面、仕上げ表の基本図面の他、建具表と、弱電や照明計画図と器具リスト、設備計画とリストなど、
仕様によっては金額に影響しそうなものの図面も付けて、概算見積もりをお願いしました。

どのくらいの金額で出てくるのか、ちょっと緊張する期間を過ごしているところなのですが、
最近、同じ条件で見積もりを取っても金額が上がっていると実感することが多く、施工会社の方からもそんな話を伺います。
今回の見積もりは2社にお願いしていますが、今見積もりが混み合っていて、指定のスケジュールなら無理、、
と見積もりの依頼段階で辞退された施工会社もありました。

付き合いのある会社でもスケジュールが合わず辞退されることはあるので、それだけでは一概には言えませんが、
今回は新しく採用した金物工法での木造ラーメンフレームに、いろんな要望を詰め込んだ形でお願いしていることもあり、
想定している見積額あたりで出て来てくれるか、今回はいつもにも増してドキドキ。。

今回のテーマの「テラスを最大限楽しむ」というのは、いろんなご要望をお伺いしていく中で出てきたのですが、
お施主さんたちの現在の暮らしや理想とする暮らし方に一番合っていると私たちも強く感じていて、
この敷地ならではの、外と一体化するようなテラスと繋がる広々としたリビングと、
リビングテラスから繋がる3種類の屋上テラスは、ぜひ実現したいところでもあります。

昔は納まったのに、、と言っていても仕方がないので、今ならいくらで出来るか、を基準として進めるのですが、
見積もりをお願いしている間にも、いろんな素材や実施設計に繋がる詳細な納まりなど、
新たに作っている1/50サイズの模型も更新しつつ、進めていこうと思います。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>テラスを最大限に楽しむ家

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梁材に埋め込む構造金物。完成すれば見えなくなるのですが、こういうのは綺麗だなあといつも思います。

テラスを最大限に楽しむ家 いろいろな形を作っています。

2015年10月8日

先月よりスタートしたテラスを最大限に楽しむ家の、いろんな形を作っています。
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まずはいろいろとお伺いしたご要望や暮らし方を元に、太郎と二人で相談しつつもそれぞれの解釈で案を作り、
お互いの案を見ながら意見を出し合いながら、進めています。

先日は初回案を持っての打ち合わせだったのですが、3層の建物の中のいろんな場所の関係や、
今回、大きなテーマの一つである、2階テラスからルーフテラスへの動線などを立体的にわかりやすくするため、
各自1案ずつ、2タイプの模型を作ってみました。

模型は1/100サイズで、図面と比較しやすいように各層ごとで作り、
階段は少し簡易化して、リップルボードという波のある紙を切ってイメージが分かるように。
細かく作り込むのではなく、2階はテラスに面するサッシを全部開けてリビングと繋がるように作っています。

打ち合わせでは、気に入ったところや少し変えたいところなどをお伺いしながらスケッチを描き、
1、2階はおおよその方向性がまとまりつつあるのですが、
3階の諸室の場所や光の取り入れ方、屋上への動線などが次回の課題に。

模型を見ながらお話しすることで住まい方のスタイルや理想としている形もいろいろと見えてきて、
もう少しまとまってきたら模型のサイズも大きくしていく予定です。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>テラスを最大限に楽しむ家

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ちょっと仕上げを足してみたり。このサイズでも一緒に検討しながら進めています。

テラスを最大限に楽しむ家 始まります。

2015年09月15日

テラスを中心に暮らしを楽しむ住まいがスタートすることになりました。
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先月より事前に土地の調査からスタートしていたのですが、無事に土地も決まり、
テラスを最大限に取り込み、楽しむ家の計画がスタートすることになりました。

リビングから繋がるテラスと屋上テラスがあり、日常的にリビングテラスのグリルで作った料理を楽しみ、
テラスやリビングで家族や友達と集い、そこから眺める景色も取り込む暮らしを楽しみたい。

そんなイメージをお伺いするだけでこちらもワクワクしてくるようなご要望に、
完成してそのテラスを一緒に楽しませてもらいたい(笑)、と今からとても楽しみになっています。

もちろん、フレキシブルに住まい方を変えられるようにしたい、各自が自分のことは自分で出来るように、など、
日常の暮らし方やライフスタイルへのご要望もいろいろあるのですが、
周囲の緑をたくさん感じられる恵まれた敷地の中に、とにかく気持ちよく過ごせる家を作っていきたいと思います。

ご家族の皆様、改めましてよろしくお願い致します。

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敷地へのアプローチ。驚くほど深い緑や六本木ヒルズまでも見える、眺めの良いテラスになる予定です。

犬と暮らす二世帯 模型を作っています。

2015年02月26日

今日は犬と暮らす二世帯住宅の模型を作っています。
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現在見積もり調整中なのですが、これまでの1/100模型からスケールアップして、
調整箇所も含めた模型作りに取り掛かっています。

この住宅では中庭に向かって見通しが良くなるように壁を少なくしているので、
ここまではわりとあっという間に出来上がるのですが、
1階の天井高さ、2階の床レベルをいろいろ切り替えているので、この先どう作るか。。

なんてところで少し試行錯誤したり、窓の位置も少し調整してみたり。
模型を触ったり図面に赤入れしたりしながら、作業しています。

見積もりは建物本体と解体、地盤改良分が出てきたところで、
少し超えている部分もありますが、概算レベルではおおよそ予想通りでちょっと安心。

まずは基本方針の確認をして、今後の詳細設計に進んでいく予定です。

これまでの設計の過程はコチラから >>犬と暮らす二世帯住宅

音楽を楽しむ家 初回プランをつくりました。

2015年02月17日

音楽を楽しむ家の打ち合わせがあり、初回のプランを提案をさせていただきました。
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初回提案では、例えばリビングの場所が異なる案などいくつか提示させていただくこともあるのですが、
今回はリビングの位置、音楽室の場所、家全体への繋げ方など、まんぼうの中でも意見がまとまり、
それぞれのアイデアや気になること、場所の作り方などを整理し、1つの形としてつくりました。

家の中心に音楽室があり、そこからいろんな場所に繋がり、それぞれの場所も住まいながら作りこむ、
ざっくりとした大きな空間をつくり、そこにラフな素材を持ち込む、
そんなイメージとバランスをIさんご夫妻にもとても気に入っていただき、ほっと一安心。

まだまだスタートしたばかりで今回の形が確定ではありませんが、
場所や家族の繋がり具合、庭との関係など、私自身が住みたい形と重なる部分もあり、
いつものことながら、自分の感覚に置き換えてみたりしながら、いろいろな暮らし方のイメージを膨らませています。

つかまり立ちし始めたばかりのお子さんの成長も見守り、家族で楽しむ、
そんな住まいになればと思っています。

これまでの過程はコチラから >>音楽を楽しむ家

犬と暮らす二世帯 設計が進んでいます。

2014年12月9日

犬と暮らす二世帯住宅では、設計が進んでいます。
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まずは全体の間取りとイメージを固めていく基本設計中で、
私たちが提案するものを元に、住まい方も含めてイメージする中で出てきた意見を盛り込んだり、
2週に1度くらいのペースで打ち合わせを重ねています。

1階にお母様の場所と共用スペース、2階を子世帯、との方針はほぼ決まり、
お母様の場所の作り方や共用となる水廻りの位置、お子さんのスペースやワンちゃんの場所など、
いろいろなご要望や意見をいただきながら、ここのところいろいろなパターンを作っていたのですが、
ご夫妻で相談して来られた先日の打ち合わせで、一番最初に提案した形をベースに進めることになりました。

いろいろ作業してもらって申し訳ない、、、とお話しされましたが、
その後のいろんな形を見てみたからこそ、最初の案の住まい方の良さを分かってもらえるわけですし、
一番最初に案を作る時には、私たちはいろんな可能性を考えて整理し、
その中で、この形が最良と自信を持って言える住まい方を提案しているつもりですので、
その形が良いと思ってもらえることは、とても嬉しいものです。

これまでの設計でも、いろいろな経過を経て一番最初の形に戻る、というのはよくあることですし、
それらは大事な過程だと思っていますので、もちろん問題はありません。

内部の仕上げや外観のイメージについても概ね固まってきましたので、
あと若干のプランの調整をしつつ、設備の仕様やプロットまでを年内にまとめて、
年明けに概算見積もりとして進んでいく予定です。

これまでの設計の過程はコチラから >>犬と暮らす二世帯住宅