一級建築士の定期講習に行ってきました。

2013年01月31日

昨日は3年に一度の受講を定められている、一級建築士の定期講習に行ってきました。

いろいろな経緯を経て、数年前より新しく定められたものですが、
経過措置期間であった21年度にも受講しているので、2度目の受講になります。

この講習については様々な意見がありますが、一級建築士資格を取得して20年近く経ち、
建築に関わる法律や考え方、情勢もずいぶん変わっていますので、
学ぶこともあると前向きに考え、受講するようにしています。

ただ、朝から夕方まで丸一日みっちりとあり、とにかく長い。
受講者は業務を行っている建築士ですし平日なので、休憩時間はホールが電話をする人で溢れます。

そして今回の会場はとても大きなホールだったのですが、700人収容してもまだ余裕があり、
天井も高いせいか暖房が感じられず、室内にいるはずなのに肌寒い1日でした。。

最後には40問の考察というテストがあり、久しぶりにマークシートに記入しました。
内容は講義の範囲ですし教材も参考にしてよいので、あまり緊張する必要はないのですが、
久しぶりに時間に追いつめられる感覚を味わいました。

楽しみに?採点結果を待ちつつ、次回は暖かい季節の受講にすることを覚えておきたいと思います。

文化総合センターと第五建設局事務所

2013年01月29日

今日の午前中は渋谷区で行っているがん検診へ行ってきました。

いつも混んでいるのですが、今回はタイミングが良かったのか貸切りのような少なさで、
あっという間に終わりました。

そしてその後は亀戸に移動して、東京都第五建設局事務所へ行き、
無事に受理された、川面の見える家の河川保全区域内行為許可証を受け取ってきました。

移動に使った山手線はまたしても普通の山手線で、反対ホームで見かけることもなかったのですが、
また次のチャンスを目指して電源オンでスタンバイしたいと思います。

ちなみに、渋谷区の検診センターは「渋谷区文化総合センター小和田」という新しい建物の中にあり、
いろんな施設が一緒に入っている、広すぎるほどゆとりがある綺麗な建物なのですが、
東京都第五建設局事務所はシンプルというか効率的というか、まあそっけない建物で、
もしかしたら仮設なのかもしれませんが、なんだか対照的でした。

公共の建物に無駄にお金をかけすぎる必要はないようにも思いますが、
建物も街の景観の一部となることを考えながら設計したいと思います。

すごい数の室外機とか。

緑の山手線

2013年01月28日

50周年記念の期間限定で、懐かしの緑の車体の山手線が走っているらしいのです(↓これは現行電車)。

といっても、私が東京に出てきた頃にはすでに黄緑のラインになっていたので、
懐かしいという記憶はないのですが、限定といわれると乗ってみたいもので、
毎回、ちょっとワクワクしながらホームで待っています。

現場に行かない時でもカバンにコンパクトカメラを忍ばせ、
電車が近いとのアナウンスがあれば、携帯のカメラを起動させて待っているのですが、
運がないのか、一向に緑の山手線に会えません。。

一時間に一本だそうで、同じような時間にばかり乗っているからかもしれませんが、
この限定期間が終わるまでにはなんとか遭遇してみたいものです。

猫と子供と暮らす家 内装準備が進んでいます。

2013年01月25日

昨日は猫と子供と暮らす家の現場定例でした。

年明け以降、内装工事の下地や準備が進んでいます。

昨日は大工さんと電気屋さんの作業に絡む打ち合わせが中心で、
場所ごとの枠廻りの取り合いや、埋め込み照明周りにもう少し作業スペースが欲しい、など、
指示図として作成している内容の確認や足りない情報など、現場で確認をしていきました。

写真は監督さんが描いた取り合い確認の図ですが、
端材に太ペンで大きく描いて皆で確認する、というのは現場ではよくある光景です。

今回は合板仕上げの部分もあるので、先週末には施主夫妻にも確認いただいたりと、
3月中旬の引き渡しに向けて、着々と進んでいる現場です。

高所作業

2013年01月23日

事務所から見る景色。

まんぼうは東大駒場キャンパスのグラウンドに面する6階なので、普段は緑しか見えないのですが、
冬になるとグラウンドまで透けて見えるようになります。

見られるお向かいがあるわけではないし明るい方が気持ち良いので、日中はカーテンを開けていますが、
今日はふと見ると同じ高さに人影が。。

目の前の木の上で枝を切っていましたが、高さにして15mはあるはずで、
どうやって登ったんだろうとか上からの視界を想像して、ちょっとドキドキしてしまいました。

現場で高いところに登る機会は多々ありますが、こればかりは慣れないものです。

アトリエ・アライエ 始まりました。

2013年01月22日

建築家との家づくり「アトリエ・アライエ」が始まりました。

「アトリエ・アライエ」では、東急電鉄のア・ラ・イエと建築家が組み、
お互いの得意分野を出し合うことで、安心できる、楽しい家づくりをしていきたいと考えています。

まんぼうも参加していますので、宜しければこちらも見てみてくださいね。

アトリエ・アライエ公式サイト
まんぼう紹介ページ

記事にもあるように、私の趣味はキャンプで煮込み料理を作って写真を撮ることですが、
その時の場所や季節、顔ぶれなどから美味しく食べたい料理の組み合わせを考え、
特別な調味料や食材を使わなくても、きちんと作ればちゃんと美味しくなるという、
そんな家づくりにも共通するような感覚が好きです。

そして、じっくり火に掛けるだけの焼きリンゴなんて外で食べるとまた格別に美味しいのですが、
その美味しさが無くなってしまうのがもったいなくて、気がつけばたくさん写真を撮ってしまうのです。。

建築家31人×3works vol.7 無事終了しました。

2013年01月21日

週末に行われた「建築家31人×3works vol.7」が無事終了しました。

今回も多くの方にお越しくださり、連日たくさんのお話をさせていただきました。

建築家との家づくりを考えたい、手に入れた土地について相談したい、など、
これまで以上に具体的なお話が多かったように感じましたが、
楽しい家づくりのきっかけを見つけるお手伝いができていれば幸いです。

次は3月開催の予定。
また詳しい日時が決まりましたらお知らせしますので、どうぞお楽しみに。

年明けからも建築家展や打ち合わせが続き、少し駆け足で過ごしていた気がしますが、
今週は少し腰を据えて、目の前の図面に集中したいと思います。

建築家31人×3works vol.7 始まりました。

2013年01月17日

「建築家31人×3works vol.7」が今日より始まりました。
今回はアトリウムといつもより広い会場で、レイアウトも新しくなっているのですが、
メンバーも手慣れたもので、サクサクと設営が進み、少し余裕を持ってのスタートとなりました。

久しぶりに顔を合わすメンバーともマメに連絡を取り合っているせいか、
皆のパワーアップした模型を見ながら、いつもの続きのような感じで会話も弾み、
ちょっと懐かしく楽しい時間がやってきたような気分のイベントになっています。

今回の展示は1/20(日)までで、私達も明日以降の午後は滞在予定ですので、
宜しければ家づくりの楽しさを共有しましょう。

明るく気持ちの良い会場にてお待ちしております。

詳しくは下記のホームページをご覧ください。
建築家31人の会

phpaide.com

建築家サロン 31人展 と家づくり

2013年01月16日

週末は「建築家サロン in自由が丘」にお越しくださり、ありがとうございました。

建築家と家づくりは特別なものではなく、身近なものであり、
理想の住まいを作るための楽しい手段であることを知ってもらいたい、
との思いから開催したサロンに、最終日は大雪であったにもかかわらず、
連日多くの方にお越しくださり、メンバー一同、感謝しております。

毎日いろんな方とたくさん喋って飲んで食べて、メンバー同士の交流も楽しく、
私たち自身もとても楽しかった3日間でした。

今回のサロンでは、
・家づくりを始めたいけど、何から始めたらいいの?
・土地探しや資金計画も相談できるの?
・建築家ってどうやって探したらいいの?
・建て替えかリフォームか、どうやって決めたらいいの?
といったスタートに立つための質問が多く、ざっくばらんにお応えさせていただきましたが、
お越し頂いた方々がこれからの家づくりを楽しむきっかけになれば、嬉しく思います。

そして明日からは新宿で、この建築家サロンを開催するきっかけとなった、
「建築家31人×3works vol.7」が始まり、私達も参加します。

こちらでも、いろいろなお話を通して楽しさを共有できればと思っていますので、
ご興味がありましたら新宿にお越しください。

メンバー一同、お待ちしております。

詳しくは、下記のホームページをご覧ください。
>>建築家サロン in自由が丘
>>建築家31人×3works vol.7

建築家サロン 始まりました。

2013年01月13日

昨日より「建築家サロン in自由が丘」がスタートしております。

この新しく始めたサロンにお越しいただけるか、ちょっとドキドキしていましたが、
建築家サロン初日は好天にも恵まれ、とても多くの方にお越しいただきました。

新築の家だけでなく、戸建てのリフォーム、マンションリフォーム、土地探しなど、
お越しいただいた方々と住まいに関するいろいろなお話をしていく中で、
私達もいろいろな可能性を感じ、ワクワクしています。

今回は、明後日1/14(月・祝)までの開催ですので、
家づくりにご興味がありましたら、どうぞお気軽にお越しください。

※挽き立ての美味しいコーヒーと16時以降はワインもあり、こちらもおススメです。

隣地との距離について

2013年01月10日

隣地境界線からの最少施工距離を確認していたので、覚書として。

まんぼうで一番小さいものは、隣の家と繋げて施工した「上越M」のゼロですが、
実際は見えなくなる面にサイディング材を差し込むために、50ミリほど空いていて、
その上にカバーをかけています。
※極端に細長い敷地の続く多雪地域で、建物と正面の雁木(がんぎ)は隣家と繋げ、
後から施工する方が水と雪の仕舞(処理)をする、という、町のルールがありました。

その次に狭いのは狭小変形地に建つ、「豊島T」。

この住宅では、深基礎となる地下コンクリートの外に、設備配管や枡を施工し、
外壁の金属板を職人さんの手で葺くための通常足場を必要としたことなどから、
最少でも350前後を確保していますが、
エントランス廻りなど、部分的にはコンクリート床は跳ね出させ、
もう少し小さい寸法で施工しています。

現在申請準備中の川面の見える家でも、建物幅を広げるため最少寸法を検討しましたが、
お隣の家が現在境界線上に建っていて、空中での越境作業も見込めないことや、
モルタル塗り下地を作る職人が、むらなく仕上げられる施工寸法として、
最低でも境界から400以上は必要との判断で、最終的には500としました。
(それでも、給湯器は狭い場所用の、横排気タイプを使用します。)

これらの寸法というのは、なかなか明言された資料というものはなく、
付き合いのある監督さんに施工側からの意見を訊いたりしながら確認していますが、
施工会社によって判断が異なる場合もありますし、ミリ単位で動けない部分でもあるので、
最少と思う数値から少し余裕を見るようにしています。

こういった話は狭小地や細長い敷地を検討中に相談されることが多いのですが、
施工は可能でも、敷地に定められている建蔽率を超えることはできないということと、
民法では境界線より500以上離すことを定められているので、合わせて確認が必要です。

その他に、構造形式や隣地との高低などの要因も関わりますが、
最終的には、プランや内部の使い方、仕上げ材、設備機器、施工性など、
全てを合わせて整理することで決まる、と考えています。

と、長々と書きましたが、こんなことを考えているといろんなところが気になるもので、
いつもの散歩道も、お隣との距離や仕上げなど、じろじろ見ながら歩いています。。

詳しい紹介はコチラ>>
上越M:豪雪地の極端に細長い敷地に中庭と吹抜けをつくる
豊島T:狭小傾斜変形敷地に抜群の360°眺望を取り込む

これまでの設計過程はコチラ>>川面の見える家

建築家サロン in自由が丘 今週末の開催です。

2013年01月7日

あけましておめでとうございます。

今年の年始のお休みは、家族や両親、姉、甥や姪とともに、
美味しいものをたくさん食べてたくさん喋り、毎日くたくたになるまで子供たちとも遊び、
とても楽しい時間を過ごしてきました。

しっかり充電してきた分、今年もきちんと仕事をしていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願い致します。


今週末は「建築サロン in自由が丘」があり、まんぼうも参加します。

今回の建築家サロンでは、会場の外や近くの駅構内にもポスターを掲示したりと、
さまざまな方法サロンの存在を知っていただくために活動をしています。

建築家との家づくりは特別なものではなく、身近なものであり、
理想の住まいを作るための楽しい手段であることを知っていただければと思っていますので、
家づくりに興味がありましたら、まずはどうぞお気軽に足をお運び下さい。

メンバー一同、お待ちしております。

※当日は13人の建築家が交替で会場におりますが、
ご希望の建築家に相談等を希望される場合は、事前のご予約をお勧めします。
>>建築家滞在スケジュール

詳しくは、下記のホームページをご覧ください。
>>建築家サロン in自由が丘