緩めの二世帯 敷地確認からスタート

2020年01月7日

今年の仕事始めは、検討中のプロジェクトの敷地確認から。
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二世帯をまとめる住み替えを計画している住宅の敷地で、旗竿地なのですが、
両隣が通路幅が広めの旗竿敷地のため、近くに建物が隣接する可能性は低く、
その先には緑地もあり周囲の借景も臨めるという、なんだか幸せな環境。。

とはいえ、その緑地は都内に多い生産緑地なので、借景には頼りすぎない形の方がいいのでは、
などと話しながら、建物の目線からの景色や距離感、周囲との関係なども確認してきました。

まだ敷地を検討段階のプロジェクトですが、玄関、水廻り等も特に分けず、
両親の今後を見据えたバリアフリーの住居部分と、子世帯とのゆるめの距離感で、
緑を楽しむ中庭や草屋根、ロフトなどのこれまでにいろいろ作ってきた要望もでてきて、
なんだかとても楽しみになっています。

※生産緑地とは・・・
市街化区域内の農地において、農地として保全する「生産緑地」に指定されることで、
固定資産税が農地なみに優遇され、相続税の納税猶予を受けることも可能となりますが、
1992年の生産緑地法の改正からスタート、期限は30年後のため、
2022年以降、宅地化する可能性が高い場所でもあります。
(該当する場所には「生産緑地」の看板があります。)

今年は新たに実現したい目標もあるので、健康に気を付け、いろんなことを楽しむ余裕も持つ、
また悔いのない一年をしっかり過ごしていきたいと思います。

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今年の走り初めは寄り道しながら皇居まで行ってみたら、まだ筋肉痛が残っています。。

メゾネット二世帯リフォーム 現調に行ってきました。

2016年03月8日

昨日はメゾネット二世帯リフォームの現調に行ってきました。
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商店街に位置するテナント+賃貸の鉄骨造の建物の中で、上下と左右の住戸を繋げることで、
大胆に大きく広く、気持ちの良い二世帯の住まいを作ろうという計画で、
今回繋ぐ予定の住戸部分のいろんな寸法や、持ち込み予定の家具の確認や採寸などをしてきました。

建てた時の設計図面も一式、かなりしっかり残っている物件で、大きなフレームに変わりはなさそうなのですが、
少し窓の位置がずれていたり、PSの位置が図面通りの位置にあるか、など含めていろんな箇所を採寸。
これを図面に反映させて、検証しながら進めていく予定です。

今回のリフォームで目指す住まい方、その後の変化への対応の仕方など、
将来の住まい方の変化にも少しのリフォームで対応できる形を目指すことになったので、
まずはしっかり条件を整理していこうと思います。

これまでの設計の過程はコチラから >>メゾネット二世帯リフォーム

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全部撤去する予定ですが、現在の図面との整合性を確認するためにいろんな場所を測っています。

のびやかに暮らす家 現調に行ってきました。

2015年03月13日

昨日はのびやかに暮らす家の現調に行ってきました。
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以前より測量や条件の確認でお伺いしていたのですが、設計をスタートするにあたって、
改めて同じ敷地に建つ母屋の位置や関係を中心に、確認に行ってきました。

具体的には、敷地の測量図を元に、現存する母屋の位置や植栽の詳細な位置の確認をしたり、
周囲との関係や目線の抜け方を確かめてみたり、実際に建物を作るための視点で見てまわります。

畑もある広さに恵まれた敷地の中で、今ある母屋の環境を確保しながら程よい距離感を持ち、
自分たちの住みたい暮らしを作る場所や、新しく楽しむ庭も作る。

そんなことを考えながら二人でまわり、このあたりにこんな感じで床を作って繋ぐのかな?
ここのレベルなりに作ってこっちの天井を高くする感じじゃない?などの直感を出し合ったりしているうちに、
少しイメージが見えてきたような気がしますが、
まずは敷地内にボリュームを当てはめてみたりしながら、考えていきたいと思います。

とても気持ちのいいのどかな場所で、考えていくこともここに通うことも、
なんだかとても楽しみになっています。

これまでの経緯や過程はこちらから。 >>のびやかに暮らす家

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道中には水車がありました。新しく作ったものではなく現存する水車で、水車発電のモデルとなっているようです。

一緒に楽しむリフォーム スタートします。

2014年10月21日

昨日は新しくスタートする、リフォームの現調に行ってきました。
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去年の5月に新宿で開催されたキッチンストーリー展を見てくださったことがきっかけで、
気になる土地があるとのご相談をいただき、その土地について調べたり施工会社に相談したり、
対象をマンションリフォームに変えていろいろ見に行ったり。

気がつけば1年以上のお付き合いになりましたが、偶然にも気に入られたマンションが見つかり、
そのリフォームをまんぼうでさせていただくことになりました。

まだ新しく全体もきれいなマンションということもあり、水廻りは触らない部分リフォームの計画で、
ご主人のための小さなアトリエと、お子さんたちが成長に合わせて可変できるような、
そんなおおらかな住まいを作っていく予定です。

現調は午前でしたが、午後に打ち合わせをして、
夜にはご主人も含めてまんぼうに再集合して、契約と打ち合わせの続き。

ここまで来るのが長かっただけに、これまでに見たいろんな物件を思い出したりもしますが、
ここにしてよかったと思える、快適で楽しい住まいにしたいと思います。

改めまして、皆様よろしくお願い致します。

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現調ではいろんな部分の寸法を測り、その実測を元に現況図を起こすところからスタートします。

海の近くに行ってきました。

2012年12月14日

先日、現在準備中の敷地の現調(現場調査)のため、海の近くに行ってきました。

私が生まれ育ったところは、瀬戸内海に面する四国の一番北に出っ張った今治というところで、
最近タオルが有名ですが、ちょっと行くと海というか漁船やフェリーがたくさんある港があり、
家族と魚市場に行ったり釣りをしたり、高速船で祖父母の家のある伯方島に遊びに行ったり、
普段の生活でも海岸線を通ることが多く、海や船があるのが当たり前の風景でした。

地元を離れてしまった今ではなかなか足を運ぶ機会がなく、しかもなぜか最近は山派なのですが、
今でも海を見るといろんな懐かしい感覚を思い出します。

でも不思議なもので、そんなに嗅覚が鋭いわけでもないし海は繋がっているはずなのに、
私の記憶にある瀬戸内海と太平洋は匂いが違うような気がして、どうもそこだけは繋がりません。
見た目の波の具合や砂の色も違うので、単なる思い込みなのかも知れませんが。

となんとなく思い出話を書きましたが、
海に惹かれて土地を決めたご夫妻のために、この地ならではの生活を提案したいと思ってます。