猫と子供と暮らす家 完了検査がありました。

2013年03月8日

昨日は猫と子供と暮らす家の、完了検査がありました。

完了検査とは、文字通り、建物の工事が完了しているか、申請通りできているかのチェックで、
確認の許可証を発行した審査機関の検査員の方が来られて確認します。

今回、外構工事と一部の器具付けが残っていましたが、
法規に関わる形や仕上げはすべて完了しているので、予定通り検査となりました。

結果は、指摘事項無しで、無事合格。

許可を受けた申請の通りに作り、途中の変更も申請をしているので問題は無いはずですが、
何度体験しても慣れないもので、毎度ちょっと緊張する時間です。

建物は足場も取れ、太陽光発電のための南に傾斜した大きなボリュームに、
明かりを取り込むための、南に開いた個室が入り組む形が見えてきました。

現場では、今残っている工事の内容と日程について確認と、太陽光発電の稼働も無事確認。
この後はそれらの完了確認と、施主と事務所検査に写真撮影と続き、来週には引き渡しとなります。

外観が見えるということは竣工も間近。
あと少しです。

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猫と子供と暮らす家 オープンハウスのお知らせ

建築士の義務

2013年03月6日

先日受けた一級建築士の定期講習の修了証が届きました。

テスト好きとしては(!?)、考察テストの結果が添えられてないのは物足りなくもありますが、
無事終わって一安心です。

あと、年度内に義務づけられているのは、「設計などの業務に関する報告書」があり、
これは都道府県知事に、年度内業務の、建物の場所、種類、規模、時期などの一覧と、
所属建築士の業務内容などを一覧にまとめたものを提出しています。

建築士に義務付けられる書類や講習に関しては、いろいろ信頼が揺らぐ事件などがあり、
増えているのが現状ですが、自らの信頼を薄めて自分たちの仕事を増やさないよう、
やるべきことはきちんとやっておきたいものです。

味と思えるかどうか。

2013年03月5日

無垢板を使う時は、「細かな傷がつきますが、それは味と思えますか?」という話をします。

というのも、無垢板は木なので、硬いものをガツンとぶつければへこみますし、
細かなものでカリカリこするとやはり傷はつきます。
また、経年変化で色焼けもします。

でも、それは工場製品ではなく木そのものだからであると思うので、
無垢の板を使いたいと言われた時には、そのあたりをどう考えるかお訊きしています。

また、家づくりに限らず、何でも使っていれば多少の傷はつくものなので、
私は道具も保護しすぎずそのまま使うことが好きですし、傷もあまり気になりません。

・・と思っていたのですが、今日は不注意で愛用しているiPadの画面を割ってしまい、
さすがに画面の割れまでは味とは思えず。。

仕事で使っているので、修理(交換)か新しい機種に買い替えるかを余儀なくされ、
まだまだ中身は使えるし手に馴染んで愛用していただけに、ちょっとショックな一日でした。

傷はつけても、モノは壊さないよう大切に使いたいと思います。

検査の申請で粗品をいただきました。

2013年03月4日

完了検査の申請を民間の検査機関に提出したら、焼きそばと海苔をいただきました。

ちょっと不思議な話ですが、震災被災地支援事業の一環として、
検査機関がいろいろな被災地企業の商品(協力工場に委託して制作)を購入し、
お客様にプレゼントされているそうで、去年より続けられています。

建物に関わる申請は、施主が申請するべきものを私達は委任されて行っているのであって、
私達は適合していることを審査される側ではあるのですが、
申請者が検査機関を選べるようになり、民間の検査機関に提出することの方が多いこの頃では、
申請先として選ばれるため(?)、検査機関が申請される側として申請者にサービスし、
設計者はお客様として扱われているような、なんともこそばゆい感じがあります。

地域を選ばず民間でも審査できるようになり、便利になったと思う部分は多いけど、
申請者の代理である設計者から望むのは、ぶれない判断とスピードであって、
いつの間にか営業される立場になっているのはなんとも微妙な感じもありますが、
まずは予定通り検査が終わるよう、現場を監理していきたいと思います。

猫と子供と暮らす家 オープンハウスのお知らせ

2013年03月1日

昨日は猫と子供と暮らす家の現場定例でした。

壁もどんどん仕上がってきて、明るい全体の様子が見えるようになってきました。

内部はクロス貼りの白い壁と色を付けている塗装壁、天井はラワン合板表し仕上げと、
完全に包み込んで仕上げるのではなく、木が見えていたいとの要望から、
素材の見える作り方をしています。

猫と子供と夫婦を中心に、いろんな人たちが集う、
どこからも繋がる大きな場所を作ることをテーマにスタートした住まいの中に、
ぽっかりとした余白も見えてきて、これからの住まわれ方がとても楽しみになってきました。

3月中旬の引き渡しに向けて、最後までしっかり監理していきたいと思います。

<オープンハウスのお知らせ>
クライアントのご厚意により、下記の日時にて、
「猫と子供と暮らす家」のオープンハウスをさせていただくことになりました。

日時:3/9(土)、11:00~16:00
場所:横浜市保土ヶ谷区
※スケジュールの都合により、外構工事が一部未施工での案内となります。

ご希望の方はmambo@mambo-aa.jp までご連絡ください。
折り返しメールにて詳細な案内を差し上げます。

ご都合がよろしければ足をお運び頂き、感想等お聞かせ頂けると嬉しいです。


今回の屋根はコロニアル葺きで、屋根に太陽光パネルも載りました。

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