中庭を囲む二世帯 仕上げも大詰めです。

2013年10月23日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE
それぞれの仕上げの様子、進み具合を確認していますが、
外壁も外側、中庭側とも仕上げが進み、家全体に表情が出てきています。

この家の中心となる中庭に面する壁には、あらかじめ着色した広幅の杉板を採用し、
やわらかな印象の場所を作ります。

Exif_JPEG_PICTURE

室内は白を基調に、一部構造材を表しにすることで優しい印象を作りつつ、
用途の異なる黒い構造用合板の箱を取り込み、メリハリのある空間を作る、
という、お施主さんと一番最初から共有していたイメージも目に見えてきて、
これまでのいろんなことを思い出したりもしています。

とはいえ、現場はまだまだいろんなところが同時進行中。
一部、後工事が出る予定で調整中ですが、まずは建物を完成しての完了検査と事務所検査、
そして施主検査と続いていく予定で動いています

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅

Exif_JPEG_PICTURE
中庭に面する洗面カウンターも進行中。明るい2ボウル備えたカウンターを作っています。

気持ちよく過ごす住まい・3

2013年05月16日

先日のスケッチの時に描いた別の住宅を、もうひとつ紹介します。

この住宅では、建物は建蔽率40%を最大限に使いつつ、コンパクトで機能的な形にまとめ、
外観に木を貼ることで、柔らかい印象となる住まいを提案しました。

但し、木の風合いを持続させたい場合には、塗装などのメンテナンスが必要ですので、
通りから見える面だけ木を貼り、残る面は耐久性のある素材としています。

家を作る時にはお金をかけるところのバランスや、住まいを維持するうえでの手間など、
いろんな条件を住み始めてからの負担にならないように整理することで、
家を楽しむゆとりが生まれてくるものだと思っています。

合わせて提案した住宅の紹介はコチラ。
>>気持ちよく過ごす住まい
>>気持ちよく過ごす住まい・2


帰ってきた時に我が家を見るとほっとするような、そんな表情を作りたいものです。