近頃のまんぼう

2008年07月30日

去年、設計の様子をアップしていた豊島区T邸は、
法改正に絡み、設計から現場開始まで時間があいてしまいましたが、
5月のお天気にも恵まれた大安の日に地鎮祭を行い、現場がスタートしています。
現場は、地下、1階床コンクリート打設、鉄骨製品検査が終わり、鉄骨建て方の準備中です。
○地下1階躯体打設
左・打設前にコンクリートの受け入れ検査をして、スランプ値を確認します。
中・打設風景
右・ポンプ車を使って、壁から効率よく打っていきます。
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○鉄骨製品検査
鉄骨は、現場に搬入する前に工場にて、製品検査を行い、部材寸法、形状、溶接の状態など、
あらかじめ確認します。
左・狭小の変形敷地に可能な範囲で最大限建築予定のため、取り合い角度が複雑です。
中・部材には錆止め塗装を施しますが、接続箇所は摩擦が重要となるため、塗装はしません。
右・リビング階に設置予定の鉄骨階段。敷地形状に合わせた外壁に沿って上がっていきます。
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○地下躯体、脱型
コンクリートの強度を確認できたら、外側から脱型(型枠をばらすこと)します。
左・正面ガレージ入り口。前面道路に勾配があるため、ここは地下1階扱いになります。
中・玄関アプローチの階段はRC造で、これより上は鉄骨造になります。
右・1階床スラブより。周囲と高低差があるため、この階より上は視界が広がる計画です。

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また、現場の様子を工程を追って紹介していきますので、どうぞお楽しみに。
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去年から設計していた町田M邸も、7月に地鎮祭を行い、現場がスタートしています。
現場は基礎耐圧盤のコンクリート打設が終わり、次は立ち上がり打設、と進んでいきます。
○模型
機能領域とリビング領域の二つのヴォリュームを単純に組み合わせることで、
シンプルながらも広がりのある住まいを計画しています。
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○基礎の配筋
左・1階床部分と2階を支える柱の基礎のみなので、建築面積より小さい基礎です。
右・旗竿敷地のアプローチから見ています。
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こちらも、現場の様子を工程を追って紹介していきますので、どうぞお楽しみに。
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ハウスコでのコンペ提案から始まった南足柄H邸は、
まだ若干の手直しはありますが、6月末に引渡しでした。
当初の提案から、具体的な生活スタイルや要望に合わせて調整していますが、
大きな箱に2つの機能コアを組み合わせることで空間を作る、
というコンセプトどおり、ダイナミックな空間を実現することができました。
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竣工写真は、また追加撮影を行っていく予定です。(HP worksにも掲載予定です)
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同じく、ハウスコがきっかけとなり始まった我孫子H邸は、
5月に引渡しを終え、お施主様の新生活がスタートしています。
この住宅でも、大きな箱に個室を組み合わせることでダイナミックな空間を作る、
というコンセプトで設計していますが、
リビングを立体的に作っていることや、個室を分散させて配置したことで、
南足柄とは異なる、視覚的効果/広がりも楽しめる住宅になっています。
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こちらも、もう少し、追加撮影を行う予定です。(HP worksにも掲載予定です)
まんぼうでは、都合が合う限り、竣工写真は、写真家の平剛さんにお願いしています。
撮影時は微力ながらも助手としてお手伝いさせてもらってますが、
建物の話、カメラの話、レンズの話など、いつも欲張りに楽しみな時間です。
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と、まとめての更新となってしまいましたが、まんぼうの様子、日常とも、
また少しずつ更新していく予定ですので、どうぞお楽しみに。