川面のみえる家 下地工事が進んでいます。

2013年09月13日

川面のみえる家の現場定例がありました。
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サッシ付けの次に、外壁の防水シート貼りも進んでいます。

この家は通気工法を採用しているので、この上に通気層を作るための通気胴縁を貼り、
その上に耐火性能を満たす下地を作り、吹き付け仕上げと木板貼りの外壁を作る予定です。

室内も、床暖房を敷設する床の下階天井には、熱の逃げを防ぐための断熱材を貼り込み、
電気、設備のための配線や配管の設置と、1週間の間にいろんなところが進んでいます。
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現場では、監督さんだけでなく職人さんも一緒に納まりや形状の確認を行うようにしているので、
間違った施工になることはあまりなく、綺麗に出来ていると正しいように見えることもあるのですが、
思い込みはせず、打ち合わせ記録や図面も確認しながら、それぞれの場所の形を確認しています。

中間階では天井下地も進み、実際の出来上がりの形がどんどん見えてきています。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

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スキップフロアの段差を利用したロフト。天井下地は組み直しのため、もう少し上がる予定ですが、
天井高さ1.1mのロフトスペースは、有効に使える場所になりそうです。

中庭を囲む二世帯 ボード貼りが進んでいます。

2013年09月10日

ここのところ終日出ていることが多いのですが、週末は中庭を囲む二世帯の現場に行ってきました。
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夏の暑さが和らぎ少し過ごしやすくなった現場では、外壁仕上げと並行して、
ご両親の世帯側から内壁のプラスターボード貼りが進んでいます。

間柱や断熱材が見えているとまだまだ工事中の印象ですが、ボードを貼るとそれらが見えなくなり、
窓だけが見えてくるので、途端に住まいとしての出来上がりの印象に近づいてくるように思います。

まだまだ下地の部分もありますが、それぞれの場所の広さ感や距離感もよりわかりやすく、
風の抜ける気持ちの良い場所で作業が進んでいます。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅

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中庭を囲む二世帯 外壁廻りが進んでいます。

2013年09月3日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場に行ってきました。
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玄関やテラスの上にスチール一枚板を折り曲げて作った庇が取りつき、外壁貼りも進んでいます。

外壁は建物に囲まれる旗竿地なので、周囲から見える壁は限られており、
隣地側や中庭側には、耐久性やメンテナンスを考えシンプルなサイディングを採用しています。

現場では、地下の防音室廻りを中心にお施主さんとも打ち合わせを行い、
プロジェクターのための先行配線や取り付け下地の場所などを確認させていただきました。

室内では、配線工事を行っている場所もありますが、地下の断熱材や室内のボード貼りが始まり、
今まで下地ばかりだった現場の印象が変わり始めています。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅

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施工の進む地下室は、音楽や映画などを楽しむ、趣味の場所になる予定です。

中庭を囲む二世帯 階段下地ができています。

2013年08月30日

昨日は中庭を囲む二世帯住宅の現場定例でした。
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現場では地階、二階ともに階段の下地の施工が進み、
これまで外の足場やハシゴで上がっていた二階への移動が階段からになりました。
現場では図面やコンベックス、カメラなど、いろんなものを持って移動しているので、
階段になるとかなり楽になります。

階段の下地はすべて構造用合板で作っているのですが、
有効幅をできるだけ広げるため、今回の中央壁は28ミリの構造用合板を一枚で。
この上にシナ合板を貼り、上り口と反対側には手洗いを設置する予定です。

打ち合わせはこの先の施工になる家具についてが中心となりましたが、
手すりの詳細図は持ち帰りで作成。

と、こちらも着々と進んでいます。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅
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中庭上部の資材置き場が無くなり、どこにいても明るく風の流れる家になっています。

川面のみえる家 設備工事が進んでいます。

2013年08月29日

昨日は川面のみえる家の現場定例に行ってきました。
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現場ではアルミサッシの枠が付き、構造用合板の留め付けや、
設備の配管、配線工事が進んでいます。

定例では、その設備工事に関するルートや配管に必要な天井懐の寸法の他、
全てのスイッチやコンセント、給気口、換気扇の位置など、
展開図に書き込んだプロット図を元に、細かい位置を一つずつ確認。

その他、これから施工図を作るための、木製建具についても打ち合わせをしたり、
お施主さんからの追加要望など、現場に行くと打ち合わせすることはたくさんあるもので、
今回も夕方まで時間をみっちり使っての打ち合わせとなりました。

それでもまだ宿題となっている施工図チェックもあり。
自分の中での時間を整理しながらきちんと進めていきたいと思います。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

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今回は温水床暖房を採用。パネルに接続する配管工事も先行して進んでいます。

川面のみえる家 中間検査がありました。

2013年08月22日

昨日は川面のみえる家の中間検査と現場定例がありました。

中間検査の実施は管轄行政によりますが、東京都の場合は木造3階建ては屋根工程完了時なので、
屋根の貼り終わる時期に合わせ、夏休み前に申請を出し、明けの検査となりました。

検査は担当検査員の方が来られ、いつもながらの後ろめたいことは無いのになぜか緊張、、、
となることを想像していましたが、検査員の方が予定より早く着いて見られていたこともあり、
提出の書類関係で少し確認があったのみで、問題なし、合格、OK、とあっさり終わりました。

その後は電気、設備、ガス、監督さんといった面々で現場の確認事項の打ち合わせ。
現場は耐力壁の施工やサッシ付け、配線、配管などがどんどん進んでいますが、
器具の位置やルートなど、梁の取り合いのややこしいところは実際の現場を見ながら確認し、
午後から始まった検査と定例は、終わる頃には現場も片づけの時間となっていました。

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バスコートに繋がる水廻り。明るく気持ちの良い場所になりそうです。

中庭を囲む二世帯 断熱材の敷き込みが進んでいます。

2013年08月21日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場に行ってきました。

室内は断熱材のグラスウールの敷き込みが進んでいます。

風通しのための中庭上部をふさいでいるので、まだ風の通りが不十分ですが、
それでも断熱材を入れると体感する環境が変わるもので、
現場の暑さが少し和らぎ、ちょっとほっとします。

定例では、電気配線ルートの再確認や、主に出隅部などの納まりについてを打ち合わせ。

毎週見ているので、目に見えて劇的に変わるわけではないのですが、
一つ一つコツコツと、完成に向けて丁寧な工事で進んでいます。

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完成するとすべて見えなくなりますが、現場ではすべてが手作業で進んでいます。

中庭を囲む二世帯 下地工事が継続中です。

2013年08月9日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場定例に行ってきました。

現場はまだまだ下地工事ですが、天井の下地も進み始め、その場所ごとの広さ感が
よりわかる形になってきています。
外部はサッシ廻りの防水処理や、隣地側の見えにくい面に採用しているサイディング貼りが進んでいます。

定例では、設備のルートや木工事を中心に確認の打ち合わせを行いますが、
スイッチ類の詳細な位置については、展開図にプロットした図面を作成して確認。

昨日は中間時に行う瑕疵保証の検査もあり、あと2か月ほどの完成、引き渡しに向けて、
外と内と、いろんなところが進んでいます。

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地窓のあるたたみコーナー。中庭に向かって風の抜ける場所になっています。

川面のみえる家 構造の固め作業が進んでいます。

2013年08月8日

昨日は先日上棟した川面の家の定例に行ってきました。

現場ではフレームを固めるため、外部から順に構造用合板貼りを行っています。

今回の構造では、場所によって合板の種類や釘ピッチが異なるため、
図面と照らし合わせ、正しい場所に仮固定しながら、大工さんが作業を進めています。

定例では、施工会社の監督さんと、電気、設備、ガス、のこの現場に携わる面々が揃い、
図面で読み取れない部分や曖昧な個所など、一つ一つ確定していく作業をしていきます。

まだまだ現場はフレームだけですが、設備の配管や電気のルートや段取りも組んでいくため、
取り合いやPSの大きさと場所の確認、納期のかかりそうな器具の確認なども進んでいます。

外の足場を上がって、屋根の防水下地も確認。

この場所で地上より約10mと、できれば下は見たくない高さですが、
この現場はいろいろなところから川が大きく見え、風も抜ける心地良い場所になっています。

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中庭を囲む二世帯 サッシ付けや下地が進んでいます。

2013年08月6日

中庭を囲む二世帯では、サッシや下地工事が進んでいます。

中庭まわりの大きなサッシも付き、外部では下地の防水下地まで進んでいます。

サッシが付くと建物の内外の境界がはっきり見えてくるもので、
それぞれの場所の広さや明るさ、雰囲気などが見えてきています。

現場では大工さんからの造作に関することや階段の打ち合わせ、
その他、手すりなど金物の収まりや設備の配管ルートの確認など、
現場が進むにつれ、いろんな工事に絡む内容を確認しながら工事が進んでいます。


上の写真は二世帯の間にある共通スペースの図書コーナー。
両側にはお母様の蔵書を中心とした本が並んで、本と読みながら自分の時間を過ごしたり、
庭に面する、落ち着いた気持ちの良い場所になる予定です。

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川面のみえる家 上棟式を行いました。

2013年08月1日

川面のみえる家の建て方が完了し、昨日は上棟式を行いました。

現場では、これから木工事と並行して進めていく金物を中心に打ち合わせを行い、
お施主さんとは窓の位置や形、それぞれの場所の広さ感なども確認していきました。

まだフレームだけなので、どこからもとても景色がよく見えるのですが、
計画通り、3階のキッチンやリビングから川面が見えることも一緒に確認頂き、ほっと一安心です。
(見える設計しているので当たり前なのですが、それでもちょっとドキドキするものです。)

上棟式ではお米と塩とお酒を使い、お施主さんご家族の皆さんで四隅をお清めしていただきました。

そして、現場の皆さんと一緒に少し歓談タイムです。

お施主さんと現場で実際に作業している方々との交流はなかなかないもので、
いつもみなさん少し緊張しがちですが、お互いを知る良い機会になりました。

まだまだ暑い中での作業となっていきますが、皆さま、引き続きよろしくお願い致します。

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お施主さんのお父様からのお祝いのスイカが、とても見事でした。

川面のみえる家 建て方が始まりました。

2013年07月30日

昨日から川面のみえる家の建て方が始まっています。

前面道路は15mと広い場所なのですが、隣戸と前面には電線、大きな街路樹があり、
奥に細長い敷地に資材を入れるのは大変そうでしたが、さすがのクレーン操作で進んでいきました。

木造3階建てで、柱を少なくしている階もあるため資材も多くなっていますが、
今回はSE構法なので、プレカットして金物もついた状態で搬入された柱をセットし、
上からスリット加工した梁を落とし込み、金物を通して固定し、組み上げていきます。

組み上がるといろんなレベルの床の上に、川面を眺める大きな床ができる予定です。

ここからは目に見えてもどんどん進んでいきますので、
改めて、気を引き締めて監理していきたいと思います。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家


SE構法の資材。プレカットした材料に金物がセットされ、パッキングした状態で運び込まれます。