夏期休業のお知らせ

2011年08月12日

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久しぶりの更新ですが、
まんぼうは、さて、8/12(金)~8/16(火)まで、夏季休業とさせていただきます。
連絡は取れる予定ですが、返事は遅れると思います。
皆様にはご不便をおかけしますが、何卒ご了承の程宜しくお願い申し上げます。
・・・といいつつ、今も慌しくPCに向かっていたりするのですが。
とりあえず、カブトムシを探しに行ってきます。
※写真はイメージです。
 

最近のもろもろ

2011年07月21日

どうもマメさが足りず、ブログの更新が全く進まないのですが、
先月は2冊、掲載誌が発売になっていました。
HOUSING201108.jpg 2011BUHI282.jpg
ひとつは月刊HOUSING 8月号に、「町田M邸」。
住宅密集地における旗竿敷地でありながら​も、開放感のある家をテーマに、
1階に機能空間をコンパクトにまとめ、2階に大きく、日差しと風が沢山入る
LDKを配置した、空の見える家​です。
とはいえ、先月21日発売なので、もう本屋さんには無いかもしれませんが…。
そしてもうひとつは、フレンチブルドッグ専門誌、「BUHI」。
犬飼いのための情報専門誌ですが、フレブルは暑さに極端に弱い犬種のため、
「​停電になるかもしれない夏を乗り切るために家づくりから考えられ​ること」、
をテーマに話をさせて頂きました。
私達もフレンチブルドッグを飼っていて、うちで実践していることが中心ですが、
大まかに言えば、風の道をしっかり計画することや素材に気をつけることなど、
犬飼いに関わらず、​共通する内容になっています。
犬を飼っていない方には縁が無いかもですが、よろしければ覗いてみてください。
http://www.zaihoo.jp/buhi.htm
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それから先日の連休は「建築家31人×3works」展に参加し、一般の方のみならず、
普段はなかなかお会いすることが無い建築家の方々ともたくさん交流できて、
なんだか楽しい週末でした。
313works.jpg 南足柄Hと杉並Yと八王子Dを展示しました。
次回は11月予定(たぶんまんぼうも参加予定)ですので、またお楽しみに。
今さらながら、31人展のHPとFacebookページのリンクもつけておきます。
HP http://www6.ocn.ne.jp/~arch31/
Facebookページ http://www.facebook.com/kenchi​kuka31.3works
※また近くなったら更新していきます。
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そして今週末は、まんぼうと平行して日々活動している、
「田園都市建築家の会」、たまプラーザ徒歩2分の、アーキカフェ当番として
建築相談を行っています。(相談もコーヒーも無料です)
denen_arch_new.jpg 「田園都市建築家の会
10-17時の間、ずーーーーっといますので、どうぞお気軽にお越しください。
HP http://denen-arch.com/
Facebookページ www.facebook.com/denen.arch
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それと告知を忘れてましたが、まんぼうのFacebookページも作りました。
まだアドレスがつらつらと長く、いろいろ試行錯誤中なのですが、
こちらのページの「いいね」を押してもらうと短くなるので、よろしければぜひ。
「まんぼう」のFacebookページ
http://www.facebook.com/#!/pages/%E3%81%BE%E3%82%93%E3%81%BC%E3%81%86/216118198408675
となんだか告知とかリンクばかりなので、最後に最近作った模型写真を1枚。
これから設計が始まる住宅で、いろいろ楽しみな物件です。
テラスから.jpg
そして、いろんなところを今度こそマメに更新してみようかと思ったりしています…。

掲載誌のお知らせともろもろ

2010年11月26日

「HOUSING 2011年1月号」に、横浜KYOが掲載されています。
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子供との時間、家族との時間を大切に楽しむ住まいとして、
実例PART1 私達の合言葉は「HAPPY子育て!」、として紹介されています。
横浜KYOでは、家族の生活動線や奥様の家事を効率的にする=家族の時間が増える、
と考え、子供目線というよりは奥様目線から設計した住宅なのですが、
子供のための住まいとして取り上げられることが多く、ちょっと面白いなと思っています。
他にも家づくりを考えられる方に参考になりそうな記事がありますので、
よろしければお手にとっていただけると幸いです。
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さてさて、またしてもとても更新が空いていましたが、ここのところ新しい住宅の提案を
させていただく機会が多く、敷地を見に行ったり役所に行ったり、そして案を考えて
模型やスケッチを作成したりと、忙しくも楽しく仕事をしています。
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スケッチは現在実施設計中の「板橋D」。
見晴らしの良い高台に建つ、陶芸教室を併設した住まいで、気持ちの良い外部を取り込み、
住まい全体を楽しみたい家族と、多数の人が出入りする陶芸教室との間に共有する
ホールを挟むことで、程よい距離感で気兼ねなく過ごせる住まいとして計画しています。
スケッチからは少し変更を加えていますが、周囲からの見え方なども含め、
それぞれの場所から見えるシーンを大切に気持ちよい住まいを作りたいと思います。
その他にも、模型を貸し出し中のものが多いのですが、ちょっとずつ紹介していく予定です。
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そして、さかのぼる事早1ヶ月ですが、10月の末には鎌倉Nの地鎮祭を行いました。
あいにくの台風で天候が心配されましたが、無事、当日を迎えて行うことができ、
確認申請、長期優良住宅についての申請を経て、まもなく着工予定と進んでいます。
101126kkn01.jpg 早いもので、お隣の家はもう出来てました。
また始まりましたらこちらで紹介していきますので、どうぞお楽しみに。
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いつの間にか今年も残すところ1ヶ月ちょっととなり、流行の断捨離に乗っかり(?)
年末までには大々的に掃除したい、という野望が出てきました。
仕事柄か、仕分けや整理することは好きな方だと思うのですが、
スタディ模型やサンプル、資料など、気がつけば山積みになりがちなので、
今年は片付けもがんばりたいと思います。

リフォームいろいろ

2010年07月22日

早いもので、前回の更新より1ヶ月以上が過ぎてしまいました。
現場に入っていた「千葉K」(リフォーム)は無事完成し、引渡しも完了しています。
Kさんが落ち着かれたら撮影して紹介していきますので、どうぞお楽しみに。
そしてもうひとつのマンションリフォーム「港S」は、今月頭からの解体となりましたが、
現在、解体を終え、床下に隠れる設備関係を先に配管し、床下地を貼っているところです。
リフォームの場合、既存図面があっても、はがしてみると寸法や形状が異なることが
時々あるのですが、ここの現場はほぼ想定どおりで、躯体状況もよく、まずは一安心です。
この解体直後の、素材むき出しや木毛板の力強くラフな表情も魅力的なのですが、
今回の壁は断熱材としての木毛板が打ち込んであり、手の届くところに木毛板そのまま
使用することは引っかかりや欠けの心配があるため、この上にモルタルを塗り、
同じく断熱材としての木毛板がある天井には、断熱補強のため、さらに木毛板を追加し、
塗装仕上げとする予定です。
そのため、ここまでのラフな表情は表しとなる梁以外は消えてしまいますが、いわゆる
仕上げ材ではなく、モルタルと木毛板という素材の見える空間として作り上げることで、
Sさんのイメージする、アトリエのようなラフな空間を実現していく予定です。
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奥に家具で仕切るアルコーブ予定 / 壁も木毛板 / 水廻りは設備を考慮し既存場所で。
梁のGLボンド跡は削ります / 木毛板(木毛セメント板) / 床下には先行配管済み
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それから、戸建住宅の改装(リフォーム)を計画している「沼津M」について、3連休を利用して、
初回案のプレゼンに行ってきました。
とても静かな場所にあるこの家は、夫婦と、やんちゃ盛りの子供達が成長期を過ごす家に
なりますが、慌しい日常を過ごすための機能性を追い求める住宅ではなく、別荘で過ごす
ようなゆったりした時間を日常的に楽しむための住宅、別荘ライフを楽しむことをテーマに
設計しています。
今回、仕上げや予算の掛け方にもメリハリをつける2タイプの提案を行い、日常的に外風呂
として開放も出来る大きなお風呂や、薪ストーブなどのこだわりの要素を重視し、生活部分
は必要な区切りだけで変化させていく、という方針で進めることになりました。
今回のこのプレゼンは、連休中ということもあり、富士山の見えるキャンプ場で外ごはんや
焚き火を楽しみながら行うという初の試みだったのですが、外でゆるゆると過ごす時間の
楽しさや、何もなくても子供達が存分に楽しむ姿など、限られた時間の中でも得られるもの
の多くを共有することが出来、楽しい時間となりました。
この心地よい感覚を、気負うことなく、うまく住まいに取り込みたいと思っています。
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模型は入れ替え式で / 雪の無い富士山 / 昔は近所に咲いていたあざみをパチリ

いろいろなリフォーム

2010年02月18日

~お知らせ~
・2月20日(土)、21日(日)の2日間、ASJつくばスタジオで行われるイベントに参加します。
   ASJ つくばスタジオ 第3回建築家展
つくば国際会議場 両日とも11:00~18:00 入場無料
これまでに完成した住宅のパネル写真や模型なども展示する予定です。
数組の建築家による建築相談会ですので、ご興味がある方はお気軽にいらしてください。
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最近リフォームの仕事が続いています。
月初めには、お子様が生まれたご夫婦の住まいをプレゼンする機会があり、
まずはプライベートな主寝室以外はオープンな場所として広々と使い、
成長に合わせて使い方を変えていく生活を提案させて頂きました。
水廻りや収納動線を他と兼ねて領域を有効に使い、オープンキッチンを
持つLDKを作る案と、プライベート領域に機能的なキッチンを取り込み、
可変性のあるオープンスペースを作る案と、2通りの形をベースとして作りました。
まだご夫妻の間でもお子様の場所をどうつくるか決めかねている様子でしたが、
一度形になったものを立体で確認し、生活の動きをシュミレーションしてみることで
見えてくる部分もあると思うので、またじっくり考えてもらえるといいなと思っています。
模型は持ち帰っていただいたので、またの機会に紹介したいと思います。
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ホールと洗面/テレビの後ろは食品庫/キッチンからリビング、プレイコーナーを見る
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窓を取り込むオープンスペース/たたみのプレイコーナー/大画面TVを楽しむ
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それから、少し中断していたのですが、港Sの設計を再開しています。
収納を壁付けにするのではなく、家具として中に置くことで領域を仕切る方針は
変わりなく進んでいて、どこに何を入れるか、棚の固定/可動、棚ピッチなどの
細かい仕様や、50平米を超える住戸をワンルームにするため暖房区画の作り方など、
詳細を詰めている段階です。
収納については、人それぞれ片付けやすい方法というのは異なるものなので、
せっかく快適に作った住まいを維持することがストレスになってしまわないよう、
じっくり打ち合わせをして確認していくことを大事にしています。
但し、生活は常に変化するものであり、住んでみて見つける部分もあるので、
作りこみ過ぎないことも大事と考えています。
来月頭頃の見積もりに出す予定なので、集中して設計していこうと思います。
100216_ms.jpg 家具の素材感も検討中です。
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そして先週末にも、新しいリフォームの打ち合わせで、初回の提案を行いました。
限られた面積の中で生活動線を機能的に作ること、広く感じられること、
来年小学校に上がるお子さんに合わせて変化対応できることなどを盛り込み、
場所をコーナーとして作りながらも、機能のまとめ方の異なる2案を元に
いろいろな可能性についても追求していく打ち合わせとなりました。
もう少しまとまってきたらまた紹介していきたいと思います。
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その他、住宅では、横浜KYOが月末の竣工に向けて、施主検査、役所検査、
手直し工事、竣工写真撮りと進む予定です。
住宅についてはまた次の機会に紹介していこうと思いますので、
どうぞお楽しみに。

お知らせと最近のコンペなど

2010年01月14日

※HPのトップから入ったところにある更新履歴が読み取れなくなってしまいました。
原因調査中ですが、少し時間が掛かりそうです。
新しいお知らせとしては、
・2月20日(土)、21日(日)の2日間、ASJつくばスタジオで行われるイベントに参加します。
   ASJ つくばスタジオ 第3回建築家展
つくば国際会議場 両日とも11:00~18:00 入場無料
数組の建築家による建築相談会ですので、ご興味がある方はお気軽にいらしてください。
・一條太郎が、SE構法のパートナー建築家になりました。
   SE構法
~SE構法とは、木造建築の仕口部分に特殊な金物を使う木骨ラーメン構造で、
今までの在来木造では難しかった大空間や大開口を実現する構法です。
また、SE構法は、材料や構造計算など躯体に関する管理が優れており、
構造体の補償についても10年補償が付いており、安心できるシステムです。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
※構造専門家のチェックも含めた在来木造、その他の構造についても従来どおり
行っています。まんぼうでは、その建物の用途、規模等から適した構造形式を
提案させて頂きますので、ご安心下さい。
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さてさて、年明けから半月近くになりますが、1つコンペを提出しました。
抜群の眺望と緑に囲まれた羨ましいほどの敷地で、
一年を通じて快適で開放的な自然を吸い込む生活をテーマに提案をしました。
お気に入りの別荘地を歩いていて、ふと出くわした、心が騒ぎ出すようなコテージが
私たちのイメージです。
お子さんやワンちゃんたちと賑やかに暮らすご家族が、ライフスタイルの変化に
合わせて、それぞれの場所の使い方であったり時間の使い方であったり、
薪ストーブの周りの土間リビングや2階のファミリーリビング、ギャラリーなどを
楽しめる家になればと考えています。
まんぼうの考えるその時その時の「今を楽しむ」ということがうまく伝わればいいなと
思います。
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それから年末には、ネコ好きなご夫妻と、ネコ好きな店子を想定した賃貸住宅の計画を
コンペにて提案しました。
いろいろな条件から、コスト面で絞っていかないと厳しそうな物件だと思うのですが、
ちょっとした操作でそれぞれの場所を豊かなものにし、さらに少し遊び心をプラス
することで、空間の質を落とさず、人にとってもネコにとっても快適な場所を作ることが
出来るのでは、と考え、「ネコミチ」なるものをプラスしてみました。
ネコミチ、英語で言えば建築用語でもあるキャットウォークなのですが、いわゆる
メンテナンス用のものではなく、人とネコが別レイヤで動くことも可能にすることで、
それぞれのプライベートな時間も確保し、共同生活に切り離せないストレスを
軽減することを考えています。
その他にも、生活する上で欠かせない環境や収納など、コンペということもあり、
まんぼうの考えるコンセプトを明確に伝える意味も含めて、少し思い切った形を
提案しているのですが、その辺がうまく伝えられなかったかもという印象。
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今回のコンペでは30を超える案が集まり、ご夫妻は楽しくも悩ましい時間を
過ごしていることと思いますが、いろんな意味で合う人が見つかり、楽しい家づくりに
なればといいなと思っています。
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と、なんか久々に長い更新になってしまいましたが、設計することについてもう少し。
まんぼうでは、伝えられた要望をストレートに形にするのではなく、対話の中から
潜在的な要望まで引き出せるといいなと考えていて、試行錯誤を繰り返しています。
それは今設計中の中野Mについても当てはまり、打ち合わせとクライアントの人柄、
雰囲気から少し柔らかな中にハードなものを取り入れるものをイメージしつつあった
のですが、いろんな形を作っていくにつれ、どちらかというともっとハードなものが好み
との軌道修正があり、まんぼうの中でも色や素材、屋根の形などについて議論を
繰り返しているところです。
新たな模型も作っていたのですが、先日の打ち合わせで持ち帰って頂いたので、
また次の機会に紹介できればと思います。

新年のご挨拶

2010年01月12日

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします
旧年年末は、すっかり現場のブログ更新をサボってしまいましたので、
新年早々ですが、横浜KYO邸の年末画像を数点アップします。
工事は、木工事が少し遅れ気味ですが、大きな変更も無く現場が
動いています。今年一回目の定例が数日後にありますので、
現場の状況を再度お伝えする予定です。
JAL問題など、何かとため息が出るニュースが多い毎日ですが、
今年もこつこつ頑張って行きたいと思っています。
まんぼうの住宅にご興味をお持ちいただいている方、住宅設計に関する
ご相談など、まずはお気軽にお問い合わせください。
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住宅、リフォームなどをお考えの方に。

2009年10月7日

また更新があいてしまいましたが、少しお知らせです。
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メールやお電話などで、住宅やリフォームについてのお問い合わせを頂くことがありますが、
まんぼうでは、HPに掲載している実例写真を中心に、コンセプトや図面データを加え、
事務所の概要や設計方針なども盛り込んでまとめた、実例ファイルを用意しています。
可能であれば、一度事務所にお越しいただくことをお勧めしていますが、
ご希望があれば、実例ファイルを貸し出しすることも可能ですので、
ご興味がありましたら、mambo@mambo-aa.jpまでお気軽にお問い合わせ下さい。
返却期限は設けていませんので、じっくりご検討いただければと思っています。
P06 町田のコピー.jpgP08 町田のコピー.jpgP07 目黒のコピー.jpg
※住宅編とリフォーム編を用意しています。
※複数部を用意していますが、情報更新中、または全部貸し出し中の場合には
少しお時間を頂くこともあります。
※大まかなスケジュールや設計料の支払い時期など、仕事の進め方についても
掲載しており、このあたりはHPでも更新していく予定です。
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それから、10/31(土)と11/1(日)、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンの郡山スタジオで行われる
イベントに一條美賀と一條太郎の2人で参加します。
まんぼう他、数組の建築家の実例展示と、無料建築相談会になっていますので、
ご興味のある方が、是非、お気軽にお越し下さい。
郡山スタジオ 「第15回建築家展」
10月31日(土)・11月1日(日)
ホテルバーテン 1F 会議室にて
両日とも、11:00~17:00 入場無料
福島にはキャンプで何度か行ったことがありますが、何かご縁がありましたら嬉しいです。

講習会とコンペと地鎮祭

2009年09月14日

早いもので、気がつけば9月も中旬になってしまいそうですが、
先週の月曜日は、一級建築士の定期講習を受講するため、ビッグサイトに行ってきました。
この定期講習は、最近新しく義務付けられたものなのですが、朝から夕方までみっちり
5時間講習&考察テストまでセットになっていて、久々のテスト体験に、疲労感を味わってきました。
内容は、構造偽装問題をきっかけとした法改正を中心に、環境に関わる最近の基準など、
まんぼうのような設計事務所の場合、業務に関わる部分として普段からチェックしていることが
主であり、改めて確認することができたという点では、有意義であったと思いますが、
5時間では分厚いテキスト1冊を早足で全て確認するのは慌しく、
シートに付属の小さなテーブルでのメモ取りには、一気に肩と腰が凝ってしまいました・・・。
と少し愚痴をこぼしつつも、あまり受ける機会が無くなってみたら、少々物足りなく、
なにか受けられるテストはないかしら?、なんて思っていたりするから不思議なもんです。
あの、なんともいえない緊張感が心地良いのかもしれません。
ちなみに、今回、実はゆりかもめに初乗車だったもので、車窓からもキョロキョロし通しでした。
(いつもりんかい線よりゆりかもめのルートの方が安いことに今頃気が付きました)
いつの間にか綺麗に整っっている景色を、たまに少し離れた所から見るという体験は、
日常においても大事なことと、改めて感じました。
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火曜日は、またまたコンペを1つ提出しました。
限られた敷地環境の中に、親子5人と多数訪れる友人達のための諸々の空間を作り、
どこにいても十分に感じられる風の通りと、実際以上に感じられる開放感を大切に考え、
空間を立体的に使うことで、空と風を感じながら過ごせる住まいを提案しました。
好立地ながら隣地が近いといった敷地の特性から、LDKを中心としたパブリックスペースを
2階レベルに持ち上げる形で計画しましたが、1階の水廻りを中心とした機能領域が
ただの廊下に面する場所になってしまわないよう、訪れる人たちを贅沢に迎える
気持ちのよいホールとして、光と風をしっかり取り込むように計画しています。
今回、子供の領域やごろ寝できる場所、シアター/ゲームコーナー、LDKに繋がるテラスなど、
様々な要望をどのような空間として作るかということが大きな課題だったように感じましたが、
2階レベルに立体空間を持ち込むことで、実際以上の広さや開放感を実現することが
できたのではと感じています。
毎回の事ながら、締め切りには追われてしまうのですが、
まんぼうの提案する住まいがうまく伝わればいいなと思います。
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・・・余談ですが、まんぼうでは、カラー出力用として、A3サイズのインクジェットプリンターと
A1サイズの大判用インクジェットプリンターを10年近く併用しているのですが、
どうも最近、どちらもエラー気味です。
インクやプリンタヘッドを交換したりしてるのですが、本体の寿命ってあるのでしょうかね。
こういうものはきっかけがないとなかなか買い換えないもので、ちょっと悩み中です。
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それから、週末には、横浜KYOの地鎮祭がありました。
あいにくの空模様でしたが、なんとか雨は降らず、滞りなく終えることができました。
皆様の日ごろの行いに感謝です。
さてさて今週から杭工事が始まります。
今度こそ、最後まで順次アップしていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに。

8月の近況

2009年08月29日

気がつけば8月ももう終わりですが、今年はあまりエアコンを入れない夏でした。
と思っていたら、残暑が続き、もう少しお世話になるのかなあとも思うのですが・・・。
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先週末は、前回記事の、「白い箱」にこだわった家のプレゼンのため、
岐阜県へお伺いしてきました。
この家は、ゆとりのある敷地で、周辺環境にも比較的恵まれたところにあるのですが、
まんぼうの案では、周囲とのプライバシーを保つ上での距離や、テラスの快適性、
それにテラスとリビングを日常から繋げて開放的に使えることなどに重点を置き、
LDKを2階としています。
また、子供部屋については、当面はまだ閉じた個室を必要としないことから、
当初は家事をしながら目の届くプレイルームとして使い、成長に合わせて
壁を追加していく形で提案しています。
いくつかの質疑を事前に頂いていたので、まんぼうなりの回答や新たな提案を、
コンペでの提出案をベースに、少し大きめの模型を作ってプレゼンさせて頂きましたが、
構成については、どこを重要とするかにより、いろいろと新たな提案をしていくことは
十分可能だと考えています。
コンペは文章のみの情報からの提案させて頂くことが多く、実際にお会いした時には
熱い思いが溢れてしまい、ついついしゃべりすぎてしまうことも多々アリですが(笑)、
まあともかく、まんぼうなりの提案が伝われば幸いです。
あと、模型写真を撮り忘れていたので、それはまた返却いただいてからにでも。
・・・余談ですが、先月生まれたばかりの息子さんもご一緒のプレゼンで、
可愛らしい泣き声やぷにぷにの感じに、こちらまで幸せな気分になりました。
うちにも1歳8ヶ月になる息子がいるのですが、すっかり愛犬を追い掛け回し、
大きな声で泣き笑いするようになっていて、改めて成長を実感しています。
090729_iti03.jpg キッチンからリビング越しのテラスまで見ています。
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それから中旬には、住宅密集地の中の旗竿敷地に建つ住宅を、コンペで提案しました。
要望から、内部空間の広さやイメージといった具体的なことより、本が好きだという
施主夫妻のライフスタイルを大事にしていると感じられたため、
内部の計画や、快適な環境を取り込むことは当然とした上で、
更に、それぞれ環境や特徴の違う、本を読んだり自分の時間を過ごすための場所を
付け加えた住まいを提案しました。
それはどんな場所かというと、
朝の空気がひんやりとした時間に外でコーヒーを飲みながら本を読む場所であったり、
料理している奥様や宿題をしている子供の気配を感じながら、ちょっと篭れる場所で
外からの風を感じながら読む場所であったり、ぎゅっと詰まった細長い空間で
じっくり楽しむ場所であったり・・・。
リビングから一段上がったスカイリビングや天井の低いアルコーブ、玄関から繋がる
静かなホールや建物までのエントランスなど、本を読むためだけの場所でなくても、
過ごし方次第で、いろんな楽しみ方が出来ると考えています。
敷地条件が厳しく難しい部分もありましたが、私たちもどんな場所が心地よいと思うか
考えることは、楽しくもありました。
最近、本当に伝えたい部分の伝わりやすいプレゼンに試行錯誤しているのですが、
本を楽しむことも出来る空間の豊かさや魅力がうまく伝われば幸いです。
※ちなみに今回の敷地は、形状によっては日影規制がかかる地域ですが、
メリハリをつけて高さを押さえ、ボリュームを立体的に分散させることでクリアさせています。
ちなみに、私はキャンプや公園等の外で、コーヒーを飲みながら本を読む時間が一番好きです。
更に、そのコーヒーがそこで入れたものであれば、更に幸せです。
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それから、上旬には、土間を楽しみたい夫妻の家について、プレゼンをする機会がありました。
都内の狭小地ではありますが、土間にはバイクを置き、そこで七輪を楽しみながら
お酒を飲んだり友達との時間も楽しんだり、また、屋上テラスでもお酒を楽しんだり、
といった楽しそうな要望や、集中する時には各自が篭れる場所が欲しい等の
明確な要望の詰まった住宅でした。
漠然としたイメージで、ご夫妻にはフロアごとの構成イメージがありましたが、
まんぼうでは、せっかく土間を作るなら、使う時だけ、というのではなく、奥行きや
広さを感じることにおいても土間を用い、積極的に土間を楽しむことができる家とした方が
良いのではないかと考え、大きなカウンターを持つキッチンダイニングを土間に併設して
土間と繋げて使うことが出来る住まいとして、提案させていただきました。
残念ながら、まんぼうは採用となりませんでしたが、これまでにも設計で取り込んでいた
土間という空間の使い方や、狭小地において空間をいかに有効に使うか等、
いろいろな条件について考えることは、有意義な経験となりました。
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その他のプロジェクトでは、現在進行中の横浜KYOは、無事見積もり調整作業もまとまり、
来週末にはいよいよ工事契約予定です。
それが終われば現場が始まりますので、また気を引き締めていこうと思います。
あとは最近溜まってきた模型の整理やHPの整理など、ついつい後回しになっていることなど、
今年中には片付けたいなと思う今日この頃です。

近況いろいろ

2009年07月29日

久しぶりの更新ですが、最近は事務所にこもって仕事をしています。
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横浜KYOは、今月中旬に実施図をまとめ、数社に本見積もりをお願いしていますが、
追加の図面や質疑などもあり、来月頭に見積もりが出てくる予定です。
実施設計の本見積もりでは、最終的に調整した金額で工事契約を行うことに
なり、気が抜けないところですので、引き続き気を引き締めていこうと思います!
※まんぼうでは、通常、見積もりをお願いする施工会社は、指名ではなく、
場所や建築の特性などを合わせて検討し、通常3~4社にお願いしています。
(今回は、これまでにお付き合いのあった2社と、新たな2社に依頼しています)
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ここ最近、集中してコンペを出していて、先週の金曜日には、
第1回ワーキング・ママ 住まいのアイデアコンペ」に、1案提出しました。
私自身、1歳半の息子がおり、いかに効率よく、手際よく家事を済ませるかは
日々試行錯誤中のところもあり、自分に重ねながら考えてみました。
・ストレートな家事動線
・家事に関するものを効率の良い順番に配置
・玄関から洗濯まで全てまかなうバック動線
・みんなの寛ぎの場所に家事を溢れさせないためのバックヤードの充実
それに、玄関からそのままお風呂に入るための浴室土間を加え、
それ以外のスペースは成長に合わせて対応できるよう、大きな空間として
計画しました。
ちょっと時間切れでプレゼン密度が薄くなってしまいしたが、計画には自信アリです!
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それから、その少し前に、白い箱にこだわったコンペを提出しました。
これは、お施主さんの要望で、「白い箱」がテーマとしてあったのですが、
内部の計画が機能的で快適なのは当然のこととして、
・テラスを箱の中に引き込むことで、開放できるLDKを実現
・将来に渡り、光と風を引き込む快適な環境
・家族の動線と重ならないバック動線の確保
・充実した趣味室
・広い土間、ホール、隣の緑など、ゆとりある空間を取り込む
等を盛り込んで、提案しました。
まんぼうでは、平面計画をじっくり考え、その形を外観に取り入れる順番で
検討することが多いのですが、今回はその先が四角になることを目指して
設計し、必要な要素と機能的な動線にゆとりを加えることで、無理なく
真四角の外観を実現しています。
今回はスケッチでの提案としましたが、機能とゆとりの空間をもつことでの
豊かさなど、うまく伝わればいいなと思います。
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そしてもう1つ。
住宅密集地の中の狭小地に環境を取り込む住宅を、コンペで提出しました。
周囲を囲まれた(囲まれることが予想される)敷地への提案はこれまでも
設計してきましたが、それらの経験をプラスしながら、敷地一杯に建てられる
ボリュームの中に、光の落ちる「スキマ」と風の通り道となる「スキマ」を設計し、
快適な環境と、プライバシーを守りながら内に開く開放感を実現する住宅です。
少し複雑に見える形状ですが、シンプルな経路で完全に分離させた動線や、
スキマの向こうに見えるお互いの距離感等、豊かさの増す構成の魅力が、
こちらもうまく伝わればいいなと思います。
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その他、先日、ハウスシンジケートの公開プレゼンにも参加してきたのですが、
長くなってしまったので、その話はまた次回に。
今週末は新たな住宅のプレゼン予定なので、また気を引き締めて頑張ります!

補足お知らせと5月25日のまんぼう/コンペ

2009年05月31日

昨日、BS朝日の「辰巳琢郎の家物語」で取り上げていただいた狛江S邸ですが、
BS朝日のHPにもバックナンバーとしてアップされています。
「アトリエ感覚を楽しむ家」2009/5/30(土)12:00~12:30
【再放送】2009/6/6(土)12:00~12:30

改めまして、ご協力いただいたSさん、辰巳さん、テレビ局の方々、
ワンちゃん、どうもありがとうございました。
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先週の月曜日になりますが、1つコンペを提出しました。
横浜の高台にある、見晴らしの良い広い敷地に建つ住宅です。
抜群の眺望環境を生かし、最大限に「気持ちイイ眺めを取り込む」ことと、
「(建物)自身の姿もカッコイイ!」もので、周囲に対して魅せること、
そんな両方からの「見る」、「魅せる」を楽しむ住まいとして計画しました。
ただし、建物の機能とは関係なく、ただカッコイイ!ものを作るのではなく、
与えられた予算の中で、十分な機能と快適性を満たすべく作った形を
そのまま外観にも表すことで、必然性のある組み合わせのカッコ良さを
作り出すことを大切に考えながら、
・居室と機能のどちらかを優先するのではなく、併置してコンパクトに納めること
・眺望環境を最大限に生かすこと(建物の向きは重要)
・必然性のあるダイナミックでカッコイイ外観を作ること
・将来に渡って、気持ちのよい風を取り込む快適な環境であること
・個人の充実した時間も楽しめること
そして、ライフスタイルの変化にも十分対応できる住まいとして、
南から少し東向きに振った形の住まいを提案しました。
時間の関係で、少し印刷精度の荒いものになってしまいましたが、
まんぼうの提案する、「機能も兼ね備えた形のカッコ良さ」が
うまく伝わればいいなと思います。
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