音楽を楽しむ家 地鎮祭を行いました。

2015年11月17日

この週末は、音楽を楽しむ家の地鎮祭がありました。
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天気予報では週末だけがお天気が崩れる予報でしたが、地鎮祭の始まる11時頃には雨もほぼ上がり、
ご夫妻とお子さん皆さん揃っての、地鎮祭を行いました。

この敷地は傾斜地の途中の擁壁の上にあり、お隣が公園という立地条件もあり、日当たりも見晴らしも抜群。
その環境を最大限に楽しむべく、生活の主体を2階に持ち上げているため、1階の地縄の型はコンパクトですが、
開放感のあるオウチ型の2階ボリュームが載る、ちょっと不思議なバランスの住まいになる予定です。

今回の地鎮祭では、建物の形として地縄を張ったほぼ中央に祭壇を組み、
四方祓いの後、鎌(カマ)を使って草を刈り、鋤(スキ)で土を盛り(今回鍬が無い形式でした)、
関係者全員が玉串を捧げ、最後に皆でお神酒をいただき、無事に終了しました。

地鎮祭は何度も経験していても慣れることが無く、気持ちが改めて引き締まる場でもあり、
この時に感じる気持ちを忘れずしっかり進めていこうと思います。

ここのところ、具体的な項目というより全般に工事費が上がっていることをひしひしと感じていて、
今回も実施設計後の見積もり調整でかなりの時間をいただくこととなってしまいましたが、
お施主さんにも施工会社にもご協力いただき、家族で音楽を楽しみたい、というコンセプトを実現する家を作ります。

関係者の皆様、改めましてよろしくお願い致します。

これまでの過程はコチラから >>音楽を楽しむ家

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道路より高いレベルにあるため、とても見晴らしの良い気持ちのいい敷地です。※解体時の写真です。

音楽を楽しむ家 図渡しを行いました。

2015年09月2日

先週は音楽を楽しむ家の図渡しを行いました。
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構造部分での調整に少し時間がかかっていましたが、コツコツと進めていた実施設計の図面がまとまり、
今回は3社に図面を渡し、本見積もりを依頼しました。

家族で音楽を楽しみたい、というコンセプトは変わらず、将来的な音響設備のための対応計画や、
効率の良い家事動線、家族の距離などの内部の作り込みと、建物の形状や高さなどの調整に時間をいただき、
当初のスケジュールよりも少し後ろにずらさせてもらっての図渡しとなりました。

意匠図、構造図、電気設備図、機械設備図など、今回の図面はA3サイズで合計80枚ほど。

その後も、少し追加の詳細図などをまとめていましたが、無事に残りの資料や図面も渡し、
今月の中旬には見積もりが出てくる予定で、いくつかの質疑に回答したり、
確認申請の準備や、地盤調査など、この間にできることから進めています。

この見積もりが出てくるまでの間はちょっとドキドキするのですが、少しだけ肩の力を抜ける時間でもあるので、
今のうちにできる見直をしたり、いろんな資料を引っ張り出して雑多になっている事務所内を片付けたりしておこうと思います。

これまでの過程はコチラから >>音楽を楽しむ家

中庭を囲む二世帯 外壁廻りが進んでいます。

2013年09月3日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場に行ってきました。
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玄関やテラスの上にスチール一枚板を折り曲げて作った庇が取りつき、外壁貼りも進んでいます。

外壁は建物に囲まれる旗竿地なので、周囲から見える壁は限られており、
隣地側や中庭側には、耐久性やメンテナンスを考えシンプルなサイディングを採用しています。

現場では、地下の防音室廻りを中心にお施主さんとも打ち合わせを行い、
プロジェクターのための先行配線や取り付け下地の場所などを確認させていただきました。

室内では、配線工事を行っている場所もありますが、地下の断熱材や室内のボード貼りが始まり、
今まで下地ばかりだった現場の印象が変わり始めています。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅

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施工の進む地下室は、音楽や映画などを楽しむ、趣味の場所になる予定です。

中庭を囲む二世帯 地下室の配筋・型枠を確認をしました。

2013年04月19日

昨日は市川の中庭を囲む二世帯の現場で、地下室打設前の確認に行ってきました。

先週にも配筋検査を行っているのですが、打設の前に再度の配筋と、最終の型枠の状況の確認です。

一部、かぶり厚が少し怪しいところの配筋の手直しをお願いしましたが、
その他は問題なく、型枠のサイズも確認して、無事OKとしました。

この住宅は、高低差も無く、広さのある恵まれた敷地環境にあるのですが、
廻りを住宅に囲まれる旗竿地であることと、建物自体は木造で計画していることなどから、
時間を気にせず使える趣味の防音室として、中央の中庭下に地下室を作っています。

着工後、地下室の位置を移動することになり、設計変更を行ったり、
交通量のある県道をまたぐ引き込みや外灯の撤去など、その間に少し時間を要しましたが、
建物本体工事が順調に進み始めました。

ここからが大事なところですので、気を抜かず、しっかり監理していきたいと思います。

これまでの設計・工事過程はこちらから >>
中庭を囲む2世帯住宅