大田区の共同住宅 撮影を行いました。

2015年05月20日

週末は、大田区の共同住宅の撮影を行いました。
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なんだかいつも同じようなアングルで平さんの入った写真を撮っている気もしますが、
撮影はいつもの平さんにお願いし、朝から始めて夕景までの一日をかけての撮影となりました。

撮影中は扉を開け閉めをしたりモノの移動などのお手伝いしたり、照明の向きを変えたり、隠れたり、
ちょちょことお手伝いすることはあるのですが、日差しの具合を見ながら行うため、
合間や待ち時間には、これまたいつものごとくこの建物についての感想や意見を言ってもらったり、
日常やお互いの趣味の話など、いろんな話をしたりしながら過ごしています。

今回は平さんの事務所に近い現場だったので大きな荷物を持って歩きで来られてましたが、
最近は日が長いので、夜景まで待って撮影していると遅い時間になり、帰りは一駅だけですが一緒に電車で。

また今回も、撮影よりもいろんな話に盛り上がっていたような気もしますが、
建築出身でいろんな建物を見てこられた平さんの意見を訊くのはとても有意義で、楽しい時間となりました。

竣工写真も出来上がったらまた紹介していくので、どうぞお楽しみに。

これまでの設計・監理についてはコチラから >>大田区の共同住宅

大田区の共同住宅 仕上がってきました。

2015年04月22日

大田区の共同住宅の現場が進み、一通り仕上がってきました。
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外部の金物関係が少し残っていますが、外の足場も外れ、細かな部分の手直しや外構工事などが進んでいます。

今回の敷地は風致地区にあり、隣地からの後退距離などの制限があるのですが、
ココの現場では緑化率を緑化率20%に上げることで協議を行い、
後退距離1.5mのところを1m弱、建蔽率40%のところを50%までOK、といった緩和を受けています。

今後は外構と合わせて植栽などの緑化工事も並行して進め、明日に予定している完了検査を経て、
引き渡しへと進んでいきます。

あと少しです。

これまでの設計・監理についてはコチラから >>大田区の共同住宅

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賃貸のメンテナンスを考慮してクロス張りを採用しているのですが、床はオークの無垢材を使用。

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全部で3住戸。それぞれ構成も違うので、お気に入りを見つけてもらうのが楽しみになっています。

大田区の共同住宅 景観計画区域における行為の変更届出書

2015年04月10日

大田区の共同住宅では、景観計画区域における行為の変更届出書を出しています。
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建物の設計を行い、全てを決めて現場の工事が始まるのですが、
納まりからであったり現場でのお施主さんとの確認から、細かな部分や色などを変更をすることがあります。

今回もいくつかの変更があり、建物の確認申請については、軽微変更を申請済みなのですが、
この敷地では、
・風致地区内 建物許可申請
・地区計画の区域内における行為の届出書
・景観計画域における行為の届け出
も出しており、外観の色が変わったことで、「景観計画区域における行為の変更届出書」が必要になり、
こちらも出してきました。

「景観計画区域における行為の届出」は、以前は東京都へ申請するものだったのですが、
この計画の頃から区が管理することになり、細かな区分や必要な書類などが細かくなり、増えています。

いろいろな区域が制定され、該当項目に合わせて条件に満たすことが必要なのですが、今回の区域区分は
・市街地としての、住環境向上
・景観形成重点地区としての、国分寺崖線
・景観資源としての、鉄道(敷地が鉄道沿いのため)
の3つに該当しています。

当初申請した計画からは規模の見直しによる変更もありましたが、
今回変更しているのは、部分的に使っている木パネルの色(茶からオリーブグリーン)と、
1階テナント入口のスチールの色(濃緑から黒)の2か所。

性能に関わる変更ではないので、確認申請の軽微変更には該当しませんが、
色が変わる=景観が変わる、なので申請が必要、となります。

必要書類は、色名と近似マンセル値の変更と合わせて、申請のための書類に図面、外観図等一式。
申請の有無は変更箇所の量に関わるものではないので、雨どいの色が変わっただけでも申請は必要となるのですが、
書類を揃える作業や申請の手間などを考えてしまうと、一瞬躊躇してしまいそうなもので、
もう少し簡単になるといいかなあと思うところです。

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現場では着々と仕上げが進んでいます。

大田区の共同住宅 塗装が進んでいます。

2015年03月26日

大田区の共同住宅の現場では、室内の塗装工事が進んでいます。
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現場では大工工事が終わり、いろいろな場所の塗装が始まっています。

基本の壁は白、ボリュームは合板に着色拭き取り仕上げの組み合わせで作っているのですが、
今回の合板壁は、オリーブグリーンの塗装を拭き取り仕上げで、少し明るい印象になってきました。

全体が片付いてきたので、それぞれの明るさや広さもわかるようになり、
現場ではサインの調整などを行っています。

間もなく募集も行う予定で、委託の調整などもあり、
時間のかかったプロジェクトとなりましたが、竣工に向けて、順調に進んでいます。

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今回の階段は黒。全体が引き締まってきました。

多摩川の共同住宅 いろんな場所が見えています。

2015年03月20日

多摩川の共同住宅では、室内にいろんな場所が見えてきています。
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この建物は単身者を想定しているのですが、いろんな場所をつくり、部屋ごとの特徴づけをしたい、
とのことから、間取りだけでなく、空間の形を作る天井もいろんな形をしているのですが、
ボード貼りが一通り完了し、工具類の片付けも進み、いろんな場所が見えてきています。

現場では仕上げに向けての仕様確認が多くなってきて、そろそろあと少し。

今日は変更申請の書類を提出して、午後からは施主打ち合わせと、
いろんなことが完成に向けて進んでいるところです。

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外壁左官仕上げの下地モルタルも順調に進んでいます。

大田区の共同住宅 内装下地が進んでいます。

2015年02月25日

大田区の共同住宅では、内装の下地が進んでいます。
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内部と外部が同時に進んでいますが、室内ではボード貼りや一部仕上げとなる合板貼りも進み、
いろんな場所が出来てきています。

賃貸なのでメンテナンスを考えクロス貼りを基本としていますが、
合板の部分はラーチ合板で、今回はオリーブグリーンの拭き取り仕上げとなる予定です。

定例では、大工さんと巾木の納め方やテラスのデッキ納まりについての打ち合わせをしたり、
電気屋さんと進捗を確認したり、全体の進み具合を確認してまわったり。

全体のフレームや下地も出来てきているので、さすがに大きな問題は無く(あったら困るのですが)、
この段階の現場は進捗に合わせた確認をいろいろな場所で打ち合わせしながら進んでいくのですが、
工事はまだまだ続くので、気を抜かずに見ていこうと思います。

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外壁の杉板も貼り進んできました。木摺りの部分は左官でラスモル+左官仕上げで吹き付ける予定です。

大田区の共同住宅 手すりや大工工事が進んでいます。

2015年02月13日

大田区の共同住宅では、引き続き大工工事が進んでいます。
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外の階段には床のメッシュが敷かれ、手すりも付いてきました。
手すりを繋ぐのは床の上ですが、ベースの留めつけはモルタルに隠れる下地の部分に設置。
足場はあるものの、手すりの無い階段は少し不安だったので、ここは一安心です。

内部の配線や下地作り、住戸によってはボード貼りも進み、少しずつ見えているものが減ってきたりもしていますが、
着々と、それぞれの場所ができてきています。

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今回の工事では、収納も家具で作るのではなく大工さんによる造作としているため、
壁と収納の取り合いや階段との取り合いなど、定例では大工さんからの造作に関する質疑が多く、
スケッチを描いて確認したりしながら打ち合わせ、現場も内外ぐるりと確認。

工事はどちらかというと、寒い季節のことの方が多く、ここのところも寒さも厳しいのですが、
サッシの入った室内で感じる日差しは、なかなか気持ちの良いものです。

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合板を仮固定してある面にも、階段側から使う収納ができる予定です。

大田区の共同住宅 階段がついています。

2015年02月6日

大田区の共同住宅では、鉄骨の階段がついてきました。
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住戸の間にある共用階段と、一部室内に鉄骨階段があり、現場では搬入と取り付けが進んでいます。

鉄骨階段にすることで、薄く仕上がるのですが、重量はかなり重くなるので、この日はクレーン車でつり込み、
無事に壁固定までが進んでいきました。

外部の階段はメッキ仕様(ドブ漬け)ですが、外階段では歩く音が響いてしまうので段板はモルタルで仕上げ、
室内は錆止めまでまでの状態で現場に入れて、ウレタン塗装となる予定です。

階段が組み上がるとハシゴではなく階段での上下移動が可能になり、作業も監理側も楽になりますし、
なんだかとても進んだ気持ちになるものです。

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ここより下は木階段ですが、まだできていないのでこちらは上がれません。

大田区の共同住宅 壁通気の下地作りが進んでいます。

2015年01月28日

昨日は大田区の共同住宅の現場定例がありました。
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打ち合わせでは木工事や電気など、施工上の質疑に回答をしたり、現場の進捗を確認したり。
何かのテーマについて集中して議論する、という感じではなく、万遍なく確認をしています。

現場では、内部の天井も貼られ始め、形が見えてきているのですが、外部の下地作りも進んでいます。

上の写真は、吹き付け仕上げの壁下地で、縦方向の通気胴縁の上に、木摺(きずり)のための羽目板が貼られ、
この上にさらに防水シートを挟んでラス網を留め付け、モルタルを塗って平滑な下地までを作って、
やっと、最後の吹付仕上げ、となります。

出来てしまえばただの平らな壁ですが、その下には壁内結露を起こさせないための工夫や段取りが詰まっています。

それともう一つの下地は、木板貼り仕上げの壁のための仕上げで、木板が縦張りのため、下地は横貼り。

横貼り下地で通気を確保する場合、空気の通り道として、下地の桟木をずらしながら付けていくのですが、
今回はあらかじめ切欠きをした桟木を使用。

ちょっとした工夫ですが、大工さんの手間はぐんと楽になり、施工性があがっているのです。

どちらも見えなくなる部分ですが、ここでの丁寧な作業が雨漏りや結露を防ぐことになります。

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外壁の防火構造は、ダイライト+木の組み合わせによる構造認定で確保しています。

大田区の共同住宅 下地工事が進んでいます。

2015年01月23日

今週も大田区の共同住宅の定例に行ってきました。
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現場では設備の配管や配線工事も進み、断熱材の敷き込みや下地作り、フローリング貼りなど、
1週間でもいろんなことが進んでいます。

現場では、電気を中心とした打ち合わせをして、朝から始まる定例は午後まで続くのですが、
断熱材が入って室内環境が落ち着いてきたせいか、いろんな場所や形が見ていくのは、やはり楽しくもあり。

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今回、住戸ごとに平面が異なるだけではなく、天井にも少し変化を持たせているので、
こんな形も見えてきました。

事務所に戻ってからも、打ち合わせだけでは確認しきれない部分についての指示図や収まり図を描いたり。

ここのところ現場や打ち合わせで外に出ていることも多いせいか、あっという間に一週間が経っていきますが、
完成まではまだ3か月と少し、寒さに負けず、監理していこうと思います。

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外側の透湿防水シートや貫通する設備配管の状況なども、見えなくなる前に確認しています。

大田区の共同住宅 大工工事が進んでいます。

2015年01月15日

昨日は大田区の共同住宅の定例打ち合わせに行ってきました。
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年末に屋根の防水まで完了し、年明けからは引き続き、大工工事が進んでいます。

外壁のサッシも一通り取り付けが完了し、
今回、防火設備として使用している木製サッシも取り付き、室内からの景色も見えてきました。
※1250角で代替え侵入口となり、かつ防火設備となる滑り出し窓はアルミ製のものでは無いことと、
全体の印象のバランスから、一部に木製サッシを採用しています。

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外壁周りの防水シート施工、内部の間仕切り、設備を納める部分の造作などが同時並行で進み、
室内の広さや形の違ういろんな場所が見えてくるのは、少しドキドキする時でもありますが、
電気配線など、壁が閉じる前に完了しなくてはいけない部分についての打ち合わせや確認を中心に行っています。

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床材にはオークの無垢フローリングを採用。いろんなシーンが出来上がってくるのが楽しみになっています。

大田区の共同住宅 下地工事が進んでいます。

2014年12月17日

先日上棟した大田区の共同住宅では、下地工事が進んでいます。
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それぞれの住戸内に異なる床のレベルや天井高さがある、スキップフロア住戸となっているのですが、
下地の合板貼りが進み、床のレベルや天井高さの異なる構成が、フレームだけの時よりも見えてきました。

高さを変えるというのはそれほど構造に負荷をかけない、ちょっとした操作なのですが、
目線や天井高さが異なるだけでも、ずいぶんと場所の印象は変わるものです。

この計画では、それぞれの住戸からアクセスする専用の屋上テラスもあり、
まだ壁の開口部の穴はあけていないのですが、階段部分の吹き抜けからの光でも十分明るく、一安心。

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昨日は小雨も降る、予報通りのとても寒いお天気でしたが、
整理された現場で着々と作業を進めていく大工さんは、頼もしい限りです。

昨日の定例では大工工事と設備工事を中心とした内容で、
サッシの搬入も進み、集合と個別のカギのシステムについても確認。

現場では少し先を見越した内容を打ち合わせていくので、長くなることもありますが、
気持ちの良い場所ができるよう、進めていこうと思います。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>大田区の共同住宅

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ブルーシートのあるメンテナンススペースを挟みながら、個別テラスが点在しています。

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