長瀞アルプスから宝登山まで歩いてきました。

2018年02月23日

少し前ですが、まだ雪の残る長瀞アルプスから宝登山を歩いてきました。
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これまで寒い季節は山に行かないと決めていたのでそれほどの装備もなかったのですが、
今年は軽アイゼンを使って歩いて山頂で温かいものを食べてみたい!と思い立ち、
息子と二人で初心者向けといわれる長瀞アルプス~宝登山までの神回りルートで歩いてきました。

事前にまだまだ日が当たらないところは雪もあるし凍っているとの情報を確認していたので、
シューズの上から装着する軽アイゼンことチェーンスパイクと、息子の防寒用肌着の上下を追加しつつも、
ものすごく高地の雪山に行くわけではないし、
スキーの時なども考えると過剰な気もするけど、まあ予備のつもりくらいの気持ちで行ったのですが、
スタート地点の秩父鉄道の野上駅に着いたらとにかく風が冷たくて寒い、、寒すぎる、、、。

駅から少し歩いてみたのですが、これは絶対無理!と息子と駅まで引き換えし、
二人でもしもの時ようにと念のため詰め込んでいたウエアを全部着込んで、改めて出発。

と少し心配になるスタートで、北斜面の日が当たらないところは雪もあり凍結もしていて、
軽アイゼン無しでは不安なほどでしたが、日の当たる稜線歩きは全く雪もなく。

道中アイゼンの引っ掛かり具合をいろいろ試してみたり、とても大きな霜柱を見つけて触ってみたり、
毒キノコが多いらしい毒キノコ看板ゾーンにちょっとドキドキしたりしつつ、
頂上へ行く前の200段続くという急な登りと階段の繰り返しはしんどいものがありましたが、
息子といろんな話をしながら、楽しく無事に497.1mの山頂まで歩いてきました。

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このあたりは慎重に。アイゼン無しの方もいましたが、安全のためにはあった方がいいと思いました。

頑張って到達した頂上からの見晴らしはよく、遠くの武甲山や両神山などもぐるっと一望できたのですが、
この日はとにかく風が強くて、ザーッと強風と土埃が吹いてくる時は背中を向けて耐えるので精一杯。。
それでもせっかく来たんだし、、なんとか耐えてお湯を沸かして温かいスープを作りましたが、
あまりの寒さにデザートは食べず、片づけて早々に撤収。。

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奥の尖って見える山が武甲山。駅でも会った地元の方がいろいろと教えてくれました。

頂上の滞在は短い時間でしたが、その横にある狛犬がオオカミという宝登山神社奥宮にお参りしたり、
ちょうどピークだった蝋梅(ろうばい)を見たりして、またまたつるつるで滑る道を踏みしめながら無事に下山。
歩いた時間は5時間、9.5キロほどの工程の、楽しい冬の山歩きとなりました。

最近私はひたすらPCに向かい図面を描く時間が多く、あまり動いてないのですが、
軽アイゼンで歩くことは思っていた以上に楽しかったので、今シーズンのうちにまたどこかに行ってみようと思います。

宝登山の情報はコチラから >>埼玉県宝登山

これまでの山歩きの記録はコチラから >>山歩き

楽しい暮らし研究所のブログでも山歩きについて書いています。 >>山歩き

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まだつぼみのものもありましたが、蝋梅はとてもいい香りがしました。

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アイゼンの装着はこんな感じでシューズの上から重ねて、子供用は外れ止めを追加。着脱はとても簡単でした。