地鎮祭を行いました。中野M

2010年12月14日

twitter、はじめてみました。
仕事のこととか日常とか、あまり内容に拘らずつぶやいてみようと思います。
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今年は昨日やっとストーブを着けたところですが、もう師走も中旬。
年々師走に限らず、時間の経つのが早くなっているような気がします。
そんな師走に突入した1日には、「中野M」の地鎮祭がありました。
好天にも恵まれ、お施主さん夫妻、工務店の監督と、地元の神主さんにお願いして
行いました。
※「地鎮祭」は工事を始める前に、土地の神を祝って敷地を清め、
工事中の安全と建物が何事もなく永くその場所に建っていられることを願うお祭りです。
具体的には、お世話になっている神社や地域の神社の神主さんにお願いし、
お供えと土地の四隅と中央に米、酒、塩を使ってお祓いをしてもらい、
設計者が鎌(カマ)、施主が鍬(クワ)、施工者が鋤(スキ)を使って順に、
盛砂に向かって三度作業する仕草を行い、関係者皆が玉串を捧げる、
というもので(簡単に書きましたが正確にはもう少し工程があります)、
お供え物の準備は神主さんが用意してくださる場合と、お施主さんに用意して
頂く場合があります。(形式は神式に限らず、仏式、キリスト式も可能です。)
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この盛り砂に向かう仕草をする時、「エイ!エイ!エイ!」大きな声で3回
声も出すのですが、何度経験しても慣れることがなく、清清しい緊張感と、
身が引き締まる思いを感じます。
中野Mの施工は海老沢工務店で、竣工は来春。
気を引き締めていきたいと思います。
この住宅では、まんぼうでは初めてとなる、屋上緑化の野芝を計画をしています。
その話なども含めて紹介していく予定ですので、どうぞお楽しみに。
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それと今日はもうひとつ、先月プレゼンさせてもらった住宅「空のカフェ」を少し紹介。
バス通りに面した少し賑やかな環境ながらも、周囲を気にしない開放感をテーマに、
異なる目線の高さや質の違う空間を取り込むことで、家族間のほど良い距離感を作る
ことを可能にし、さらには最上階に、音楽や読書など、中に対しては閉じつつ空に向かう
プライベートカフェのような空間を備えた住まいとして計画しました。
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残念ながら、これは計画までとなりましたが、全てを繋がる空間にするのではなく、
敢えて空にしか繋がない部屋を作る、というメリハリによって生まれる+αについては、
今後も大事に考えていきたいと思います。
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そして今月からは、新しい住宅が2軒始まっています。
竣工は再来年の初旬ですが、どちらも満足のいく楽しい家づくりになるよう、
また気を引き締めていこうと思います。
ちなみに、事務所の日々断捨離計画は停止中ですが、
ま、これは少しずつでもやっていこうと思います。