中庭を囲む二世帯 引き渡しを行いました。

2013年11月1日

昨日は中庭を囲む二世帯の引き渡しを行いました。
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最初にまんぼうにお越しいただいた時は単世帯の住まいとしてのご相談でしたが、
土地や条件の見直しをして、この土地で二世帯として実現するまで数年を経ての完成で、
無事にお引き渡しとなり、私たちとしても嬉しいものです。

中庭のデッキ越しにお互いの世帯があり、
繋かる場所が図書コーナーと水廻りといった共用の場所というシンプルな構成ですが、
いろんなところから見えるお互いが、外を挟むことで良い距離になっていて、
これからにぎわっていくのが楽しみにしています。

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いろんなところに光が入りこみ、暖かい場所がたくさんできています。

中庭を囲む二世帯 完了検査がありました。

2013年10月31日

今週の始めには、中庭を囲む二世帯の完了検査がありました。
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今回、途中で計画変更や内容を調整した影響もあり、工期がギリギリとなっていて、
外構や建具の塗装が残る状態での検査となりましたが、検査では指摘もなく、無事合格。

ほっと一安心したのも束の間、週末にかけての引き渡しと引っ越しに向けて、
今週は急ピッチで作業が進みました。

写真の完全にプライベートな場所となる中庭は、柔らかい印象になるように、
周囲の壁は木パネル貼りで、床はウッドデッキ貼り。

室内では、リビングに面する和室の合板壁に、焦げ茶の塗装を施して拭き取りなど、
全体に白っぽい印象だった場所に色が入り、いろんな場所ができています。

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今回の竣工写真は、引き渡し後の落ち着いた頃に写真撮影をさせてもらう予定ですが、
こうして作ってきた家が生活に馴染んでいくのが楽しみになっています。

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階段上を使った手洗いと、前面扉をスライドさせるチャイルドゲートもできています。

中庭を囲む二世帯 仕上げも大詰めです。

2013年10月23日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場に行ってきました。
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それぞれの仕上げの様子、進み具合を確認していますが、
外壁も外側、中庭側とも仕上げが進み、家全体に表情が出てきています。

この家の中心となる中庭に面する壁には、あらかじめ着色した広幅の杉板を採用し、
やわらかな印象の場所を作ります。

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室内は白を基調に、一部構造材を表しにすることで優しい印象を作りつつ、
用途の異なる黒い構造用合板の箱を取り込み、メリハリのある空間を作る、
という、お施主さんと一番最初から共有していたイメージも目に見えてきて、
これまでのいろんなことを思い出したりもしています。

とはいえ、現場はまだまだいろんなところが同時進行中。
一部、後工事が出る予定で調整中ですが、まずは建物を完成しての完了検査と事務所検査、
そして施主検査と続いていく予定で動いています

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中庭に面する洗面カウンターも進行中。明るい2ボウル備えたカウンターを作っています。

中庭を囲む二世帯 仕上げが進行中です。

2013年10月11日

昨日は千葉の二世帯の現場に行ってきました。
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完成に向けて仕上げ工事を進めていく、という段階ですので、
定例打ち合わせではなく、現場のそれぞれの場所について確認しています。

写真の中庭に面する洗面カウンターのタモ材も取り付けられ、いろいろ出来てきました。

設備機器の取り付けも進んでおり、搬入や設置など現場に入る職人さんが増えているので、
作業の妨げにならないように所狭しと動いていますが、
現場内の確認、伝達漏れがないよう、チェックしながら進めています。

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外壁に貼る杉板も着色完了。反りに対処するため、見えなくなる裏側にも塗装を施しています。

中庭を囲む二世帯 仕上げ工事が進んでいます。

2013年10月9日

先週末は、千葉の中庭を囲む二世帯の現場確認に行ってきました。
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今回の仕上げは、構造用合板に拭き取り仕上げのところとクロス貼りのところがあり、
クロス貼りのところは下地として、目地の処理が進んでいます。

上の写真は子世帯の領域となる2階のプライベートエリアで、
周囲を囲まれた住宅地なので、外に対してはあまり大きく開いてはいませんが、
屋根上のテラスに出られるように計画した奥の扉からも、明るい光が入ってきています。

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この家では中庭を囲うことで世帯の領域を分けているのですが、
その回遊する動線の間にある水廻りや収納は、構造用合板に黒を塗って拭き取る仕上げとし、
プライベートな部分と仕上げを切り変えることで、お互いの境界となって見えてくる予定です。

2世帯分のキッチンも据え付けが始まり、現場は着々と進んでいます。

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立ち上がりのある窓の窓枠は床材と同材で。仕上げを増やさず馴染むように作っています。

中庭を囲む二世帯 仕上げ工事が進んでいます。

2013年09月27日

中庭を囲む二世帯の現場確認に行ってきました。
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まだまだ壁の中のグラスウールの見えているところもありますが、
床のフローリング、窓に付くカウンター材、天井のシナ合板など、仕上げ材工事が進んでいます。

仕上げたところには傷をつけないよう養生をしていくので、なかなか見えませんが、
私たちが傷をつけてしまっては大変なので、現場内の移動にはかなり気を使い、
どこにも当たらないように、小さくなって動いています。

階段の手すり壁も以前は下地の合板が見えていましたが、仕上げ用のシナ合板貼りまで完了。
まんぼうの設計では、板張りの小口を意図して見せる場合もありますが、
ここでは異なる材の断面が見えていることと、手擦りとして触れる部分になるので、
小口に手すりとなるスチールが付く予定です。

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中庭を囲む二世帯 仕上げ工事が始まっています。

2013年09月18日

中庭を囲む二世帯の現場では、仕上げ工事が始まっています。
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写真に映っているのはラワン合板ですが、一部シナ合板の壁や床のフローリングなどの施工が進んでいます。

実際の仕上げが見えてくると、またぐっと気が引き締まりまるものです。

個室の壁は柔らかい印象になるシナ合板の素地を採用。
接着剤と隠し釘という、頭の部分が取れる釘を使って貼り進みます。
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地下の床は無垢材のフローリングで、今回は足触りの柔らかいパイン材を採用。
こちらも実(サネ)の部分を合わせながら、少し固定しながら貼り進めています。
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床は貼り終わると養生をするので隠れますが、いろんなところで出来上がりの形が見えてきました。

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中庭を囲む二世帯 ボード貼りが進んでいます。

2013年09月10日

ここのところ終日出ていることが多いのですが、週末は中庭を囲む二世帯の現場に行ってきました。
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夏の暑さが和らぎ少し過ごしやすくなった現場では、外壁仕上げと並行して、
ご両親の世帯側から内壁のプラスターボード貼りが進んでいます。

間柱や断熱材が見えているとまだまだ工事中の印象ですが、ボードを貼るとそれらが見えなくなり、
窓だけが見えてくるので、途端に住まいとしての出来上がりの印象に近づいてくるように思います。

まだまだ下地の部分もありますが、それぞれの場所の広さ感や距離感もよりわかりやすく、
風の抜ける気持ちの良い場所で作業が進んでいます。

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中庭を囲む二世帯 外壁廻りが進んでいます。

2013年09月3日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場に行ってきました。
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玄関やテラスの上にスチール一枚板を折り曲げて作った庇が取りつき、外壁貼りも進んでいます。

外壁は建物に囲まれる旗竿地なので、周囲から見える壁は限られており、
隣地側や中庭側には、耐久性やメンテナンスを考えシンプルなサイディングを採用しています。

現場では、地下の防音室廻りを中心にお施主さんとも打ち合わせを行い、
プロジェクターのための先行配線や取り付け下地の場所などを確認させていただきました。

室内では、配線工事を行っている場所もありますが、地下の断熱材や室内のボード貼りが始まり、
今まで下地ばかりだった現場の印象が変わり始めています。

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施工の進む地下室は、音楽や映画などを楽しむ、趣味の場所になる予定です。

中庭を囲む二世帯 階段下地ができています。

2013年08月30日

昨日は中庭を囲む二世帯住宅の現場定例でした。
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現場では地階、二階ともに階段の下地の施工が進み、
これまで外の足場やハシゴで上がっていた二階への移動が階段からになりました。
現場では図面やコンベックス、カメラなど、いろんなものを持って移動しているので、
階段になるとかなり楽になります。

階段の下地はすべて構造用合板で作っているのですが、
有効幅をできるだけ広げるため、今回の中央壁は28ミリの構造用合板を一枚で。
この上にシナ合板を貼り、上り口と反対側には手洗いを設置する予定です。

打ち合わせはこの先の施工になる家具についてが中心となりましたが、
手すりの詳細図は持ち帰りで作成。

と、こちらも着々と進んでいます。

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中庭上部の資材置き場が無くなり、どこにいても明るく風の流れる家になっています。

中庭を囲む二世帯 断熱材の敷き込みが進んでいます。

2013年08月21日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場に行ってきました。

室内は断熱材のグラスウールの敷き込みが進んでいます。

風通しのための中庭上部をふさいでいるので、まだ風の通りが不十分ですが、
それでも断熱材を入れると体感する環境が変わるもので、
現場の暑さが少し和らぎ、ちょっとほっとします。

定例では、電気配線ルートの再確認や、主に出隅部などの納まりについてを打ち合わせ。

毎週見ているので、目に見えて劇的に変わるわけではないのですが、
一つ一つコツコツと、完成に向けて丁寧な工事で進んでいます。

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完成するとすべて見えなくなりますが、現場ではすべてが手作業で進んでいます。

中庭を囲む二世帯 下地工事が継続中です。

2013年08月9日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場定例に行ってきました。

現場はまだまだ下地工事ですが、天井の下地も進み始め、その場所ごとの広さ感が
よりわかる形になってきています。
外部はサッシ廻りの防水処理や、隣地側の見えにくい面に採用しているサイディング貼りが進んでいます。

定例では、設備のルートや木工事を中心に確認の打ち合わせを行いますが、
スイッチ類の詳細な位置については、展開図にプロットした図面を作成して確認。

昨日は中間時に行う瑕疵保証の検査もあり、あと2か月ほどの完成、引き渡しに向けて、
外と内と、いろんなところが進んでいます。

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地窓のあるたたみコーナー。中庭に向かって風の抜ける場所になっています。

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