横浜での打ち合わせに行ってきました。

2014年08月4日

金曜日は建築家31会の準備打ち合わせで、横浜に行ってきました。
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31会メンバーとはいろいろなところで会っているので、なんだかすぐに次のイベントのような気がするのですが、
次回、9月に横浜みなとみらいで開催予定の建築家31人展の準備打ち合わせで、
みなとみらいのマークイズの中にある、東京ガスさんのショールームに行ってきました。

今年の1月にも同じ東京ガスさんのショールームの中を会場として貸していただいたのですが、
その時がとても好評だったこともあり、1年を開けず、9月開催を予定し、準備を進めています。

2度目になるので、大きな会場の配置やイメージは共有できているのですが、
それに加え、前回の反省点や改善点なども、実際の会場となるホールを確認しながら、
それぞれの担当目線で確認をしてきました。

今回のテーマは横浜ということもあり、「狭小地」、「変形地」、「傾斜地」を挙げていますが、
もちろん、それ以外の様々な特徴のある土地や暮らし方など、いろいろな住まい方の展示を行っていく予定です。

またいろいろな準備が進みましたらお知らせしていきますので、どうぞお楽しみに。

「建築家31人×3works vol.14」
 日時 :9月12日(金)~15日(月・祝)   10:00-20:00(最終日は~17時)
場所 :MARK IS みなとみらい4F 東京ガスショールーム  >>MARC IS 案内図

建築家31人会 HPはコチラから >> 建築家31人の会

町田M「スーパーJチャンネル」放映のお知らせ

2013年10月21日

町田M・旗竿地の空を取り込む家が、明日のテレビ番組で放映されることになりました。
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 番組名 :スーパーJチャンネル(テレビ朝日)の新東京見聞録コーナー
 日時  :10月22日(火) 18:15頃~(15分ほどの予定です)
 ※ ニュース番組なので、突然の変更がある場合もあります。

外国人レポーターが取材先で感じる日本を、ニュース番組という枠の中で真剣に、
また面白くご紹介する「新東京見聞録」というコーナーで、
旗竿地という不便な(ところもある)土地を克服し、住まいを楽しんでおられるご家族として
紹介される予定です。

今回は予定が合わず、私たちは取材に立ち会っていないのですが、
ちょっとドキドキしながら放映を楽しみにしています。

明日の夕方と、直前の告知になってしまいましたが、
宜しければご覧いただき、また感想などお聞かせいただけると嬉しいです。

この住宅の詳しい紹介はコチラから >>
町田M:旗竿の空をみるリビングと緑を臨むインナーテラス

キーワードで見つける建築家の住宅展 始まります。

2013年09月19日

今日から「キーワードでみつける建築家住宅展」が始まります。
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場所は横浜にあるマークイズの中、東京ガスショールームのくらしのライブラリースペースで、
建築家31人の会から12人のメンバーが参加して展示を行います。

昨日の夕方から、自分たち自身で展示台を組み立てるところから設営開始しましたが、
最近手慣れてきたのか、サクサク組み立て、台の上に模型を載せてパネルを貼って完成です。

この企画では、
建築家の設計した住宅の模型を、住まいや敷地の特徴で分類し、紹介していきます。
第一回のテーマは、「中庭」と「傾斜地、変形地」。
さまざまな建築家やのアイデアや工夫をぜひご覧ください。

まんぼうでは「中庭」をテーマにした、世田谷Iを展示しています。
今回、会場への常駐はしない予定ですが、いろいろな事例がありますので、
ご興味がありましたらぜひ足を運んでみてくださいね。

◆キーワードで見つける、建築家の住宅
     ~「中庭」「変形地、傾斜地」
展示期間:9/19(木)~23(月・祝)
     10:00~20:00(最終日は17時まで)
場所  :横浜みなとみらい マークイズ4階 
     東京ガスショールーム くらしのライブラリー  >>マークイズMAP
主催  :建築家31人の会
問い合わせ:建築家31人の会事務局

世田谷Iについての詳しい紹介はコチラから。
>>世田谷I:3階建てに5つの庭を取り込み豊かな生活をつくる

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設営風景:一つ一つの事例が独立して、ぐるりと見られるように展示しています。

隣地との距離について

2013年01月10日

隣地境界線からの最少施工距離を確認していたので、覚書として。

まんぼうで一番小さいものは、隣の家と繋げて施工した「上越M」のゼロですが、
実際は見えなくなる面にサイディング材を差し込むために、50ミリほど空いていて、
その上にカバーをかけています。
※極端に細長い敷地の続く多雪地域で、建物と正面の雁木(がんぎ)は隣家と繋げ、
後から施工する方が水と雪の仕舞(処理)をする、という、町のルールがありました。

その次に狭いのは狭小変形地に建つ、「豊島T」。

この住宅では、深基礎となる地下コンクリートの外に、設備配管や枡を施工し、
外壁の金属板を職人さんの手で葺くための通常足場を必要としたことなどから、
最少でも350前後を確保していますが、
エントランス廻りなど、部分的にはコンクリート床は跳ね出させ、
もう少し小さい寸法で施工しています。

現在申請準備中の川面の見える家でも、建物幅を広げるため最少寸法を検討しましたが、
お隣の家が現在境界線上に建っていて、空中での越境作業も見込めないことや、
モルタル塗り下地を作る職人が、むらなく仕上げられる施工寸法として、
最低でも境界から400以上は必要との判断で、最終的には500としました。
(それでも、給湯器は狭い場所用の、横排気タイプを使用します。)

これらの寸法というのは、なかなか明言された資料というものはなく、
付き合いのある監督さんに施工側からの意見を訊いたりしながら確認していますが、
施工会社によって判断が異なる場合もありますし、ミリ単位で動けない部分でもあるので、
最少と思う数値から少し余裕を見るようにしています。

こういった話は狭小地や細長い敷地を検討中に相談されることが多いのですが、
施工は可能でも、敷地に定められている建蔽率を超えることはできないということと、
民法では境界線より500以上離すことを定められているので、合わせて確認が必要です。

その他に、構造形式や隣地との高低などの要因も関わりますが、
最終的には、プランや内部の使い方、仕上げ材、設備機器、施工性など、
全てを合わせて整理することで決まる、と考えています。

と、長々と書きましたが、こんなことを考えているといろんなところが気になるもので、
いつもの散歩道も、お隣との距離や仕上げなど、じろじろ見ながら歩いています。。

詳しい紹介はコチラ>>
上越M:豪雪地の極端に細長い敷地に中庭と吹抜けをつくる
豊島T:狭小傾斜変形敷地に抜群の360°眺望を取り込む

これまでの設計過程はコチラ>>川面の見える家