中庭を囲む二世帯 下地工事が継続中です。

2013年08月9日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場定例に行ってきました。

現場はまだまだ下地工事ですが、天井の下地も進み始め、その場所ごとの広さ感が
よりわかる形になってきています。
外部はサッシ廻りの防水処理や、隣地側の見えにくい面に採用しているサイディング貼りが進んでいます。

定例では、設備のルートや木工事を中心に確認の打ち合わせを行いますが、
スイッチ類の詳細な位置については、展開図にプロットした図面を作成して確認。

昨日は中間時に行う瑕疵保証の検査もあり、あと2か月ほどの完成、引き渡しに向けて、
外と内と、いろんなところが進んでいます。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅


地窓のあるたたみコーナー。中庭に向かって風の抜ける場所になっています。

川面のみえる家 構造の固め作業が進んでいます。

2013年08月8日

昨日は先日上棟した川面の家の定例に行ってきました。

現場ではフレームを固めるため、外部から順に構造用合板貼りを行っています。

今回の構造では、場所によって合板の種類や釘ピッチが異なるため、
図面と照らし合わせ、正しい場所に仮固定しながら、大工さんが作業を進めています。

定例では、施工会社の監督さんと、電気、設備、ガス、のこの現場に携わる面々が揃い、
図面で読み取れない部分や曖昧な個所など、一つ一つ確定していく作業をしていきます。

まだまだ現場はフレームだけですが、設備の配管や電気のルートや段取りも組んでいくため、
取り合いやPSの大きさと場所の確認、納期のかかりそうな器具の確認なども進んでいます。

外の足場を上がって、屋根の防水下地も確認。

この場所で地上より約10mと、できれば下は見たくない高さですが、
この現場はいろいろなところから川が大きく見え、風も抜ける心地良い場所になっています。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

中庭を囲む二世帯 サッシ付けや下地が進んでいます。

2013年08月6日

中庭を囲む二世帯では、サッシや下地工事が進んでいます。

中庭まわりの大きなサッシも付き、外部では下地の防水下地まで進んでいます。

サッシが付くと建物の内外の境界がはっきり見えてくるもので、
それぞれの場所の広さや明るさ、雰囲気などが見えてきています。

現場では大工さんからの造作に関することや階段の打ち合わせ、
その他、手すりなど金物の収まりや設備の配管ルートの確認など、
現場が進むにつれ、いろんな工事に絡む内容を確認しながら工事が進んでいます。


上の写真は二世帯の間にある共通スペースの図書コーナー。
両側にはお母様の蔵書を中心とした本が並んで、本と読みながら自分の時間を過ごしたり、
庭に面する、落ち着いた気持ちの良い場所になる予定です。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅

小さなリフォーム 工事の段取りをしています。

2013年08月2日

以前に設計監理した物件がきっかけとなった、小さなリフォームが進んでいます。

5月に相談頂いてから打ち合わせを重ね、水廻りを中心としてどこまで行うかの範囲や、
素材や器具の選定などを行っていましたが、無事最に終見積もりもまとまり、
マンションの規約に則って、管理組合へ申請を出す準備をしています。

マンションによって詳細な規約は異なりますが、音の出るリフォーム工事を行う時は、
事前に工事概要(工事内容や期間、請負業者の連絡先など)を近隣住戸の方に説明し、
その確認書類と設計図・工程表などを揃えて、管理組合に申請を行います。

申請を行うのは工事業者、工期が概ね確定してからになりますが、
工事を行う30日前、というところがこれまでの経験では多く、今回も30日前なので、
お盆明けに近隣の方を廻り、工事は9時月下旬スタート、となる予定です。

施工会社は中野Mと、同じマンションの追加工事もお願いさせていただいた工務店さんに依頼。
通常は3社に見積もりをお願いしますが、今回は現調が必要なことや規模などから、
お施主さんにも了承を得て、当初から1社に絞ってお願いしました。

そしてその帰りには、現在まんぼうで計画中の戸建て住宅について、
工事費用の考え方などを経験値からの意見を聞かせてもらったり、
ざっくばらんに相談できるお付き合いをさせてもらっているのは、ありがたいものです。

この工務店さんによる施工はコチラ。
>>中野M:素材を引き継ぎ、緑に囲まれるお気に入りのカフェ

川面のみえる家 上棟式を行いました。

2013年08月1日

川面のみえる家の建て方が完了し、昨日は上棟式を行いました。

現場では、これから木工事と並行して進めていく金物を中心に打ち合わせを行い、
お施主さんとは窓の位置や形、それぞれの場所の広さ感なども確認していきました。

まだフレームだけなので、どこからもとても景色がよく見えるのですが、
計画通り、3階のキッチンやリビングから川面が見えることも一緒に確認頂き、ほっと一安心です。
(見える設計しているので当たり前なのですが、それでもちょっとドキドキするものです。)

上棟式ではお米と塩とお酒を使い、お施主さんご家族の皆さんで四隅をお清めしていただきました。

そして、現場の皆さんと一緒に少し歓談タイムです。

お施主さんと現場で実際に作業している方々との交流はなかなかないもので、
いつもみなさん少し緊張しがちですが、お互いを知る良い機会になりました。

まだまだ暑い中での作業となっていきますが、皆さま、引き続きよろしくお願い致します。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家


お施主さんのお父様からのお祝いのスイカが、とても見事でした。

川面のみえる家 建て方が始まりました。

2013年07月30日

昨日から川面のみえる家の建て方が始まっています。

前面道路は15mと広い場所なのですが、隣戸と前面には電線、大きな街路樹があり、
奥に細長い敷地に資材を入れるのは大変そうでしたが、さすがのクレーン操作で進んでいきました。

木造3階建てで、柱を少なくしている階もあるため資材も多くなっていますが、
今回はSE構法なので、プレカットして金物もついた状態で搬入された柱をセットし、
上からスリット加工した梁を落とし込み、金物を通して固定し、組み上げていきます。

組み上がるといろんなレベルの床の上に、川面を眺める大きな床ができる予定です。

ここからは目に見えてもどんどん進んでいきますので、
改めて、気を引き締めて監理していきたいと思います。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家


SE構法の資材。プレカットした材料に金物がセットされ、パッキングした状態で運び込まれます。

中庭を囲む二世帯 下地が進んでいます。

2013年07月26日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場打ち合わせに行ってきました。

サッシ付けや外壁の防水下地も進み、現在は室内の床下地組みが進んでいます。

昨日はサッシ廻りの枠の納まりなど、現場用に作成した図面の寸法の確認や、
今回は電気のメーカーを複数設置するため、ルートや系統の確認など、
現場にいるといるだけ質疑や議題はあるもので、現場での打ち合わせをしています。

朝から行き、お昼ご飯は監督さんと共通の趣味についての打ち合わせ(計画?)も兼ね、
午後も現場に戻って大工さんと電気屋さんと打ち合わせをして帰ってきました。

写真は親世帯から中庭越しに子世帯を見ているのですが、
中庭の上に床を作って資材置き場として活用しているので、現場はすっきりして、
気持ちの良い現場で、作業も順調に進んでいます。

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大田区の共同住宅 打ち合わせを行いました。

2013年07月24日

今日は大田区の共同住宅について、施工会社と打ち合わせを行いました。

様々な法的要件が絡むため、耐火建築物を前提に、木造とRCでの検討を重ねていましたが、
先日の施主打ち合わせで木造で耐火建築物とすることを確定し、現在実施設計を進めています。

今回は施工会社を絞り、工法や納まりの考え方など、必要に応じて確認をしながら進めているため、
今日は打ち合わせでは現在のプランや外壁の仕様、木造耐火建築物にするための作り方など、
模型も使って、お互いの認識を擦り合わせる作業をしていきました。

現在構造調整や実施設計の作図を進めており、予定としては11月着工。

夏の間にコツコツと、しっかり進めていきたいと思います。

現場確認に行ってきました。

2013年07月19日

今日はまんぼうも参加している集合住宅の現場確認に行ってきました。

新築のマンションの中の、住戸の設計(インフィル設計)を担当している物件で、
ほぼ出来上がってきているため、先週、今週と積み残しがないか、間違いがないか、
などの設計者確認に行っています。

今日はゼネコンの社内検査もあったので、入り口には関係者の靴がいっぱいです。

工事中は養生をしていますが、検査の頃になるともうその養生なども取れていて、
スリッパでは裏に付いたゴミなどで傷をつける可能性があるので、
スリッパも禁止となり、各自の靴下で回るのです。

この現場では住戸ごとに設計が全く違うので、現場も混乱しそうなところですが、
きっちりとした現場で、それぞれの住戸が細部まで、とても綺麗に仕上がってきています。

まんぼうで担当している住戸についても、順調に完成に近づいています。

写真はキッチンの包丁ブロック。無垢材の溝に包丁を挿し、収納するようになっています。

「LiVES vol.70」 鎌倉N 掲載のお知らせ

2013年07月18日

「LiVES 2013 AUG.&SEP vol.70」に、鎌倉N邸が掲載されています。

「子供と暮らす家」特集で、大屋根のかかる土間リビングのある家で谷戸の暮らしを楽しむ、と題し、
お子さんがいろいろな場所を自由に使う様子や家族との繋がり方、犬の暮らしなど、
Nさんご家族が住まいを楽しまれている様子が紹介されています。

この家では明確な仕切り壁を作らず、全体に緩く繋がるいろんな場所を用意することで、
それぞれの時間も尊重しながら、親子と犬が一緒に暮らす形を提案しています。

緑を背負い谷戸を見下ろす恵まれた環境の中で、太陽光や薪ストーブを普段の生活に使い、
自然の空気を取り込む生活を楽しまれている様子は、いつお伺いしても素敵で、
「普段の暮らしの中で自然や家族とのつながりを感じてくれればいい」
というご夫妻の言葉には、私たちも学ぶことの多い住宅になっています。

その他にも、家づくりにおいて参考になる情報がいろいろ紹介されていますので、
宜しければ、ぜひ手に取ってみてくださいね。

詳しい紹介はコチラから。
 >>鎌倉N:犬と暮らす自然エネルギーを活かした土間コテージ

取材の時の様子はコチラから。
>>鎌倉Nの取材がありました。

今日は工事中です。

2013年07月17日

今日はまんぼうの事務所内で工事をしています。

といっても事務所スペースにエアコンをつけるだけのプチ工事ですが。

私たちの事務所は自分たちで設計監理を行ってリフォーム工事をしているのですが、
設計時の最初に出てきた見積もりで金額が合わず、通常の減額では配線工事を残しますが、
自分達の事務所ということもあり、思い切ってエアコンのための電気工事も全て削除していたため、
今回は分電盤からの工事をお願いしています。

周囲より高く、南から北まで壁のないワンルームとしているので風通しがよく、
(体感に個人差はありますが)それなりに暑くても、これまでは普段は扇風機で過ごせていて、
それ以上必要な時には、隣のエリアの小さいエアコンからサーキュレーターで風を送る、
なんてこともしていましたが、この場所に移って10年目にもなるので、今年は付けることにしました。

長くある予定なので、盤からの取り出しや配線ルートに、配線は全て鉄管の中を通して
コンセントボックスも鉄製ボックスを直付け、などのこれまでに合わせた仕様とし、
施工は付き合いのある施工会社の電気屋さんにお願いして、2人で丸一日で終わる工事です。

今週が涼しいのはちょっとだけ残念なような気もしますが、工事をするにはいい天気でした。

袖壁が無くスリーブを開けられないので、サッシの端にスキマ用プレートを設置。
最近は便利なものがあるのです。

まんぼうの事務所リフォームについて、詳しくはコチラから。
>> 富ヶ谷I: ライフスタイルを限定しないロフト空間に住まう

中庭を囲む二世帯 木工事が進んでいます。

2013年07月10日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場打ち合わせに行ってきました。

壁の合板貼りが進み、風の抜け具合など、ずいぶんと体感できるようになってきています。

中庭の下には地下室があり、その屋根であり中庭となる部分の下地も進行しているのですが、
その上部にシートを掛けるための足場が組まれ、風の抜ける気持ちの良い場所として、
作業にも使われています。

昨日の打ち合わせはサッシについてで、図書コーナーの家具の中を抜いて付ける窓など、
実際に取り付ける位置や高さを確認しました。

この先は、現在下地が進んでいる屋根が完成し、サッシ付と外壁の防水シートまで貼り進むと、
今度は内部が進んでいく予定です。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅
西側の日差しの強い個所にはLow-Eガラスとのペアガラスを採用しています。