川面のみえる家 竣工写真ができました。

2014年02月6日

先日平さんに撮っていただいた、川面のみえる家の竣工写真が届きました。
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いつもながらのびやかでいて、気持ちの引き締まる写真で、
出来上がった写真を見ながら、これまでのことを思い返したりしています。

この家では、明るくて風が抜けて、家族の顔が見えること、
そして川面のみえるアウトドアリビング、をテーマに計画がスタートしました。

子供たちの今しかない純粋にいろんな楽しむ時間も大切に、遊ぶ要素も盛り込みながら、
自分たちの趣味の時間もしっかり楽しみたい、とのことから、
設計中にもいろいろなアイデアを盛り込んでみたりの試行錯誤してみたり。

完成した形はスタートの案にとても近い、シンプルな構成になっているのですが、
途中でいろいろな形を入れてみる、という手間を掛けたことで、
思いをすべて盛り込んだ、家づくりも楽しむ家になったのではと思っています。

ゆったり流れる川面を眺める時間を楽しんでいるのはまだワンちゃんだけで、
落ち着くにはもう少しかかりそうとのことですが、
これからの住まいを楽しまれる様子を拝見させていただくのが楽しみになっています。

また他の写真も少しずつ紹介していきたいと思います。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 川面のみえる家

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テラスの先に広がる川面。この景色を取り込むために、リビングを3階とすることからスタートしました。

川面のみえる家 竣工写真の撮影を行いました。

2014年01月23日

昨日は川面のみえる家で、竣工写真の撮影を行いました。
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写真はいつもの平さんにお願いし、朝から始めて夕景までの一日をかけての撮影となりました。

撮影中は扉を開け閉めをしたりモノの移動などのお手伝いしたり、写りこまないよう身をひそめたり、
撮影は日差しの具合を見ながら行うため、待ち時間もたくさんあるので、
合間にはこの家についての感想や意見、趣味の話など、いろんな話をしたりしながら過ごしています。

一見無口そうに見える平さんですが(すみません)、平さんの趣味の話は尽きることなく、
撮影よりもいろんな話に盛り上がっていたような気もしますが、
客観的に見た意見を訊くのはとても有意義で、楽しい時間となりました。

一昨日に施主検査も終了し、最終の手直しをしていよいよ明日には引き渡し。

引き渡しが近づくと少し寂しい気持ちになったりもするのですが、
今回はそれよりも、とても楽しみにしてくださっているお施主さん達の住まう様子を見ることの方が
今からとても楽しみになっています。

竣工写真も出来上がったらまた紹介していくので、どうぞお楽しみに。

Exif_JPEG_PICTURE電気の引き込み、通電も完了。本当にあと少しです。

川面のみえる家 最終仕上げを行っています。

2014年01月15日

昨日は川面のみえる家の現場に行ってきました。
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年末に完了検査は終わっていますが、現場では階段廻りの珪藻土塗りやシアター機器の取り付け、
外構の設備や水廻りのシール作業など、細かな部分の最終仕上げ工事が進み、
リビング階ではスピーカーの取り付けも完了し、穴も無くなりすっきりした天井が見えてきました。

去年までの定例は、いつも外にある土間で打ち合わせをしていましたが、
昨日は監督さんと、静かで日当たりの良さが気持ちいい3階で、残りの工事について確認。

あと少し、打ち合わせることもありますが、今週末にはクリーニングが入り、
来週には撮影と網戸などの取り付けと進み、引き渡しに進んでいく予定です。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >> 川面の見える家

現場の終わりが近づくと人や資材が減り、どんどん静かになっていきますが、
引き渡し後の賑やかさも楽しみになっています。

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今回のホームシアターはプロジェクターとスクリーンも埋め込み、使わない時は収納しています。

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浴室廻りは塗装とタイルで仕上げているので、取り合いの箇所はシールをしています。

川面の見える家 解体が始まりました。

2013年05月30日

川面の見える家では先日の助成金交付通知も届き、解体が始まっています。

まずは中から手壊しといわれる部分解体を始め、その後重機を使っての解体に進み、
解体が完了したら地鎮祭を行い、いよいよ着工です。

家について考える時間を楽しみたいというご意向もあり、
設計中はいろいろな要望への可能性や住まい方の検討など、少し時間を掛けていましたが、
工事契約の完了後、工程表や施工図も出てきて、打ち合わせも始まり、
ここからの工事は通常の工期で進む予定です。

年内の竣工へ向けて、気を引き締めて進めていきますので、
関係者の皆様、よろしくお願い致します。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

江東区の老朽建築物の除去助成制度について

2013年05月1日

昨日は老朽建築物の除去助成制度の確認のため、江東区役所に行ってきました。

簡単に言うと、古い建物を解体する時にその費用の半分を補助します、という制度で、
江東区では今年の4/1から施行されました。

対象は、昭和56年5月31日以前に建築された旧耐震基準の建築物(建物の構造は問わない)で、
助成額は、除却工事費用の2分の1(50万円が上限)。

まさに、現在準備中の川面の見える家は江東区にあり、既存建物の解体を進めることになります。

いろいろと準備を進めていたためギリギリのタイミングでしたが、
4/1から施行された制度で現在建物があることが条件なら、これは対象なのでは?
とのことで確認に行ってきたところ、大丈夫なことがわかり、
提出に必要な書類を確認して、お施主さんと施工会社へ必要な書類の準備をお願いしました。

連休明けには書類を揃えて提出し、助成金を認められる通知が来たら、解体に着工となります。

江東区では、80㎡以上の建物を解体する時には、事前に解体のお知らせの掲示を出す義務があり、
その準備過程で知ったのですが、知っていると知らないのでは大きな差ですね。
計画時にも役所でいろいろな条件を確認していましたが、その時は未施行のため知らされておらず、
区民への告知としては、4/21付の地域広報に掲載だったそうです。

土地の購入や建て替えの時など、古屋の解体費用は全体を計画するの上でも大きな金額ですので、
上手く活用していきたいものです。

※ほかにも助成を行っている区はありますが、条件や助成割合は行政により異なるようです。