鎌倉Nの取材がありました。

2013年06月10日

昨日は犬と暮らす土間の家・鎌倉Nの取材がありました。

「子供と暮らす家」をテーマとした取材で、家を考え始めたころの話から、
家づくりで考えた子供のことや犬のことなど、私たちも懐かしく思い出しながら、
いろんな話をさせていただきました。

最近のお子さんたちの話や兄弟でテラスで食事をしている話など、
風の抜ける住まいに外部を取り込んで楽しんでいる様子もいろいろお伺いしたり、
広々とした室内や外を遊びまわり、各々が好きな場所を見つけて自由に過ごすという、
この家のテーマとしていた暮らし方に参加できて、楽しい時間でした。

Nさん、前回に引き続き、お忙しい中ご協力いただき、ありがとうございました。

詳しい紹介はコチラ。
鎌倉N:犬と暮らす自然エネルギーを活かした土間コテージ

木造軸組工法による耐火建築物の講習会に行ってきました。

2013年06月7日

今日は木造軸組工法による耐火建築物設計マニュアル講習会に行ってきました。

耐火建築物とは、火事になっても主要構造部が燃えない耐火性能を有した建築物のことであり、
耐火性能が求められる時には、鉄筋コンクリート造や鉄骨造とすることが多くありますが、
日本木造住宅産業協会(木住協)が国土交通省大臣の認定を取得した方法で施工すれば、
木造でも1時間耐火構造の、燃えない建築物を建てることが可能です。

但し、その方法は構造認定といわれるものであり、設計者、工事監理者、
及び施工会社の工事自主検査実施者は、講習会修了登録者である必要があるため、
現在耐火建築物とすることを検討中の物件に合わせ、講習会に参加してきました。

半日講習ですが、実際に設計するための細かい仕様や想定されるパターンによる違いなど、
すぐに検討したい知りたかった内容ばかりなのでメモも真剣で、あっという間の時間でした。

寸法モデュールや実際の工事費、現場での監理など、考えることはいろいろありそうですが、
引き続き検討していきたいと思います。

ちなみに講師を務められた安井さんは大学の同級生で、
久しぶりでも変わらないと思うのは自分たちだけかも知れませんが、良い刺激をもらいました。

川面の見える家 既存の解体工事が進んでいます。

2013年06月6日

昨日は川面の見える家の現場確認と打ち合わせに行ってきました。

解体が始まってから10日ほどですが、廃材の撤去も順調に進み、
敷地奥の河川まで、目線も風も抜ける更地になっています。

昨日はその途中で、建物の下からガラ(地中埋設物)がたくさん出てきたとの連絡があり、
確認に行ってきたのですが、瓦やレンガなど、建築時に埋めてしまったと思われる廃材で、
これから掘削する範囲にも絡むので、処分をお願いしました。

その後は監督さんと、プレカット図や寸法の設定で注意してほしいところなど、
今後の現場をスムーズに進めるための打ち合わせをして、昨日の現場確認は終了。

この先1週間ほどで手前のアスファルトも撤去し、確認のための地盤調査を行って、
来週末には地鎮祭。

この立地や環境の良さを取り込んだ設計となっていることを再確認していきながら、
現場監理を進めていきたいと思います。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

町田M 取材の準備に訪問してきました。

2013年06月3日

旗竿地に建つ空を取り込む家・町田Mに、久しぶりに行ってきました。

取材の話があり、その下見に同行してお邪魔させていただきましたが、
庭の緑が気持ちよく成長して、とても心地の良いエントランスになっていました。

綺麗に住まわれている家の中の様子や、いろいろな使い勝手を説明いただいたり、
お子さんの成長に合わせて家にも手を入れていきたいと考えているお話しなど、
住まいに愛情を持たれている様子をお伺いし、なんとも嬉しい時間となりました。

Mさん、お忙しい中ご協力頂きありがとうございました。

旗竿地の空を取り込む家の詳細はコチラ。
>>町田M:旗竿の空をみるリビングと緑を臨むインナーテラス

4日まで開催中の「建築家31人×3works vol.9」に模型を展示しています。
>>建築家31人の会HP

川面の見える家 解体が始まりました。

2013年05月30日

川面の見える家では先日の助成金交付通知も届き、解体が始まっています。

まずは中から手壊しといわれる部分解体を始め、その後重機を使っての解体に進み、
解体が完了したら地鎮祭を行い、いよいよ着工です。

家について考える時間を楽しみたいというご意向もあり、
設計中はいろいろな要望への可能性や住まい方の検討など、少し時間を掛けていましたが、
工事契約の完了後、工程表や施工図も出てきて、打ち合わせも始まり、
ここからの工事は通常の工期で進む予定です。

年内の竣工へ向けて、気を引き締めて進めていきますので、
関係者の皆様、よろしくお願い致します。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

みんなのキッチンストーリー展 始まります。

2013年05月29日

お知らせが続きますが、明日5/30(木)から、みんなのキッチンストーリー展が始まります。

「みんなのキッチンストーリー つくる・つどう・つまむ」と題し、
多様化されたライフスタイルから導き出されたキッチンに焦点をあて、
住まいと暮らしの関係性、その理想的な築き方を考える展示イベントです。

日時:5/30(木)~7/15(月・祝)
場所:リビングセンターOZONE3F OZONEプラザ

つどう・つくる・ちょっとつまむ、語らう、作業するなど、建築家達の30のキッチン事例を通し、
それぞれの暮らしの中での使い方やアイデアなど、
実際に使われている写真が様子や施主の声がされていますので、
宜しければ足をお運びいただき、感想など聞かせていただけると嬉しいです。

会期中、私たちは滞在しませんが、他にも連動イベントなどが企画されているようです。

「みんなのキッチンストーリー つくる・つどう・つまむ」詳細はコチラから。
>>リビングデザインセンターOZONE「みんなのキッチンストーリー

展示している中野Mの紹介はコチラから。
>>中野M:素材を引き継ぎ、緑に囲まれるお気に入りのカフェ


リーフレット表紙にもまんぼうの事例写真を使っていただきました。

ゆとりの生まれる住まい・2

2013年05月27日

昨日はプレゼンがありました。

先日も紹介した住戸設計についてのプレゼンでしたが、
まんぼうの考える住みやすい家、ラクな家についての提案を紹介させていただきました。

具体的には、自分たちの住まい方に合わせて作ること、
メイン動線だけでなく、シーンに合わせて動き方を選べるようにサブ動線も作る、
など、戸建て、マンション住戸などの形態に関わらず共通する話ですが、
時間を上手く使うことで、自分たちに合わせて作る住まいを楽しむゆとりも生まれます。

いつも話して(書いて)いることですが、
頑張って片づけなくても、普段通りの生活をすれば自然とモノが納まり、
気軽に人を呼ぶことができるような、そんなラクで楽しい住まいにしたいと考えています。

朝日住まいづくりフェア 搬入してきました。

2013年05月23日

明日から始まる「朝日すまいづくりフェア2013」設営のため、ビッグサイトに行ってきました。

毎年この季節に開催されている3日間だけのイベントですが、
ハウスメーカーや施工会社など、家づくりに関する業種が一堂に終結する大規模なもので、
イベントブースといっても本格的にフレームから作っているところが多く、
あちこちで工事が行われているような何とも言えない熱気が今日から溢れています。

私達はオゾン家づくりサポートの「建築家と建てる2000万円台の家」への参加で、
今日は模型とパネルなどを搬入してきました。

※設営途中ですが、オゾンブースは模型の見やすいシンプルなつくりです。

24日(金)は私達も展示ブースに終日滞在予定ですので、
ご興味がありましたら、ぜひ足を運んでみてくださいね。

◇イベント情報
開催日 :平成25年5月24日(金)~26(日)
時間  :10:00~17:00
場所  :東京ビックサイト 西1・2ホール 建築家デザインセレクションのブース
展示主催:リビングデザインセンターOZONE

模型は「世田谷I」と「町田M」。あとこの後ろにパネルが貼られる予定です。

朝日住まいづくりフェアの詳しい情報はコチラ。
>>朝日住まいづくりフェア2013

家づくりサポートの詳しい情報はコチラ。
>>リビングデザインセンターOZONE 家づくりサポート

展示予定の詳細情報はコチラ。
>>世田谷I:3階建てに5つの庭を取り込み豊かな生活をつくる
>>町田M:旗竿の空をみるリビングと緑を臨むインナーテラス

中庭を囲む二世帯 基礎立ち上がりの配筋検査を行いました。

2013年05月22日

昨日は千葉の現場の、基礎の立ち上がり部分の配筋検査を行いました。

耐圧盤の打設前にも確認をしていますが、基礎は建物の土台となる大事な部分ですので、
基礎の立ち上がりのかぶりなどを改めて確認しました。

今回の立ち上がりは大きめに設定しているので、またいでの移動もちょっと一苦労ですが、
中庭に光を取り込む南側は平屋の計画です。

この先は立ち上がりの打設と外回りの配管の施工を行い、
足場を立てて建て方へと進んでいく予定です。

これまでの設計・工事過程はこちらから >>
中庭を囲む2世帯住宅

前田敦計画工房さんの事務所に訪問してきました。

2013年05月21日

先週の金曜日は、前田敦計画工房さんの事務所にお邪魔してきました。

建築家31人の会の中の同じ渋谷区内に事務所のあるメンバー同士で、
先日のアーキプレイスさんのご近所で、オペラシティのすぐ近くにある前田さんの事務所に集まり、
所内の見学や情報交換など、気心知れた仲間ならではの楽しい時間を過ごしてきました。

何かとよく連絡を取り合っているメンバーなので、集まると会話は尽きることなく弾むのですが、
楽しく情報交換するだけではなく、今回は(も?)渋谷同士の濃い活動の話もしてきました。

というのも、私たちは日々いろんなところで設計に関する活動をしていますが、
自分たちが拠点としている地域に、家づくりについて相談できる場所を共通で設けることも、
もっと気軽に話をできる、家づくりの楽しさを伝えることの始まりになるんじゃないか、
との思いを共有したことが、この交流会を始めたきっかけでもあるのです。

まずは6月の上旬を予定していますが、詳細は次回にお知らせしますので、どうぞお楽しみに。

前田さん、皆さん、ありがとうございました!

前回、アーキプレイスさんに集合した時の様子はコチラ。
>>アーキプレイスさんの事務所に訪問してきました。

今回集まったメンバーはコチラ。
>>前田敦計画工房 前田さん
>>ギルドデザイン 磯村さん
>>角倉剛建築設計事務所 角倉さん
>>アーキプレイス 石井さん
>>トゥイズムデザインスタジオ 木原さん 後藤さん

リフォームのヒアリングに行ってきました。 

2013年05月17日

昨日は新しくご相談をいただいた、リフォームのヒアリングに行ってきました。

このリフォームは、数年前に同じマンションでまんぼうがリフォームした住戸があり、
そちらを知っていただいたことがきっかけでの依頼でした。

生活の変化に合わせて、水廻りを使い勝手良く変えたいとのご相談だったのですが、
現在の仕様や施工方法の検討もしておきたかったので、今回は施工会社さんも同行頂き、
リフォームをしたい範囲、不便なことや変えたいこと、できることなどの打ち合わせと、
監督さんと協力して現調を行い、図面を描くための寸法なども記録してきました。

以前こちらで工事をお願いした施工会社の監督さんなので、
規約や事前に必要な申請などの話もスムーズに進み、濃い打ち合わせとなりました。

これまでの仕事やクライアントからの縁で繋がる仕事は嬉しいものです。
初秋の工事に向けて、きっちりと進めていきたいと思います。

気持ちよく過ごす住まい・3

2013年05月16日

先日のスケッチの時に描いた別の住宅を、もうひとつ紹介します。

この住宅では、建物は建蔽率40%を最大限に使いつつ、コンパクトで機能的な形にまとめ、
外観に木を貼ることで、柔らかい印象となる住まいを提案しました。

但し、木の風合いを持続させたい場合には、塗装などのメンテナンスが必要ですので、
通りから見える面だけ木を貼り、残る面は耐久性のある素材としています。

家を作る時にはお金をかけるところのバランスや、住まいを維持するうえでの手間など、
いろんな条件を住み始めてからの負担にならないように整理することで、
家を楽しむゆとりが生まれてくるものだと思っています。

合わせて提案した住宅の紹介はコチラ。
>>気持ちよく過ごす住まい
>>気持ちよく過ごす住まい・2


帰ってきた時に我が家を見るとほっとするような、そんな表情を作りたいものです。