今月の豊島T邸、町田M邸、横浜K邸

2008年08月21日

今日は現場の鉄骨の上にいる時に地震があり、ヒヤッとしました・・・。
豊島区T邸では、8/5に無事上棟式も終え、
屋根や壁を取り付けるための鉄骨副資材の取り付けを行っています。
リビング階では、ガラス張りの中、上階への階段を設けているのですが、
イメージどおり、透けた感じに見えています。
また、地下のガレージでは構造強度が確認できたため脱型を行っており、
ご主人の好きな車を置くところが立体で見えてきました。
設計中は、模型で検討したりプレゼンを行っているので、
私達設計者にとっては立体での再確認作業ですが、
お施主さんにとっては、実際の高さや眺めを体感したりすることで、
いろんなことが、より具体的なものとして感じられているようです。
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町田M邸では、今月内の上棟に向けて進んでいますが、
上棟準備は工場加工となるため、現場はまだ基礎のみとなっています。
床下の断熱は基礎断熱を採用しているので、基礎立ち上がりの内側には、
断熱材のスタイロフォームを打ち込んでいます。
(打ち込み:型枠にスタイロをあらかじめセットしておきコンクリートを打設することで、
コンクリートとスタイロを一体化しています)
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基礎の内側に見えている水色のものがスタイロフォームです
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横浜では、狭小地に建つ木造3階建ての横浜T邸の現場が、
秋頃の完成を目指して進んでいます。
17坪弱の敷地に9.5坪の建坪と限られた面積での計画ですが、
「部屋を作るのではなく、それぞれの用途のための場所を作りたい」、
とのことから、くつろぎ学び寝る場所、集う場所、収納の場所、
といった用途に必要な広さを確保していく方法で設計しています。
それぞれ中の雰囲気が見えてきたらまた写真をアップしていくので、
どうぞお楽しみに。
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掲載誌のお知らせと8月1日の現場/豊島区T邸

2008年08月5日

少し時間がたってしまいましたが、
7/14発売の「頭のよい子が育つ間取りとインテリア」に、
府中Hが掲載されています。
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子供たちのスペースや、間取りの工夫などが紹介されているのですが、
実際にも、H邸では、それまで両親と一緒に寝ていた子供たちが、
引っ越して1週間もしないうちに、自発的にロフトで寝るようになったり、
それまではなかった自分達のスペースで楽しんだりと、
楽もしい変化がどんどん見られたようです。
他にもいくつかの実例が出ていて、いろいろ参考になる本です。
それと、7/15発売の、「LiVES vol.40 2008 AUG&SEP」ニ、
八王子Dが掲載されています。
「自然を感じて暮らす、開放住宅」とテーマした巻頭特集の中で、
アジアンリゾートな空間にオール電化を取り込むことでエコを実現した住宅、
といった形で紹介されています。
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撮影の時には、施主夫妻の住み始めてからのお話もお聞きしたのですが、
新婚旅行で行かれたバリで購入した家具がセンス良く配置され、
お2人らしい、ゆったりした空間を楽しまれている感じが心地よく、
ついつい長居をしてしまいました。
これからまた、どんな感じで変化していくのか、こちらも楽しみです。
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2誌とも既に店頭に並んでいますので、機会があればまた手にとって頂き、
感想など聞かせていただけるとうれしいです。
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現場進行中の豊島区T邸では、8/1より、鉄骨の建て方が始まりました。
この住宅では、傾斜地にある恵まれた立地条件を生かし、
リビング階では、ほぼ360度開放の眺望を計画しています。
その時に、せっかくの眺望を、壁や柱に気を取られず広い視界を確保できるよう、
リビング階では垂直な柱を使わず、斜めの柱のみで構成しています。
全ての部材を取り付け、接続箇所を本締めして建て方完了となりますが、
ここから先はどんどん目に見えて出来上がっていきますので、
気を引き締めつつも、現場に行くのが楽しみでもあります。
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