住戸内装 取扱い説明を行いました。

2015年02月9日

この週末はまんぼうも参加している集合住宅の現場で、取扱い説明会がありました。
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新築のマンションの中の、住戸の設計(インフィル設計)を担当している物件で、
先月に内部の仕上がりを確認していただく内覧会があったのですが、
この週末は各設備やシステム、機器の取り扱いなどについての説明会があり、私たちも行ってきました。

今回、私たちで担当させていただいた住戸にはステンレスと木の組み合わせにこだわって作ったキッチンや、
ビルトインの電子コンベック(ガスオーブンレンジ)を組み込んだお住まいなどがあり、
説明に参加することでいろいろな最近の機器類に触れ、我が家の改装計画をまた思いついてみたり(笑)。

半月後に引き渡し予定なので、みなさん引っ越しの準備なども始まりお忙しそうではありますが、
楽しくも忙しそうな様子をお伺いするのは、なんだか私も嬉しくなるものです。

2013年の春からスタートしているので、お施主さんたちとも1年半以上、2年近いお付き合いになるのですが、
いよいよ完成するこだわりの住まいでの生活を楽しんでいただければなによりです。

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住戸内装 現場確認に行ってきました。

2014年12月12日

昨日はまんぼうも参加している集合住宅の現場確認に行ってきました。
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新築のマンションの中の、住戸の設計(インフィル設計)を担当している物件で、
仕上げもかなり進み、いろんなものが隠れてきていますが、住戸によってプランも仕上げもすべて異なるので、
抜け落ちているものがないか、間違いはないか、つくはずのものはすべてついているか、など、
施工者や事業主検査とは別に、設計者の立場での確認に行っています。

下の階から順に仕上がっていくので、1階は建具や棚も揃ってきて、ほぼ完成の形が見えてきていますが、
念には念を入れて、一つずつ図面に描いているものをチェックしながら進んでいきます。

住戸によってはキッチン廻りにタイルを貼っている住戸もあり、上の写真もそのうちの一つ。
12.5×98ミリの少しツヤのある細長いボーダータイルで、マットな塗装仕上げの壁の横に、連続して貼っています。

現場では、タイルの向きや端部の納まり、目地の色についても打ち合わせをしてきましたが、
ここまで出来上がってくるともうそれほど質疑もなく、
打ち合わせ通りにできていることや仕上がり具合を一通り確認、といった感じで進んでいます。

今回はまだタイルを貼っている箇所もあった2階も来週あたりにはほぼ全容が揃う予定で、
いよいよ完成が近づいてきた感じがありドキドキもしますが、完成が楽しみになっています。

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この住戸の床はオーク材のオイル塗装仕上げ。床に傷をつけないよう、住戸内はスリッパ厳禁、靴下で移動します。

現場確認に行ってきました。

2014年11月12日

昨日はまんぼうも参加している集合住宅の現場確認に行ってきました。
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新築のマンションの中の、住戸の設計(インフィル設計)を担当している物件で、
これから順に仕上げ工事に入っていくため、現段階までで間違いがないか、下地の準備はできているかなどの、
設計者確認に行っています。

これまでにもいろいろな図面のやり取りや現場確認をしながら進んでいるので、大きな問題はないはずですが、
躯体内部の設計はすべて自由で、担当している3住戸の設計も全く異なるということもあり、
私たちも混乱の無いように、リストを作って確認しながらチェックをしています。

昨日は主に下地の準備や設備の位置、箇所数などを中心に、
いくつかの点について、正しい仕様と修正を確認して、昨日の現場確認は無事完了。

年内にはほぼ出来上がる予定なので、しっかり見ていこうと思います。

ちなみに、まんぼうからは約2.5キロのこの現場にはいつも自転車で行っているのですが、
昨日はあいにくの天気だったので歩いてみたら、25分ほどで到着。
もちろん自転車の方が少し早いですが、ほどよい距離なので、これからは歩きで行こうかなと思案中です。

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合板の入っている箇所が下地補強。この上にもう一枚貼り足してレールも半埋め込みとなる予定です。

現場確認に行ってきました。

2014年04月24日

昨日はまんぼうも参加している集合住宅の現場確認に行ってきました。
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新築マンションの住戸の設計(インフィル設計)を担当している物件で、
去年からの工事も完成が近づき、まんぼうで担当している住戸について確認に行ってきました。

現場中も施工図や現場での確認も行ってきているので、この段階での大きな間違いはないはずですが、
7人の建築家で設計を担当し、全ての住戸が水廻りの位置や仕上げも含めて全く異なる設計となっているので、
思い込みで確認せず、複数の目で確認していくことが重要になっている現場です。

まんぼうで担当している住戸は4件ですが、やはりすべて違う設計になっているので順に確認して回り、
その後は別の建築家の方とお互いの住戸を、少し引いてみた冷静な目で確認。

いろんな設計を体感する良い機会でもあるので、ちょっとワクワクしたりもするのですが、
全部見ていたつもりでも、納まりの点など人が変わると気付くことがあったりするもので、
2か月ほど先の引き渡しに向けて、設計者チェック、ゼネコン・各業者の自主検査などを繰り返しています。

写真は最上階の5階から。
ここは通常使わない場所ですが、大きな通りからちょっと入っただけとは思えない、
静かな環境が広がっています。

現場確認に行ってきました。

2013年07月19日

今日はまんぼうも参加している集合住宅の現場確認に行ってきました。

新築のマンションの中の、住戸の設計(インフィル設計)を担当している物件で、
ほぼ出来上がってきているため、先週、今週と積み残しがないか、間違いがないか、
などの設計者確認に行っています。

今日はゼネコンの社内検査もあったので、入り口には関係者の靴がいっぱいです。

工事中は養生をしていますが、検査の頃になるともうその養生なども取れていて、
スリッパでは裏に付いたゴミなどで傷をつける可能性があるので、
スリッパも禁止となり、各自の靴下で回るのです。

この現場では住戸ごとに設計が全く違うので、現場も混乱しそうなところですが、
きっちりとした現場で、それぞれの住戸が細部まで、とても綺麗に仕上がってきています。

まんぼうで担当している住戸についても、順調に完成に近づいています。

写真はキッチンの包丁ブロック。無垢材の溝に包丁を挿し、収納するようになっています。

ゆとりの生まれる住まい・2

2013年05月27日

昨日はプレゼンがありました。

先日も紹介した住戸設計についてのプレゼンでしたが、
まんぼうの考える住みやすい家、ラクな家についての提案を紹介させていただきました。

具体的には、自分たちの住まい方に合わせて作ること、
メイン動線だけでなく、シーンに合わせて動き方を選べるようにサブ動線も作る、
など、戸建て、マンション住戸などの形態に関わらず共通する話ですが、
時間を上手く使うことで、自分たちに合わせて作る住まいを楽しむゆとりも生まれます。

いつも話して(書いて)いることですが、
頑張って片づけなくても、普段通りの生活をすれば自然とモノが納まり、
気軽に人を呼ぶことができるような、そんなラクで楽しい住まいにしたいと考えています。

ゆとりの生まれる住まい

2013年05月9日

昨日はプレゼン用のスケッチを描きました。

これはマンションの住戸提案ですが、
細かく作り込み過ぎるのではなく、様々な要素をきちんと整理することで、
住まいを楽しむ時間や気持ちのゆとりを生み出すことを計画しています。

広く明るい玄関、使い方の選べるホールに繋がるスペースにファミリークローゼット、
明るいメイン動線と家事のためのサブ動線、家族の集う大きなキッチンなど、
気持ちの良い住まいと家族の程よい距離を作るための、工夫や場所の提案を盛り込んでいます。

まんぼうで描くスケッチには、大きなキッチンを中心に集うシーンが多くありますが、
せっかく自分仕様につくるのだから、日々の片づけを気にするのではなく、
自然に暮らしていればモノが納まり、いつでも人を呼べるような住まいになればと思っています。

現場確認に行ってきました。

2013年04月18日

昨日はまんぼうも参加している集合住宅の現場確認に行ってきました。

新築のマンションの中の、住戸の設計(インフィル設計)を担当しており、
躯体工事と並行して、内部の仕様や納まりなどをチェックしています。

先日も下階の確認で行きましたが、上の階も進んできたので、今回の目的は中間階の担当住戸。
梁との取り合いを調整した箇所や設備の位置など、下地段階でのチェックをしてきました。

躯体内部の設計はすべて自由で、私たちの担当している3住戸も全く異なる形、仕様ですが、
外観に出てくるダクトスリーブの位置など、一定のルールのもとに設計しているので、
スケルトンからのリフォーム工事に近い感覚で、取り合いの箇所なども確認していきます。

これまでにもいろんな図面でやり取りをして確認をしているので、大きな問題はないはずですが、
出来てきているのを見るのは、いつものことながら少しドキドキするものです。

設備機器や造作などの施工図承認も進み、ここから先はどんどん組み上がっていく予定なので、
関係者の多い現場だけに皆さんの流れを止めないよう、しっかり確認していきたいと思います。

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小さなモザイクタイルも届きました。

2013年02月21日

今日はとても小さなタイルのモザイクパターンのサンプルが届きました。

昨日のタイルとは別の住戸なので、探しているイメージも違うのですが、
施釉された表面はツヤがあり、色味がちょっと懐かしいような、綺麗な色のタイルです。

これは1センチ角の小さなタイルで、個別の色を選んで全面を同色で貼ることもできますが、
あらかじめ用意されたミックスパターンもあり、その中から選んでもらった2種類です。

あと、その奥にちらっと見えるのはガラスモザイクタイルというもので、
こちらは少し不陸のある表面が特徴ですが、少しキラキラしたツヤ感があり綺麗です。

現在設計中の3つの住戸で、それぞれ違うメーカーで扱っているタイルを検討しているのですが、
それぞれの住まいで、よりイメージに近いものを見つけたいと思います。

花の香りのタイルがありました。

2013年02月20日

モザイクタイルを探していたら、こんなタイルを見つけました。

赤を含めたいろんな色味がランダムに入っているモザイクタイルを探していて、
カタログだけでは素材感などがわかりづらいのでサンプルをお貸りしたのですが、
このタイル、ガラスの中にいろんな花など植物が封入されているのです。

※通常数センチ角のサンプルを頂くことが多いのですが、
これは受注輸入品のため在庫を持たず、サンプルボードを貸し出しになるそうです。

実物を見て、カタログで疑問だった厚み10.5ミリと結構いいお値段なことに納得というか、
封入されたガラスの表面にはすべて違う柄が施されていて、
グリーン系の方は4ピース頂いたのですが、なんと結構しっかりした香りがついていました。

香りは自然と薄れていくそうですが、なんともびっくりです。

水廻りに使うシンプルなタイルは同じものを使うことも多いのですが、
アクセントとして使うものには、まだまだ知らないものがたくさんあるのです。

選んだ品番を確認しています。

2013年02月13日

広い雪原から帰ってきた今週は、ひたすら小さな文字を見ながら図面を描いています。

進めている住戸設計の本見積りを取るため、見積もり用の図面を用意しているのですが、
先日より集めていた仕上げの他、建具の取っ手やつまみ、レールなどの金物や、各種器具など、
週末の打ち合わせで選んだものの品番と形状を確認しながら、図面に落とし込んでいきます。

金物の品番は数字とアルファベットの羅列で、CADではコピーして書き換える場合が多いのですが、
当然ながら一つ違うとまったく別のものになってしまうわけで、
これまでの経験を教訓に(!?)、ここは慎重に進めるようにしています。

チェックは確実に。
たまには遠くを眺めたりしながら、画面に向かいたいと思います。

余談ですが、使われなかった照明器具がまんぼうに保管してあり、
いつかどこかでと思っているのですが、なかなかその機会はないもので、
そろそろまんぼうに増設しようかと思いつつも重い腰が上がらず、時間だけが過ぎていまして。

興味あれば連絡ください。

サンプルを確認しています。

2013年02月7日

進行中の物件に絡み、いろんなサンプルを集めて、素材を確認しています。

タイルについては、現在指定していたものが廃盤になったとの知らせがあり、
替わりとなるものを探しているのですが、同じような印象のもの、というのはなかなか難しく、
少し範囲を広げて探しています。

タイルが2枚ずつあるのは写真では同じに見えますが、
それぞれに室内床用のマットタイプと滑りにくい加工のされたグリップタイプで、
玄関から室内まで連続して使うため、見切りを入れて貼り分ける予定で検討中です。

カーペットについては、まんぼうの設計で室内で使用するのは初めてなのですが、
無地といっても、厚みや感触、素材感など、触ってみるとかなり違うもので、
足を載せられるような大きめのものをショールームからいただいてきました。

そしてフローリングは床暖房を使いたいことと幅広な印象を優先して、
ここでは表面無垢板4ミリの、複合タイプのフローリングを採用しています。

と、一つ一つの素材を絞り、その色味や壁との取り合いなど、仕上げが続くところは並べて確認し、
良いと思う組み合わせを提案して最終決定となるのです。

色味は自然光で確認するようにしていますが、最終決定はちょっとドキドキするものです。

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