工房併設住宅 設備・内部工事が進んでいます。

2018年01月11日

すっかり更新が空いてしまいましたが、工房併設住宅の現場が進んでいます。
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11月の上棟以降、木工事と並行して電気、設備工事の配線、配管も進んでいます。

内部は吹き抜けや構造材表し天井の箇所もあり、配線や冷媒管を通せる場所が限られるため、
現場では電気のルートや今回採用している蓄熱式床暖房についての打ち合わせも行いながら、
最終的に隠れる場所の工事を先行しながら進めています。

今回の住宅では吹き抜けが多いので足場もたくさんありますが、
大きな外箱の内壁となるアトリエ部分の壁は、ラワン合板で仕上げていく予定です。

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年末の現場で進行状況も含めた確認を行い、年明けにはまんぼうでお施主さんとの打ち合わせ。

アトリエ階の床は全面モルタル仕上げで最後に行うため、1階はしばらく基礎の土間が見えた状態が続きますが、
階段や手摺り、庇などの鉄骨工事も打ち合わせは進行しているので、もう少し。

サッシもすべて取り付け終わり、外部は防水処理や透湿シート張りが進行中で、
今回の外壁仕上げはシンプルなサイディング材を採用しているので、外部の工事も一気に進みそうです。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >>工房併用住宅

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トップライトは開閉できるタイプを採用。気持ちのいい光が落ちてきています。

テラスを最大限に楽しむ家 着々と進行中です。

2017年06月23日

気が付けば6月の下旬となっていますが、現場は着々と進んでいます。
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6月に入ってからというもの現場や日常での調整が続き、更新が空いてしまいましたが、
進行中の現場やプロジェクトでは、打ち合わせや申請など必要な作業がいろいろと進んでいます。

テラスを最大限に楽しむ家では、サッシの取り付けまで進んだ6月頭に上棟式を行い、
お施主さんご家族と四隅をお清めしてまわり、この現場に関わる皆さんと一緒に、上棟を祝して乾杯。
その際、お施主さんご一家のご厚意で現場の皆さんと一緒に歓談の場をご用意いただき、
改めてお施主さんと大工さん、電気屋さん、監督さん達が顔を合わせて話をする良い機会になりました。

その後の現場は、テラスに出る大きなサッシや南側の大きなスチールサッシも付き、
電気のボックス付けや配線、床暖房や設備の先行配管といった設備工事、
壁や床の下地作り、壁の断熱材敷き込みといった内部の工事と、テラスの防水や壁の防水シート施工など、
内と外で工事が進んでいます。

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天井は一部高さを切り替えているので、配線の渡る箇所やルートを確認。かなり賑やかになってきました。

設備ではまんぼうで器具の承認図での寸法や詳細確認と、プロット図を作成して進んでいますが、
梁や下地の位置との若干の調整が必要な場合もあり、現地で見たり電話でのやり取りをしながら確認しています。

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排水管やこの後換気のためのダクトも施工。隠れる設備は天井下地を作る前に先行して納めていきます。

毎回の定例で課題となっていたもののチェック項目もずいぶん整理が進み、
設備についてはもう少しとなりそうですが、鉄骨や建具、仕上げの納めはまだまだ進行中。
最後まで気を抜かず、暑さにもバテず、しっかり監理していこうと思っています。

これまでの設計監理の過程についてはコチラから >>テラスを最大限に楽しむ家

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上下の移動はPS内に。床暖房のための温水管も敷き込み口まで先行しています。

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壁の断熱材は現在進行中。風通しがいいので今も暑くはないのですが、これで現場の環境がさらに上がる予定です。

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断熱材は今回場所と厚みで2種類を使い分けています。

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鉄骨柱の被覆も完了しています。

テラスを最大限に楽しむ家 配線準備を進めています。

2017年06月1日

テラスを最大限に楽しむ家では、電気の配線準備を進めています。
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現場では、大工さんによるサッシの取り付けや防水の下地施工が進み、
先日は電気の配線準備のための打ち合わせを行いました。

各種プロット図を基に、電気屋さんがボックスの仮付けから進めていくのですが、
天井を貼る範囲や梁下の配線に使える寸法、盤からの引き回しルートの他、
耐力壁に付ける場合の端部からの寄り寸法や開口の大きさ、下地の補強についてを、電気屋さんと確認。

その他、エアコンの設置位置や隠ぺいとなる冷媒管ルートやドレン管も落とす位置についても確認。

壁や天井には電気設備だけではなく、床暖房リモコン、セキュリティシステムなど、いろいろなものが取りつくため、
同じ壁につく位置がバラバラにならないように、調整をしながら進めています。

これまでの設計監理の過程についてはコチラから >>テラスを最大限に楽しむ家

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耐力壁に付く場合は端部からの離れ寸法の指定があるので、柱ではなく、位置をずらして付けています。

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サッシが付き、耐力壁以外の壁下地も進み、出来上がりの明るさに近くなっています。

音楽を楽しむ家 設備工事が進んでいます。

2016年03月24日

音楽を楽しむ家では、設備の準備が進んでいます。
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サッシの取り付けや屋根の施工と並行して、内部では電気の配線や設備の配管など、設備工事が進行しています。

今週の定例では、監督さんとともに、主に電気設備屋さんと板金屋さんとの打ち合わせがありました。

器具の位置や配線ルートは設計時の図面でも指定しているのですが、
現場では壁下地や配線作業の効率などの理由で、それぞれの箇所で微調整の相談があるため、
意匠的な意図を崩さないように、1ヶ所ずつ一緒に確認をして、慎重に検討しています。

板金屋さんとの打ち合わせは外観に直接影響する部分なので、まずは見え方の対するこちらの設計意図を伝え、
その上で、細部の納まりをスケッチなどを描きながら打ち合わせをしていきます。
また、板金工事は建物の止水性能に関わる大事な部分でもあるので、見た目の意匠だけを重視するのではなく、
板金屋さんの経験による話も伺いながら、適宜納まりを検討。

まだ階段が無いので上下の移動はハシゴや外の足場ですが、
そんな感じで、こちらの現場でも建物の中をあちこち移動しながら打ち合わせをしています。

音楽を楽しむ家のこれまでの過程はこちらから >>音楽を楽しむ家

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窓から入る日差しが気持ちよく、サッシの取り付けも進み、室内は心地よく温かい場所になっています。

犬と暮らす二世帯 下地を進めています。

2016年03月15日

犬と暮らす二世帯では、下地工事が進んでいます。
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隠れる予定の電気の配線や設備配管がひと通り進み、カーテンレールやタオル掛け、建具レールに手すりやテレビなど、
壁や天井に直に取り付けるもののための補強下地作りが進んでいます。

全部隠れてしまう場所なので見えなくなりますが、最初から付ける場所や将来設置予定の箇所にも
しっかり下地を準備していきます。

建具は吊り戸にしてできるだけ床のレールは無くす方向で進めているのですが、
自在に動かしたいところではレールを埋め込むため、大工さんとも壁からの離れや位置の設定を確認。

と、細かな部分が多いので現場の印象は大きくは変わっていないのですが、
床の片付けやフローリングの運び込みも進み、ここからは一気に仕上げへと進みます。

現場を見ているといつも思うのですが、作業をスムーズに綺麗に進めるためには、下準備がとても大事。
現場に限らず、何事にも共通することだと身に沁みます。。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 犬と暮らす二世帯住宅

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窓の上にあるのはカーテン用の下地。給気のためのスリーブやコンセントボックスも確認しています。

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表側の跳ねだしボリュームの下も作業場に。裏側から外壁も貼り始めています。

音楽を楽しむ家 施主確認がありました。

2016年03月11日

音楽を楽しむ家では、週末に施主確認がありました。
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普段もお施主さんの都合に合わせて休日に足を運んでいただいたりすることはあるのですが、
週末にはお施主さんと監督さんと、電気スイッチやコンセント位置の確認を行いました。

まずは図面で決めた場所に配線の下準備としてのボックスが着いているので、
それぞれの場所に移動しながら、全体のイメージと合わせてスイッチやコンセントの位置を確認。
普段はなかなか現場の中をゆっくりは見られないこともあり、
今回はお子さんは預けられてお二人でじっくりと、いろんな場所をしっかり見ていただき、満足頂きひと一安心。

また現場では、大工さんの下地工事、電気の下準備と屋根の下地作りも進んでいるので、
定例の時には屋根の上にも上がって施工状況も確認しています。

今回の屋根は勾配がきついので施工用の足場を張り巡らしてあるのですが、
そうはいっても登ると滑りそうになるのはなかなか足がすくむもので。。
怪我などして現場に迷惑をかけることの無いよう、気を付けながら見ていこうと思います。

音楽を楽しむ家のこれまでの過程はこちらから >>音楽を楽しむ家

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すべりにくい素材の上に立ってはいるのですが、この位置、結構怖いです(苦笑)。

犬と暮らす二世帯 電気・設備・大工工事が進んでいます。

2016年03月4日

犬と暮らす二世帯の現場が進んでいます。
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現場には今回採用しているオークの無垢板フローリングや木摺り下地の木も入ってきて、
電気配線、設備配管、天井下地と、いろんなところがどんどん目に見えて進んできています。

今週は時間調整が難しく定例を動かしてもらったのですが、やはり現場で確認しようとのことで現場へ。
監督さんと大工さんと、構造に絡まない間仕切りの位置や寸法、いろいろな場所の寸法の優先順位や、
床の見切り材の納め方や合わせる位置など、床を貼る前に確定させる部分を中心に、打ち合わせをしてきました。

複雑に作るのではなく、大きなコンセプトに沿ったルールで組み立てているので順に決まっていくはずなのですが、
打ち合わせを繰り返す中で、やっぱりこっちで、、と方針を変えてしまうこともあり。。
しかしその都度、意図を理解して対応してくれているのは、本当にありがたいものです。

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2階に上がるとサッシからの日差しが入るホールが気持ち良く、
途中見ていただいた時に、お施主さんからクローゼットの間仕切りを作ってしまうのがもったいないかも、、
なんて話もあったのですが、壁の位置が決まってきても、ひなたぼっこできるいい場所になってきて一安心。

天井の下地もほぼ全体に進み、この後は外部の下地も進んでいく予定で、
決定や確認に追われることもありますが(苦笑)、毎週現場を見ることが楽しみになっています。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 犬と暮らす二世帯住宅

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単体の防火サッシを連窓っぽく繋ぐ。大工さんに下地を組み直してもらったところですが、おかげさまで大きな窓になりました。

犬と暮らす二世帯 電気の配線が進んでいます。

2016年02月16日

  • 犬と暮らす二世帯の現場では、電気の配線も進んでいます。
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    スイッチやコンセントのためのボックス位置の確認や調整も進み、
    現場ではそれぞれの場所への配線工事が進んでいます。

    設計時にコンセントなどの弱電プロットや照明計画の図面を作り、
    現場では引き込み位置から盤への経路、盤から各端子へのルートやCD管ルートなど確認していきます。

    一般的に床下や天井裏を使っていくことが多いのですが、
    ワンちゃんの生活を考え、玄関や中庭の床段差を小さくするため1階の床レベルを土台より低く設定していることや、
    天井を高くするため梁を表しとすることもあり、限られたスペースのどこに通していくか、
    現場で場所ごとに電気屋さんとも打ち合わせをしながら進めています。

    周辺土台より床を下げているため1階の床下地の水平を作るのが難しく、
    出来てしまえばその苦労は見えなくなるのですが、大工さんに頑張ってもらった床下地も進み、
    出来上がりに近い目線でいろんな場所が見えるようになってきました。

    というのも先週のことで、一週間は早いもので火曜日の今日は午後から定例。
    また懸案だった箇所の宿題や新たな打ち合わせメモを持って、現場に行ってきます。

    これまでの設計・工事過程はこちらから >> 犬と暮らす二世帯住宅

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    基礎廻りの断熱と下地。出来上がると見えなくなりますが、大引きと根太を組んで作っています。

  • 犬と暮らす二世帯 電気とサッシ

    2016年01月29日

    犬と暮らす二世帯の現場では、アルミサッシが入ってきています。
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    まだ下地の調整をしているので取り付けてはいませんが、まずはそれぞれの場所に運びこまれたものを見て、
    サイズやガラスの種類を確認。

    取り付ける場所や軒のぶつかる場所の納まりなど、いくつかの調整の必要な部分について、
    監督さんと大工さんと、打ち合わせをしながら進めています。

    電気についても、先週のうちにプロット図に合わせてボックス付けが進んでいて、
    週末にお施主さんにもご確認いただいた箇所や新たな要望についてを現場で打ち合わせたり。

    たまに見え方を悩む箇所もあり宿題としてもらったりもするのですが、
    この先配線工事へと進んで、壁を閉じていくので、現場の勢いに合わせて進めていくことが必要となっています。

    これまでの設計・工事過程はこちらから >> 犬と暮らす二世帯住宅

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    新しく建てるのだから、出来るだけスムーズな動線となるように心がけて場所を決めています。