雪の町の細長い家 上越Mの確認をしてきました。

2014年01月7日

2005年に完成した新潟県上越市に建つ住宅、上越Mの確認をしてきました。
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といっても新潟に行ってきたのではなく、PC上で。。(スミマセン)

この家のMさんより、「Googleのストリートビューにアップされましたよ。」との連絡をいただき、
確認してみると、正面と長手がとても綺麗に映しだされていました。

メンテナンスなどの相談で、2年前の冬にも訪問させていただいているのですが、
打ち合わせや現場で通った駅からの道なども確認することができたりと、さすがに便利なもので、
なんだかとても懐かしいような嬉しいような、でもちょっと不思議な感じです。

竣工後、中庭部分に縦ルーバーを付けているので、最初の形からは少し変わっていますが、
あまり印象の変わらない綺麗な状態で維持されていることは、とてもありがたいですし、
年賀状や近況などのやり取りも含め、引き渡し後もお付き合い頂けることはとても嬉しいものです。

どこまでも公開されてしまうことには賛否両論のあるストリートビューも、
使い方によっては、やっぱり便利なものですね。

ちょっと写真のトリミングにずれがありますが、こちらは長手。

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上階の大開口は、単体のサッシを現場で繋ぐことでコストと方立をシンプルにまとめ、
通りから手の届く1階の小窓は、防犯のために外からパンチングメタルを貼っています。

上越市は多雪地域で、通りの真ん中に見えているのが融雪装置ですが、
決まった日にのみ稼働するため、多い時では屋根の上に2mの雪を溜める必要があり、
室内に表しとしたツーバイ材を使った梁せいは、1サイズ上の物を採用、、
などなど、まんぼうとして初めて設計した住宅なので、見ていると書きたいことが溢れてしまいそうです。

この住宅についての説明はコチラから >>
上越M[2005]:豪雪地の極端に細長い敷地に中庭と吹抜けをつくる

隣地教会の距離の話はコチラから >>
隣地との距離について

ちなみにこちらは現在工事中の川面のみえる家のストリートビュー。
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現場の人たちと打ち合わせしていた日の様子(川面のみえる家 地盤改良を行っています。)が映っています。。