戸建バリアフリーリフォーム ビストロで打ち合わせ

2015年05月13日

昨日は戸建リフォームの打ち合わせで、佐野に行ってきました。
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葉山で進めている小屋のお施主さんのご実家リフォームで、
ご高齢のご両親のために、廊下や水廻りといった生活スペースを車いすでも使えるように、
広く、シンプルに作り替える計画を進めています。

工事としては大きなものではないので、設計の方針をまとめたら地元の工務店さんにお願いし、
設計料にはタイヤのホイールをいただく予定という、ちょっと不思議な面白い仕事です。

昨日はご実家の様子も改めて確認させていただいた後、佐野にあるおススメのビストロで、
美味しい食事とワインもいただきながらの打ち合わせとなり、食後には美味しいデザートも。

仕事の話や共通する車の話などですっかり長居してしまいましたが、お店の方にも良くしていただき、
心配していた台風の影響も電車での移動でそれほどもなく、美味しく心地よい一日となりました。

これまでの葉山の話はコチラから。 >>葉山の小さな小屋

二世帯リフォーム 造作工事が進んでいます。

2014年10月31日

昨日は二世帯リフォームの現場に行ってきました。
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今回、玄関周りやリビングに、ラーチ合板で作る収納を計画しているのですが、
下地だったところに合板が貼り進み、全体の形がずいぶんと見えてきました。

設備機器の取り付けに向けての下地や電気配線工事、壁のパテ処理なども進んでいるので、
現場ではそれぞれの場所にこれから付けるものや位置など、監督さんと一緒に回って一通り確認してきました。

設備の給水配管やコンセントなど、いったん壁に塗り込められているものもありますが、
そのあたりの準備もあることを確認。
新たに引き直しとなったTV配線や、網戸と雨戸の交換も順調に進んでいます。

週末にはお施主さんとの現場打ち合わせも予定していますが、
この先は壁を仕上げて、建具や襖などの別の場所で作っているものや照明器具、設備器具を取り付けて、
一気に仕上がっていく予定です。

あと少し。引き続き集中して進めていきます。

これまでの設計・監理の経過はコチラから。 >>二世帯リフォーム

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ラーチ合板で作った扉をつけて、ラーチの箱になる予定です。

二世帯リフォーム 現場打ち合わせに行ってきました。

2014年10月23日

昨日は二世帯リフォームの現場に行ってきました。
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この現場では解体後の調整が多く、週一の現場打ち合わせの他、やりとりもほぼ毎日数回ずつ、
というペースで進んでいたのですが、一通りの方針確定とそれに合わせて現場も進んできました。

今回の建具は既存のものを張り替え、塗り替えて使うものが多いのですが、
一部動線から間取りを変更している箇所や造作する収納廻りなどに、新しく作る扉があり、
それぞれの場所について、素材や金物の色、形など、一つずつ整理しながら建具屋さんと確認。

そして電気屋さんとも、新たに追加した配線の位置や照明の種類、仕様について、
現況工事状況と照らし合わせをしたり、間違いのないように確認をして進めています。

来月には引き渡し予定で、現場にはいろいろな工種が入り慌ただしく進んでいきますが、
しっかり集中していきたいと思います。

これまでの設計・監理の経過はコチラから。 >>二世帯リフォーム

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和室の作り替えや造作箇所の間仕切りなど、現場は着々と進んでいます。

二世帯リフォーム 解体の確認に行ってきました。

2014年09月30日

先日より着工した二世帯リフォームの、解体状況の確認に行ってきました。
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間取りの大きな変更はしない予定ですが、和室だったところをリビングと繋げたり、
少し使いづらいところに新たな動線を設けたり、大工さんが解体しながら作業をして進めています。

昨日は現況の確認と、交換予定のサッシや開けてみたら少し問題のあった設備配管周りなど。

戸建のリフォームの場合、既存図面が揃っていないことが多く、
図面があっても位置や寸法が違うこともあるため、現地での確認がとても大事になってくるのですが、
ここの現場も例外ではなく。

開けてみたら違ってたから追加、変更する、ばかりでは設計と見積もりの意味がなくなってしまうので、
できるだけその差をなくすために、設計や見積もり時の現調などを行うのですが、
張り替えなどの部分リフォームの場合には、事前に大きく解体するわけにはいかず、
床下や壁内に隠れる設備配管など、やはり開けてみないとわからないこともあり、なかなか悩ましいところです。

交換するサッシについては方針を打ち合わせ、設備配管は追加の見積もりと延長工期の確認。

急ピッチで進んでいく予定です。

これまでの設計・監理の経過はコチラから。 >>二世帯リフォーム

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設備屋さんの作業に関するメモ書き。壊すので無くなりますが、現場では壁に書いて確認することがよくあります。

二世帯リフォーム 工事が始まります。

2014年09月18日

設計を進めていた二世帯リフォーム工事の工事契約が日曜日に完了し、現場に解体前の確認に行ってきました。
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見積もり前にも現地の確認をしているのですが、見積もり調整で変更になった箇所や仕様の確認を行うため、
一部屋ずつ立会い、壊す場所変えない場所、作る内容など、一つずつ細かな確認を行ってきました。

今回の工事では水廻りについては上下階とも一新しますが、間取りについてはあまり変えず、
仕様変更や追加の造作工事を行う箇所が中心となるため、解体作業も大工さんの手で進めていく予定です。

工事は久しぶりになりますが、府中Hの工事でお世話になった三昭建設さんにお願いして、
11月上旬の引き渡しに向けて、進んでいく予定です。

これまでの過程はコチラから >>二世帯リフォーム

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見積もり書も確認しながら各部屋、1項目ずつチェック。手間はかかりますが大事な作業です。

耐震化リフォーム 現場打ち合わせを進めています。

2014年08月6日

耐震化も備えたリフォームの現場で、大工さんも交えた打ち合わせを行いました。
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先日構造の確認を行い、現在は仕様変更にかかる見積もり調整中ですが、
現場は出来るところから進めていて、これまでは土だった床下には土間の打設が進み、
基礎周りの立ち上がりと床面に断熱材を施して、床を作っていきます。

解体の際には、これまでの大引きも使えるところは使う、として残していましたが、
レベル調整や施工性も踏まえた施工側からの提案で、今回はすべて撤去して作り直すことに。
そして合板を張り足す2階床下地は、現在床の不陸を吸収する為、根太を追加して9ミリ合板を貼ることにしました。

その他、先日確認した構造補強の方法や、交換するサッシの仕様についてを打ち合わせしたり。
暑い時期で夏休みもありますが、現場は出来るところから進んでいく予定です。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >>耐震化も備えたリフォーム

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奥のサッシはペアガラスのものに交換予定。間違い探しのようですが、少しずつ現場は進んでいます。

二世帯リフォーム 現地説明を行いました。

2014年07月29日

昨日は多摩市で進めている二世帯リフォームの、現地説明に行ってきました。
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現在図渡しをして見積もりをお願いしているのですが、リフォームの場合は特に、
工事範囲や内容、設計の意図を正確に伝えることが大事になってくるので、
現地での説明も行うようにしています。

今回の工事範囲は水廻りも含めた全てですが、
既存の壁位置を替えない部分については表面のクロス仕上げのみを張り替えとしたり、
建具についても、表面のみの塗り替えのみとして再利用するものもあり、
図面だけではわかりづらい部分を中心に、現地で確認をしてきました。

また、電気設備や衛生設備、鋼製建具など、施工会社の方だけでなく、
工事に入る予定の業者さんも一緒に来られ、いろいろ確認をしてもらいました。

見積もりが出てくるのはもう少しかかる予定ですが、
こちらもまだまだ暑い時期の工事スタートとなる予定です。

これまでの設計の過程はコチラから >>二世帯リフォーム

耐震化リフォーム 構造確認を行いました。

2014年07月23日

今日は構造家の木村さんと一緒に、解体後の現場を確認してきました。
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先週末に現場を施工の海老沢さんと確認し、設計の方針などを打ち合わせしてきているので、
今日はその調整方法の確認や、構造の補強箇所や補強方法についての話が目的です。

解体後の軸組には目に見えて欠陥と思える施工は無く、当時はきちんと施工された印象を受ける建物なのですが、
全体に現在より細い柱で構成されていることや、経年の雨の侵入による腐朽箇所もあり、
柱の交換や補強を必要とする部分もやはりいくつかあります。

柱の交換については外すことはできないので、途中で切って繋ぐ形か沿わせる形で補強したり、
土台にアンカーが不足している場所にはアンカーを補強、柱と土台には引き抜き金物を追加しますが、
アンカーを打って通常用いるホールダウン金物をを入れるのではなく、基礎に負担を掛けない金物を使う、
など、新築とは違い、既に形があるため、使える金物を確認しながら進みました。

また、耐力壁についても、今回の工事で筋交い壁から構造用合板全面梁の壁に変更する為、
下地となる間柱や、壁合板w止めるために必要な土台を入れる場所、
壁を留めつけるために追加する間柱のサイズや施工方法など、
既にあるものを傷めずに強化するための方法についても、確認を行いました。

少し大きな修繕を行う所もあるので、一度まとめてお施主さんに確認していく必要がありますが、
安心して住まえる家となるよう、しっかり固めていく予定です。

これまでの設計監理過程はコチラから >>耐震化も備えたリフォーム

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足元を交換する柱。断面の欠損具合を調べ、交換の必要の有無を確認していきます。

耐震化リフォーム 解体がスタートしています。

2014年07月14日

先週末より、耐震化も備えたリフォームの解体がスタートしています。
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今回、耐震化したいということは大きなテーマのため、室内側はすべて解体するのですが、
内部の壁を開け始めたところで、全体の範囲や電気の方針打ち合わせのため、現場に行ってきました。

壁を開けてみて、建てた時期が古いため、全体に材料が細い印象はありますが、
途中で少し手を入れられてたこともあり、想像よりも良い部分もありました。

とはいえ、断熱材が入っていないことで全体に湿気があったり、追加の補強が必要な場所など、
現況から判断していく部分も多く、これからがまさに大事なところであり、気持ちも引き締まります。

設計時、室内が暗い、ということも改善要望としてあったのですが、
当たり前ですが、建具を外し、間仕切り壁も撤去していくと明るく風が抜ける環境になるもので、
この気持ち良さを損なわず、安心できる住まいにしていきたいと思います。

これまでの設計監理過程はコチラから >>耐震化も備えたリフォーム

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下宿として使われていた2階の個室も、不要な設備は撤去、一新し、個室や2世帯のリビングに変わる予定です。

耐震化リフォーム 工事契約が行われました。

2014年06月26日

計画を進めている戸建てリフォームの、工事契約がありました。
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私たちは設計と工事監理を行いますが、実際の工事をするのは施工会社になるため、
工事契約はお施主さんと施工会社の間で取り交わされます。

流れとしては、
設計がまとまったら、設計の内容を図面と併せて施工会社に説明して見積もりを依頼し、
見積もりが出てきたら内容のチェックや、お施主さんとの設計変更や減額要素の確認。
そしてその内容での施工会社との金額の確認、調整などを経て、この内容でこの金額ならOK、
となってやっと工事契約、となります。

去年の12月からスタートしているのですが、
リフォームの場合、まんぼうでは半年の設計期間を頂くことが多く、今回もほぼ半年となりました。

今回は耐震化も計画していて、解体して現在の構造材の状況を確認してから、となる部分があることと、
前面道路が狭く車が入れないため、手運びが中心となることから、ゆとりをみて工事期間は3か月を予定。
施工会社は、中野Mでお世話になった海老沢工務店さんで進めていきます。

来月にはお施主さんご一家が仮住まいに移られ、上旬には解体からスタートする予定ですので、
またしっかりと監理していきたいと思います。

これまでの設計過程はコチラから>> 耐震も備えたリフォーム

耐震も備えたリフォーム 見積もり調整が進んでいます。

2014年05月23日

計画中の耐震の備えたリフォームは見積もり調整が進んでいます。
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敷地が袋地の奥あり、写真の袋地入り口のあたりが狭くなっているため、
手運びでの工事を計画しているのですが、夏が近づくにつれ皆さんの緑が茂り、さらに狭くなってきています。

建て替えとなればセットバックが必要なので、道路も広く、4m幅になる予定ですが、
こればかりは皆さんのタイミングがあるもので、都内にはまだまだ狭い路地がたくさんあり、
耐震や不燃化など、リフォームを対象とした補助も、区ごとにいろいろ形で作られています。

今回のリフォームでは、耐震と、生活時間の異なる2世帯での住みやすさをテーマに計画を進めていますが、
出てきた見積もりが少し予算を超えているので、設計や方針を整理しながら、調整を進めているところです。

少し時間がかかっていますが、6月中の工事契約をめざし、集中していきたいと思います。

これまでの設計の流れについてはコチラから。 >>耐震も備えたリフォーム

2世帯リフォーム スタートします。

2014年05月8日

先日、新しくご相談いただいた戸建てのリフォームのための現調に行ってきました。
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気持ちの良いお天気の中、平成ぽんぽこ狸合戦の森のような緑を抜け、
駅からの道中、上がっても上がってもまだ続く階段は運動不足の身体にはちょっと堪えましたが、
たくさん上がっただけあって、上にはとても気持ちの良い静かな環境がありました。

戸建てのリフォームで、お母様と息子さん世帯が楽に過ごせる2世帯住宅としてご相談いただき、
少し駆け足の工程ですが、秋の引っ越しを目指してスタートすることになりました。

この計画は、先日連絡を頂き、まずはお会いさせていただいたのですが、
数年前に「辰巳琢郎のリモデルきらり」という番組で「狛江S」が紹介されたものを、
好きな家としてずっと録画を残していてくださったそうで、
今回のリフォームをすることになり、その記憶からご連絡いただいたという、なんとも嬉しいお話でした。

私たちのこれまでの仕事からご依頼いただくというのは本当に嬉しくありがたことですが、
狛江Sの設計は振り返ってみると2006年。
そのころと比べて今の自分たちの作っているものはどうか、改めて身を引き締めつつ、
ご要望に応えられる形に作っていきたいと思います。

きっかけとなった狛江Sはコチラから >>
狛江S:犬と好きなものに囲まれる、パリのアパートメント

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床やキッチンにラーチ合板を使用したラフさにこだわり、好きなものを見せる収納で。緑の壁は下階まで連続しています。

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