川面のみえる家 基礎の配筋検査に行ってきました。

2013年07月9日

昨日は川面のみえる家の現場の、基礎の配筋検査に行ってきました。

1階は2/3ほどはプロティとなるため、立ち上がりの配筋は少ないのですが、
しっかり支えるために床の配筋はピッチが細かく、鉄筋が多く入っています。

また、今回の構造はSE工法を採用しているため、配筋下の捨コンレベルから、
柱を支持するための太いアンカーボルトをセットしているのですが、
交差する地中梁の配筋やスラブ筋の定着部分など、柱の建つ場所の鉄筋が混みあっていて、
アンカーボルトを正確な位置にセットするには大変です。

ただ、ここできちんと位置を出していないとこの先の工程で困るので、
正確さを要求して施工してもらっています。

とてもきれいに組み上がっている配筋で安心できる現場ですが、
いくつかの定着箇所や鉄筋の位置など、細かい箇所での是正をお願いしました。

上棟するまでは日影がなくとても暑い現場ですが、進んでいくのがとても楽しみな現場です。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

アンカーボルトの場所と数もチェックしました。

BUHI 2013/vol.27 鎌倉N 掲載のお知らせ

2013年07月4日

「BUHI 2013/vol.27 夏号」に、鎌倉Nと私たちの話が紹介されています。

この本は1冊丸ごとフレンチブルドッグの、犬飼いのための情報専門誌で、
暑さに弱い犬種を熱中症にさせないために、住まいづくりからできる工夫について、
同じく犬を飼われている鎌倉Nさんの住まいを事例として、話をさせていただきました。

犬専門誌なので、犬の生活や居場所などを中心に話をしていますが、
熱中症にさせない、暑くなりすぎない住まいを作るというのは、
風の道をしっかり計画することや素材選びなど、​全ての家にも共通する内容と考えています。

犬を飼っていない方には縁が無い雑誌かと思いますが、
可愛いワンちゃんの写真もいっぱいですので、よろしければ覗いてみてくださいね。

掲載されている鎌倉Nの紹介はコチラから。
>>鎌倉N:犬と暮らす自然エネルギーを活かした土間コテージ

薪ストーブのある家 始まっています。

2013年07月3日

今週月曜日より開催している、「薪ストーブのある家」展に参加しています。

「薪ストーブのある家」と題し、
薪ストーブを導入した住宅について、模型やパネルを使って紹介する展示イベントです。

日時 :7/1(月)~7/20(土) 日曜休
    平日 10:00~18:00 土曜日 11:00~17:00
場所 :木童 東京ショールーム >>木童アクセス
    東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル1F
    (京王新線 初台駅下車すぐ)
主催 :DLD(ディーエルディー)

7組の建築家が参加し、まんぼうからは鎌倉N・犬と暮らす土間の家を展示しています。

会期中、今回の主催でもある薪ストーブを扱っているDLDさんの薪ストーブも3台展示し、
7/6(土)・13(土)  13:00~16:00まで、無料相談会を開催しております。

私たちは滞在していませんが、いろんなタイプの住宅や薪ストーブがありますので、
ご興味がありましたらぜひ足を運んでみてくださいね。

薪ストーブのある家 詳しくはコチラから。
>> 木童HP 企画展紹介ページ

展示している鎌倉Nの紹介はコチラから。
>>鎌倉N:犬と暮らす自然エネルギーを活かした土間コテージ

町田M 「ヒルナンデス」放映のお知らせ

2013年07月2日

先日取材の合った町田M・旗竿地の空を取り込む家が明日放映されることになりました。

番組名 :ヒルナンデス(日本テレビ)のアイデア住宅コーナー
日時  :7月3日(水) 11:55~13:55(その中の25分ほどの予定です)

旗竿地という不便な(ところもある)土地を克服し、
明るさにこだわり4つの庭まで造った愛情子育てハウスとして、紹介されるそうです。

お施主さんご家族にも登場頂き、写真では伝わりにくい実際の生活と合わせた様子など、
率直な感想も盛り込んだ内容になる予定で、
私たちもちょっとドキドキしながら楽しみにしています。

宜しければご覧いただき、また感想などお聞かせいただけると嬉しいです。

この住宅の詳しい紹介はコチラから >>
町田M:旗竿の空をみるリビングと緑を臨むインナーテラス

中庭を囲む二世帯 上棟式を行いました。

2013年07月1日

週末に、中庭を囲む二世帯の上棟式を行いました。

先日の建て方から屋根の野地板や防水の仕舞まで現場は着々と進み、
それぞれの場所の広さや距離感、世帯の間にある中庭の広さや明るさなど、
住まいの様子がいろんな場所で体感できるようになってきています。

上棟式は略式として、お米と塩とお酒を使って皆で四隅を清めて回りますが、
お施主さんはこの家に住む三世代揃っての共同作業となりました。

そして、施主、設計者、監督(施工会社)と皆が挨拶をして、
お施主さんのご厚意で現場の関係者皆さんでの昼食会を開催。

現場の方々とまんぼうの面々はちょくちょく顔を合わせますが、
お施主さんとの交流はどうしても限られるもので、上棟式がとても良い機会になりました。

これから暑い中での作業となっていきますが、皆さま、引き続きよろしくお願い致します。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅

川面のみえる家 地盤改良を行っています。

2013年06月25日

昨日は設備の打ち合わせを兼ねて、川面のみえる家の現場に行ってきました。

川に隣接するこの敷地では支持地盤が20m超とかなり深いため、
杭や柱状改良等の支持層まで繋いで支える方法ではなく、ジオクロス工法を採用しました。

ジオクロス工法とは根切り底面にジオクロスシートという不織布を敷き込み、
建物の重量によって引っ張り力を生じさせることで地盤に掛かる荷重を均等に分散させ、
不同沈下と沈下量を制御する方法です。

実際の作業としては、深めに掘って砕石を敷いてシートを敷き、
シートの端部を固定してまた砕石を敷いて、その上に通常の基礎を施工となりますが、
後々の設備工事などでこのシートを傷めないことが大切です。

昨日は設備の打ち合わせも行い、主に基礎に絡む設備やガスなどの引き回しや、
PS(パイプシャフト)までのルート、スリーブ抜きの位置と補強の有無等、
そしてこのシートは絶対に傷めてはいけない、ということを皆で確認しました。

まだまだ図面上での打ち合わせが多い段階ですが、この先、進んでいくのが楽しみです。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会の修了証

2013年06月21日

先日受講した、木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会の修了証が届きました。

耐火建築物とは火事になっても主要構造部が燃えない耐火性能を有した建築物のことであり、
耐火建築物といえば、鉄筋コンクリート造や鉄骨造とすることが多くありますが、
日本木造住宅産業協会(木住協)が国土交通省大臣の認定を取得した方法で施工すれば、
木造でも1時間耐火構造の、燃えない建築物を建てることが可能です。

実際に建てるためには、確認申請に記載する設計者、工事監理者、
及び、及び施工会社の工事自主検査実施者の三者が講習会修了登録者であることが必要であり、
当然ながら細部に至るまで認定された工法に則って施工することが大事です。

別の工法と比較した時の建設にかかる費用など、まだまだ悩ましいところもありますが、
選択肢の一つとして、しっかり考えていきたいと思います。

町田Mの取材がありました。

2013年06月20日

昨日は旗竿地の空を取り込む家・町田Mの取材がありました。

お昼の情報番組で、旗竿地という敷地形状を活かした工夫や住まい方への提案など、
タレントの方同士の掛け合いで紹介されていく内容ですが、
お施主さんご家族にも登場頂き、住んでみて良かった点、実はあまり使わなかったものなど、
率直な感想も盛り込んだ内容になる予定です。

撮影はお昼からでしたが、いろんなシーンを撮影し、終わる頃にはすっかり夜に。
人見知りを心配していたお子さん達も楽しく打ち解け、ご夫妻にも多くご登場いただき、
とても賑やかで盛り沢山な一日となりました。

Mさん、お忙しい中ご協力いただき、ありがとうございました。

放送は7月上旬の水曜日、ヒルナンデスという番組で紹介される予定です。

無垢板のフローリングもいい色になり、とても気持ちの良いリビングになっています。

この住宅の詳しい紹介はコチラから >>
町田M:旗竿の空をみるリビングと緑を臨むインナーテラス

中庭を囲む二世帯 建て方が進んでいます。

2013年06月18日

旗竿地に建つ中庭を囲む二世帯の現場の、建て方が進んでいます。

敷地への搬入は手運びで行っていましたが、資材の吊り込みは重機を使って、
旗竿地の竿部分、ギリギリまで重機が入って作業しています。

重機があまり旋回できないので見ていてハラハラしますが、
職人さんたちの流石の連携で、見ている間にもどんどん組み上がっていきます。

今回は在来軸組工法を採用しているので、組み上がったらフレームをしっかり固め、
屋根の野地板と雨仕舞まで一気に進めてから上棟式となる予定です。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅

川面のみえる家 地鎮祭を行いました。

2013年06月17日

昨日は川面のみえる家の地鎮祭を行いました。

地鎮祭は工事を始める前に、土地の神を祝って敷地を清め、
工事中の安全と建物が何事もなく、永くその場所に建っていられることを願うお祭りです。

小雨の残るお天気で、アスファルトもすべて撤去した敷地にはぬかるみもありましたが、
お子さんたちにとってはぬかるみも楽しく(祭事場は砂で固めています)、
お施主さんご家族とご両親、施工会社の方々と、近くの神職さんをお迎えして行いました。

これまでにも地鎮祭は経験していますが、
神職さんの声というのは何度体験してもとても気持ちに響くもので、
私たちにとっても改めて緊張感を持つ、身の引き締まる時間になっています。

これから始まる工事に向けて、しっかり監理を進めていきますので、
関係者の皆様、どうぞよろしくお願い致します。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

地鎮祭についてはコチラから >> 地鎮祭を行いました。中野M

中庭を囲む二世帯 建て方が始まりました。

2013年06月14日

あいにくのお天気が続いていますが、中庭を囲む二世帯住宅の建て方が始まっています。

まずは土台の敷き込みから。

この現場は旗竿地の奥にあり、今回は材料を人の手で運び込んでいるため、
プレカットしてきた材料を近くの仮置き場に置き、そこからトラックで敷地まで運び、
敷地の入り口から旗竿地の竿部分を運んでいます。

今回の建物は2階建てですが中庭と平屋の部分もあり、建築面積が大きめのため、
奥まで運び込むのも大変そうですが、段取り良く皆さん作業を進められています。

通常の建て方より日数は掛かりますが、秋の竣工に向けて、気を引き締めていきたいと思います。

これまでの設計・工事過程はこちらから >>
中庭を囲む2世帯住宅

今週は建築家31人の会HPのバトログを書いています。

2013年06月12日

今週は建築家31人の会のHPで、メンバーのリレーブログ「ばとろぐ」を担当しています。

私が担当するのは2回目ですが、今回は設計の時に描くスケッチを紹介しています。

上のスケッチは家族の時間を楽しむ住まいを提案した時に、
ファミリークローゼットのある洗面廻りのイメージとして描いたスケッチ。

ここでは洗面を脱衣の中ではなく広めにつくったホールに設け、
その背面に家族分の衣類をまとめたファミリークローゼットを作ることで、
ここで身の回りの物が片付き、家事に掛ける時間を軽減する住まい方を提案しました。

こちらは完成後の写真ですが、右手に見えるのは玄関ホールで、
そこからは玄関収納を通って浴室に行くこともできるようになっています。

日々の暮らしではホールでシャツにアイロンを当て、冷めるまでバーに一時的に掛けて、
冷めたらそこから左手のクローゼットへ移動します。
また手前のホールと洗面ホール、また奥の寝室とも、透ける扉で仕切ることができ、
使い勝手によってプライベートを簡単に隠せる作りになっています。

その他、キッチンやリビングのスケッチ、ほかの物件についてもバトログで紹介していますので、
そちらも見てみてくださいね。

ばとろぐはコチラから。
>>建築家31人の会HP ばとろぐ

この住宅についての詳細はコチラから。
>>横浜KYO:家族の時間をとことん楽しむ、機能と動線重視住宅