工房併設住宅 基礎工事が進んでいます。

2017年10月12日

工房併設住宅は、基礎工事が進んでいます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

工房併設住宅では、先月から根切りと並行して基礎下に納める先行配管から進め、
先日は配筋検査を行い、耐圧盤、立ち上がりまでを打設しています。

配筋検査では、今回の建物は整形で1階内部にはほぼ壁の無いシンプルな構造のため、
見通しの良い広いスラブが綺麗に組まれていました。
床仕上げがモルタルのため、内部の表しとなる柱は土台ではなくスラブから金物で立ち上げるため、
金物を取り付けるためのアンカーも先行して入っています。

そして現在はプレカット図を構造事務所とまんぼうでチェック。

現場はコンクリート打設が終わりは養生中なので、建て方までは目に見える変化はないのですが、
プレカット図のチェックや現場からの質疑回答など、現場と前もってできることの確認を進めています。

ほぼ同じようなスケジュールで横浜でも現場が動いているので現場担当は移動が多いのですが、
時間を無駄にせず、気を抜かず集中していこうと思います。

これまでの設計の過程はコチラから >>工房併用住宅

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
やり方時点で確認していますが、捨てコンの後にも墨出しを確認します。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
境界からの離れを監督さんとチェック。

171012_05
柱の引き抜きに耐えるホールダウン金物は打ち込みのため、倒れないよう固定しながら打設。
基礎は室内表しとなるため、外側に断熱材を打ち込んでいます。

工房併設住宅 地盤改良を行いました。

2017年09月6日

先週は工房併設住宅の、地盤改良を行いました。
170906_03

去年から設計を進めていた住宅で、5月に実施図面の図渡し後の見積もり調整もまとまり、
暑い時期の工事契約、地鎮祭と進み、先週の地盤改良からスタートしました。

今回の改良は、現場の土とセメントミルクを土の中で混ぜながら改良柱を作る、柱状改良を採用し、
敷地の中には60センチ径の改良柱を、合計23本施工しています。

170906_02
改良は敷地の奥から、どんどん手前に移動しながら進んでいきます。

ご夫妻が一日の大部分を過ごす工房がフレキシブルに対応できることをテーマに、
1階に工房、2階がプライベート、という高さによる領域分けを行い、
大きな吹き抜けを持ち、家じゅうに気持ちの良い空気が流れる、広々とした工房のある住まいができる予定です。

※のびのびとした環境にあるこの敷地は上尾市の地区計画地域にあるため、
確認申請の前に「地区計画の区域内における行為の届け出書」を提出し、
境界からの距離や道路面に設ける塀の仕様など、適合していることの許可を受けてから、
「アトリエ兼用住宅」として確認申請を提出し、許可を受けています。

地盤改良が終わって、この先は建物の基礎を作るための根切りから。

工事は少し遠方ですが、現在進めている品川リフォームと同じアイディエムさんと、
打ち合わせをしながら進めていく予定です。

これまでの設計の過程はコチラから >>工房併設住宅

DSC_0028
地鎮祭は7月の暑い日に行いました。お天気にも恵まれますよう願っています。