工房併設住宅 完了検査がありました。

2018年03月27日

先週になりますが、工房併設住宅も完了検査がありました。
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先日同様、完了検査は建物の工事が完了しているか、申請通りにできているかのチェックで、
確認の許可証を発行した審査機関の検査員の方が来られて確認していきます。

一部手すりや器具付けが残っていたため、その箇所は改めて完了報告を行いますが、
法規に関わる形や仕上げは大きな問題もなく、無事完了。
この日の現場ではまだ少し材料が残っていましたが、全部床のモルタル上に防塵塗料を塗って、
内部には大きなアトリエスペースが完成する予定です。

今回、大きく使いたい1階には塗装室と倉庫以外の仕切りは作らず、
壁仕上げと天井高さの切り替えだけでダイニングを兼ねた休憩スペースを作っているのですが、
キッチンの床タイルもアクセントになり、アトリエとはまた違った印象の場所が出来てきました。

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階段で緩い領域分けを行っています。

1階の正面が大きくガラス張りで、広いアトリエスペースは通りからの見通しも良いため、
ご近所の方々からはカフェができると楽しみにしてくださったようですが、
野菜などを育てることもできる広い土の庭を整え、木の目透かし塀で囲う予定です。

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通りに向かって開放する形ではないけど完全に閉じるわけでもなく。光と風はは取り込むアトリエです。

内部は、1階がアトリエ、2階がプライベートスペースで、ご夫妻の個室や寝室、水廻りというシンプルな構成で、
エリアが切り替わる場所となるホールも、ただの通路ではなく、気持ちの良い場所となるよう作っています。

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奥に見えるのはサンルーム。中央の階段を渡った先はプライベートな個室へと続きます。

まだこの先、残工事の完了確認や施主検査、竣工写真撮影、と続き、
お引き渡しはもう少し先になりそうですが、こちらも落ち着いたらまた少しずつ紹介していきますので、
どうぞお楽しみに。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 工房併用住宅

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塗装室はシリコン溶剤を使用するため密閉空間となっていますが、明るさと視線は通る明るい場所になっています。

光庭に向かう開放感ある家 完了検査がありました。

2018年03月16日

昨日は光庭に向かう開放感ある家の完了検査がありました。
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完了検査とは、文字通り、建物の工事が完了しているか、申請通りできているかのチェックで、
確認の許可証を発行した審査機関の検査員の方が来られて確認します。

今回、外構工事と一部の器具付けが残っていましたが、
法規に関わる形や仕上げはすべて完了しているので予定通りの検査となり、結果は指摘事項無しで、無事合格。

また、この住宅では住宅性能証明書の取得のため、省エネ性能基準の断熱等性能等級の基準で設計していて、
そのための検査もあったのですが、こちらも無事に合格。

※今回の住宅では税の控除を受ける条件としての住宅性能証明書を取得するため、
外皮(外壁や屋根)の断熱材グレードを上げ、必要な箇所には性能を満たすものを施工しています。

許可を受けた申請の通りに作り、その経過も含めて記録・確認しているので問題は無いはずですが、
検査というのは本当に何度体験しても慣れないもので、毎度ちょっと緊張する時間です。

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スキップフロアの構成の中間にある洗面台は光庭に向かい、毎朝気持ちの良い空を眺める予定。
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間口2m弱、奥行4.6mの光庭はどの部屋からでも眺められる構成で、それぞれの目線を変えています。

建物は外部の足場が取れて正面の大きな県道からも一望できるようになり、
内側の光庭からも空を切り取って見える景色や屋上テラスから見える空もなかなか心地が良く。
内部も養生が取れて全体を通して見えるようになり、まだ残っていますがなんだかほっと一安心です。

現場では、今残っている工事の内容と今後のスケジュールについても確認。
この後はそれらの完了確認と、事務所検査、施主検査に写真撮影と続き、来月頭にはお引き渡し。

また少しずつ紹介していきますので、お楽しみに。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 光庭に向かう開放感のある家

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お子さまのための、外を眺める窓。ここからいろんな車を見つける予定です。

川面のみえる家 完了検査がありました。

2013年12月27日

今日は朝から川面のみえる家の完了検査がありました。
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現場では珪藻土塗や器具付など、昨日まで作業が続いていましたが、
本日は完了検査となり、指摘箇所もなく、無事合格となりました。

偶然にも、今日は以前世田谷Iの中間検査を担当された方が検査員として来られ、
検査中の雑談で、住まいの形や素材についてもいろいろと嬉しい感想をいただき、
なんとも充実した検査の時間となりました。

外構やホームシアター工事などは年明けのため、現場はもう少し続きますが、ひとまずひと段落。
現場は今日と月曜日で土間の打設をし、年末年始を養生期間とする予定です。

1月下旬の引き渡しに向けて、引き続き、きちんと作っていきたいと思います。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >> 川面の見える家

<<お知らせ>>
まんぼうは、1/5(日)まで冬期休業とさせていただきます。

来年も楽しく気持ちの良い家づくりをしていきたいと思いますので、
今後ともよろしくお願い致します。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。

※以下は川面のみえる家の内部。来年も引き続き紹介していきます。
131227_06オリジナルで制作したキッチンも無事据え付け完了。面材はウォールナットの突板仕上げです。

131227_07ダイニング側にはティッシュボックスも制作。全てを作るので、こんな造作も可能なのです。

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モザイクタイル貼りの洗面台も完成。木板貼りの水廻りの外の明るい場所に作っています。

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こちらは水廻り。サッシの内側にブラインドの入ったサッシが目隠しとしてつく予定です。

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リビングから続くデッキも広幅で。間に透明のガラスが入ります。

川面のみえる家 完了検査の申請をしてきました。

2013年12月20日

現場が進んでいる川面のみえる家の完了検査の申請に行ってきました。
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事前に検査機関にFAXで申し込みをしていて、日にちは決まっているのですが、
必要な書類を付けて、完了検査のための申請書類を提出してきました。

今回は中間検査を受けていて、施工結果報告書などの書類はその時に出しているので、
あとは当日に施工途中の写真などを準備して、検査と進む予定です。

いよいよ年末が近づき、なにかとまたまた気持ちばかり慌ただしくなっていますが、
いろんな仕事がきちんと区切りをつけて年を越せるよう、進めていきたいと思っています。

写真は検査機関のある渋谷までの往復に乗ったハチ公バス。
コミュニティバスのため停車が多く、渋滞にも影響されるので少し時間はかかりますが、
電車の駅よりも近くに停まるので、雨の日など特に便利でおススメです。

(余談ですが、年末モードで掃除をしたらどうもデジカメの充電器を捨ててしまったようで、
ちょっとどうしたものかと悩んでいます。。)

中庭を囲む二世帯 完了検査がありました。

2013年10月31日

今週の始めには、中庭を囲む二世帯の完了検査がありました。
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今回、途中で計画変更や内容を調整した影響もあり、工期がギリギリとなっていて、
外構や建具の塗装が残る状態での検査となりましたが、検査では指摘もなく、無事合格。

ほっと一安心したのも束の間、週末にかけての引き渡しと引っ越しに向けて、
今週は急ピッチで作業が進みました。

写真の完全にプライベートな場所となる中庭は、柔らかい印象になるように、
周囲の壁は木パネル貼りで、床はウッドデッキ貼り。

室内では、リビングに面する和室の合板壁に、焦げ茶の塗装を施して拭き取りなど、
全体に白っぽい印象だった場所に色が入り、いろんな場所ができています。

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今回の竣工写真は、引き渡し後の落ち着いた頃に写真撮影をさせてもらう予定ですが、
こうして作ってきた家が生活に馴染んでいくのが楽しみになっています。

これまでの設計・監理過程はこちらから >>中庭を囲む二世帯

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階段上を使った手洗いと、前面扉をスライドさせるチャイルドゲートもできています。

検査の申請で粗品をいただきました。

2013年03月4日

完了検査の申請を民間の検査機関に提出したら、焼きそばと海苔をいただきました。

ちょっと不思議な話ですが、震災被災地支援事業の一環として、
検査機関がいろいろな被災地企業の商品(協力工場に委託して制作)を購入し、
お客様にプレゼントされているそうで、去年より続けられています。

建物に関わる申請は、施主が申請するべきものを私達は委任されて行っているのであって、
私達は適合していることを審査される側ではあるのですが、
申請者が検査機関を選べるようになり、民間の検査機関に提出することの方が多いこの頃では、
申請先として選ばれるため(?)、検査機関が申請される側として申請者にサービスし、
設計者はお客様として扱われているような、なんともこそばゆい感じがあります。

地域を選ばず民間でも審査できるようになり、便利になったと思う部分は多いけど、
申請者の代理である設計者から望むのは、ぶれない判断とスピードであって、
いつの間にか営業される立場になっているのはなんとも微妙な感じもありますが、
まずは予定通り検査が終わるよう、現場を監理していきたいと思います。