大田区の共同住宅 見積もりと工期の調整中です。

2014年02月12日

去年より進めている大田区の小さな共同住宅では、現在見積もり調整を進めています。
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先月には諸々の申請も無事通り、金額がまとまれば着工できる状態ではあるのですが、
職人・資材不足や申請に関わる調整など、いろいろな要因から、時期の見直しをして進めています。

今回、風致地区や大田区の地区計画などに該当していたので、確認申請の前に、
・風致地区内 建物許可申請
・地区計画の区域内における行為の届出書
を出していたのですが、更に新しく施行された大田区景観計画にも該当する条項が出てきたため、

・景観計画域における行為の届け出
についても提出し、すべての許可証を添えての確認申請となりました。

申請では、SE構法の木造3階建てですが、軒高が9mを超えるため構造の適合性判定対象であり、
提出先の民間検査機関とも、事前打ち合わせも含めて進めていたのですが、
今回の設計は4階建てで、SE構法の認定は3階建てだが4階に適用できるかは大田区の判断になる、
ということになり、申請後にもいろいろなやり取りをすることにありました。

結論としてはOKとなったのですが、申請の途中で質疑が届くとその都度対応する必要があり、
なるべくスムーズに進むように、区役所や民間検査機関との事前協議を重ねているのですが、
なかなか書類も多く、今回は申請後もとても協議事項の多い申請となりました。

いろいろなスケジュールの変更など、お施主さんにはご理解いただき感謝の限りですが、
賃貸時期も含め、一番いいタイミングで進められるよう、時期を検討していきたいと思います。

これまでの設計過程はコチラから >>大田区の共同住宅

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木造の耐火建築物としてつくるので、木住協の認定書も添付しました。

木造耐火建築物に関する記事はコチラから  >>木造耐火建築物

たくさん雪遊びをしました。

2014年02月10日

ものすごい量の雪になったこの週末は、思いっきり雪遊びをしました。
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場所は目の前にある東大のグラウンドなのですが、すり鉢状になっているので、
斜面もグランドも思っていた以上にふかふかのパウダースノーがたくさん。

土曜日は吹雪いていたせいか、数組しかいないほぼ貸し切りのような雪原を前に、
息子は埋もれながら歩いてみたり、ソリで滑ったりどこまでもただただ転がってみたりと、
思いつくことをどんどん試して降り積もる雪と併せてあっという間に雪まみれに。。

とはいえ、スキーウエアをがっちり着込んで、そもそも寒さに強い息子はそんなことは全く気にせず、
なんだか童心とはこういうことなのかなと思うほどの遊びっぷりは、見ていても気持ちの良いものでした。

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ただただ滑るとか寝るとか、大人は裾からの侵入が気になるのですが、そんなことは全くお構いなし。

この週末は友達とスキーに行く予定を、直前で友達が皆インフルエンザに罹り中止にしていたのですが、
家の近くで雪山以上に雪を満喫して、とても楽しい週末となりました。

ちなみに寒さや濡れることが嫌いな犬は雪に足を踏み入れることを固く拒否。
なかなか歌の通りにはいかないものです。。

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雪だるまのようになりながら、小さなかまくらも作ってみました。

川面のみえる家 竣工写真ができました。

2014年02月6日

先日平さんに撮っていただいた、川面のみえる家の竣工写真が届きました。
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いつもながらのびやかでいて、気持ちの引き締まる写真で、
出来上がった写真を見ながら、これまでのことを思い返したりしています。

この家では、明るくて風が抜けて、家族の顔が見えること、
そして川面のみえるアウトドアリビング、をテーマに計画がスタートしました。

子供たちの今しかない純粋にいろんな楽しむ時間も大切に、遊ぶ要素も盛り込みながら、
自分たちの趣味の時間もしっかり楽しみたい、とのことから、
設計中にもいろいろなアイデアを盛り込んでみたりの試行錯誤してみたり。

完成した形はスタートの案にとても近い、シンプルな構成になっているのですが、
途中でいろいろな形を入れてみる、という手間を掛けたことで、
思いをすべて盛り込んだ、家づくりも楽しむ家になったのではと思っています。

ゆったり流れる川面を眺める時間を楽しんでいるのはまだワンちゃんだけで、
落ち着くにはもう少しかかりそうとのことですが、
これからの住まいを楽しまれる様子を拝見させていただくのが楽しみになっています。

また他の写真も少しずつ紹介していきたいと思います。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 川面のみえる家

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テラスの先に広がる川面。この景色を取り込むために、リビングを3階とすることからスタートしました。

スケッチを描いています。

2014年02月5日

ここ数日、スケッチを描いています。
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去年より進めていた都市生活研究所との「子育て世代の生活空間コンセプトの提案」について、
ワーキングに参加するメンバーが、ほぼ皆、該当世代という構成もあり、
いろいろな場所を見学したり、具体的な生活の様子や経験談もも含めた意見交換を繰り返してきたもので、
今年に入ってからは冊子にまとめる作業として、スケッチを描いています。

それぞれのシーンごとのスケッチも描いていく予定ですが、
まずは全体の構成がわかりやすい俯瞰のアクソメスケッチから作り、
この中に人の動きや説明を入れ込んで、資料として完成させていく作業を協力して進めています。

上のスケッチは、間口の狭い都心の戸建ての3階建て案の2階部分の下絵。

階段室前のホールを利用した手洗いコーナーやキッチン前のスタディコーナーなど、
子育て世代にとに関する内容を盛り込んでいますが、
子育てといってもいろいろなフェーズがあり、またずっと育て中というわけでもなく、
その時期に合わせて増改築を含む変化を加えるのは、現実的にはなかなか難しい。。

といったことから、共通して、
まずは世代に関わらず住まいを快適に楽しむための形であること、
そしてその上で、生活のフェーズに合わせて対応できることが大事、と考えています。

その他にも、郊外に建つ2階建てや、都心と郊外の集合住宅など、
設備面からの提案も含めてまとめていく予定で情報の共有などをしていますが、
私たち自身も学ぶことが多く、楽しみながらのワーキングとなっています。

豆まきをしました。

2014年02月4日

昨日は節分だったので、豆まきをしました。
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豆をまいて皆が歳の数分食べると足りないんじゃないかと、2袋も買っておいたのですが、
保育園で近くの商店街の豆まきに参加した息子が、お土産に貰って帰ってきてくれたので、
昨日の我が家は豆だらけに。。

おかげで気兼ねなく内にも外(ベランダまでですが)にも投げることができましたが、
とはいっても、それほど撒くところがあるわけではなく、皆が年の数以上食べても残るもので、
朝のもこみちくんレシピを参考に、スープに入れようかなと思っています。

ただ、恵方巻きだけは実家あたりの習慣でなかったのでどうもしっくり来ずで、
調べてみてもどうもしっくり来ず。

昔から続いている季節の習慣はできるだけしておきたいので、豆まきはしても、
恵方巻きは晩ご飯のおかずの一品に巻き寿司がある(しかも食べやすく切ってある)程度と、
都合よくちょっと置き換えたりしています。

とはいえ、去年は外にいる鬼が怖いと大泣きながら帰ってきた息子は、
今年の保育園に来た鬼は約束してたから10時に帰ったよとちょっと現実的で、
(それでも向かってこられて泣いてしまったようですが)
純粋に怖がってくれるのもあと少しかもしれませんが、やはり続けていきたいものです。

今年も奥日光にスノーシューに行ってきました。

2014年02月3日

土曜日は保育園の友達と一緒に、奥日光にスノーシューに行ってきました。
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去年同様スノボウエアと山用シューズ持参で、今年もスノーシューとストックを現地でレンタルし、
今年の目標は赤沼から小田代原の展望台まで行って、泉門池から赤沼に抜けるルートでいざ出発。

スノーシューは昔でいうかんじきで、履くことでフカフカの雪の上を歩けるようになるのですが、
子供たちは歩き始めて早々にスノーシューを履かない方が雪に埋もれて面白い、ということに気づき、
スノーブーツだけで雪を掻き分けたりこねたり脱線しながら進んでいきました。

歩くことも楽しくお天気も良く、気持ちよく順調に進んでいるつもりなのに、
途中で止まり過ぎるのか、目的の小田代原になかなか着かずでちょっと焦ったりもしましたが、
2.5キロほどの距離をおよそ2時間半かけて展望台に無事到着。

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展望台といっても高台にあるわけではなく、雪原とその先の山々を眺める場所なのですが、
持参した水とバーナーでお湯を沸かしてスープや雑炊を作ってほっと一息。
歩いた達成感も加わり、寒い日の外で食べる暖かいご飯は格別に美味しいものです。

その先、目標にしていた泉門池まで行くにはまだ1.5キロほどあり、
行けなくもなさそうだけど日が暮れてしまうと大変なので、欲張らずに引き返して無事帰還。
帰りは1時間で往復3.5時間、合計5キロ強の気持ちの良いスノーシューイングとなりました。

帰りも近くの温泉に入ってのんびりしたり、道中も美味しいものなど調べて寄り道したりと、
いつもあまり細かな予定は立てずに出かけるのですが、
適当に時間を見て動く、気ままな日帰り道中も楽しいものです。

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裾や袖口から雪が入ることを気にせず果敢に進む姿は、なんともちょっと羨ましくもあるものです。

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