「月刊HOUSING12月号」町田M 掲載のお知らせ

2012年10月23日

月刊HOUSING12月号に町田Mが掲載されています。

以前にも掲載いただいたのですが、過去一年の実例特集の中から編集部イチオシの実例、
「隣家に囲まれた路地奥の敷地でも窓に工夫し、日差しがたっぷり入る空が見える家」として、
再掲載されたものです。

この家はあえて探した旗竿地で、周りを囲まれながらも光と風を取り込み、空を見ることをテーマに、
敷地の四隅に作った庭から風を取り込み、上部に設けたハイサイドサッシから空を見る生活を作り、
前面の公園を臨む外部のようなリビング空間、インナーテラスを提案しています。

また、気持ちの良い2階に家族の集う場所を広く取ることにこだわり、
1階の水廻り近くに家族の衣類をまとめるファミリークローゼットを設けて家事をラクにするなど、
振り返ってみれば、私達の提案するスタイルをたくさん盛り込んだ住宅になっています。

詳しい紹介はコチラ。
町田M:旗竿の空をみるリビングと緑を臨むインナーテラス

共に育つ家の記事でも紹介した、階段上の収納の扉をずらすだけのチャイルドゲートを初めて作ったのもこの住宅でした。

工事契約を行いました。市川F

2012年10月17日

この週末は、千葉に設計中だった住宅の工事契約を行いました。

正確には、工事請負契約は建て主と施工会社で取り交わしますものであり、
建築士は第3者としての立会いになります。

ここに至るまで、私達は実施設計が完了したら施工会社に見積もりを依頼し、調整を行いますが、
これらは設計契約上は建て主と施工会社の間で行うものであり、
建築士は必要な図面や資料の作成と、助言をする立場となっています。

とまた少し説明が長くなってしまいましたが、この住宅は旗竿敷地に建つ2世帯住宅で、
恵まれた広さの敷地環境を活かし、世帯の間に大きな中庭を挟む形で計画しています。

2世帯住宅ではいろいろなメリットもありますが、親子といえども別の生活を営む世帯なので、
生活時間の違いや互いの距離感などは、そのご家族の考えを汲み取り、
将来も見据えて、慎重に設計する必要があると考えています。

この住宅は完全分離型ではなく、玄関や水廻りの一部と、図書コーナーなどの趣味の場所は共用し、
合わせて中庭を間に挟むことで、お互いストレスにならない距離を作っています。

工事に入るのは来月以降の予定ですが、またこちらでも紹介していきたいと思います。

※写真は夏頃の敷地。お父様が草刈りをしてくださいました。

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