川面のみえる家 造作の準備が進んでいます。

2013年11月7日

昨日は川面のみえる家の現場定例がありました。
Exif_JPEG_PICTURE
フローリングも残すは3階のみとなり、造作のための下地も進んでいます。

家具や建具についてなど、これまでにもやり取りをしていますが、
工場で作ってくるものについては最終確定のための打ち合わせを行っています。

昨日は、家具については形状の確定と変更箇所の確認、塗装のツヤについて、
建具も選定していた引手金物や扉厚、金物についてなど、
制作のために必要情報を整理を中心に、順に打ち合わせとなりました。

そしてその後は電気と家具の取り合い、浴室廻りのガラス納めや階段上裏の天井形状など、
実施図面でも必要と思うところは細かく書いているつもりですが、
網羅できていない部分は出るもので、該当箇所で皆で膝を突き合わせて確認しています。

そろそろ日が暮れると寒さが身に染みる季節になりましたが、
現場は引き続き進めていく予定です。

これまでの設計・工事監理については コチラから >>
川面のみえる家

Exif_JPEG_PICTURE
テラス下の物干し用金物も設置完了。ずっと使うものは固定で作っています。

中庭を囲む二世帯 仕上げも大詰めです。

2013年10月23日

昨日は中庭を囲む二世帯の現場に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE
それぞれの仕上げの様子、進み具合を確認していますが、
外壁も外側、中庭側とも仕上げが進み、家全体に表情が出てきています。

この家の中心となる中庭に面する壁には、あらかじめ着色した広幅の杉板を採用し、
やわらかな印象の場所を作ります。

Exif_JPEG_PICTURE

室内は白を基調に、一部構造材を表しにすることで優しい印象を作りつつ、
用途の異なる黒い構造用合板の箱を取り込み、メリハリのある空間を作る、
という、お施主さんと一番最初から共有していたイメージも目に見えてきて、
これまでのいろんなことを思い出したりもしています。

とはいえ、現場はまだまだいろんなところが同時進行中。
一部、後工事が出る予定で調整中ですが、まずは建物を完成しての完了検査と事務所検査、
そして施主検査と続いていく予定で動いています

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅

Exif_JPEG_PICTURE
中庭に面する洗面カウンターも進行中。明るい2ボウル備えたカウンターを作っています。

川面のみえる家 仕上げの準備が進んでいます。

2013年10月17日

昨日は川面のみえる家の施主打ち合わせと現場定例に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE
朝まで台風の影響を心配していましたが、午前に行く時は既に雨は上がっていて、
風対策として外部を覆っているシートを開けていたので、やっと外観を見ることができました。

写真は川に面する側で、3階の大きな開口には現在制作中のサッシが入る予定です。

内部では、浴室の仕上げが進み、窓から外の景色を取り込むイメージも見えてきました。

Exif_JPEG_PICTURE

仕上げは、FRP防水の上にトップコートという塗装をしているのですが、
下地となるFRPの形がそのまま見える形で、ムラになりやすい部分なので、
少し時間を空けながら、なんどか重ね塗りをしていく予定です。

お施主さんとは在庫切れで調整が必要になっていたフローリングの最終確認や、
壁の塗装の種類や色味についてなど、仕上げに関する打ち合わせを行い、
定例ではその決定事項の伝達や、形状の確認、今後の予定の確認など。

一つずつ確定しながら、現場は進んでいます。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >> 川面の見える家

Exif_JPEG_PICTURE
温水式床暖房のパネルも設置。熱が逃げないように、合板下には断熱材を敷き込んでいます。

中庭を囲む二世帯 仕上げが進行中です。

2013年10月11日

昨日は千葉の二世帯の現場に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE
完成に向けて仕上げ工事を進めていく、という段階ですので、
定例打ち合わせではなく、現場のそれぞれの場所について確認しています。

写真の中庭に面する洗面カウンターのタモ材も取り付けられ、いろいろ出来てきました。

設備機器の取り付けも進んでおり、搬入や設置など現場に入る職人さんが増えているので、
作業の妨げにならないように所狭しと動いていますが、
現場内の確認、伝達漏れがないよう、チェックしながら進めています。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅

Exif_JPEG_PICTURE
外壁に貼る杉板も着色完了。反りに対処するため、見えなくなる裏側にも塗装を施しています。

川面のみえる家 階段の設置が進んでいます。

2013年10月10日

昨日は川面のみえる家の現場定例に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE
この家では本棚を囲むように階段を上がっていくのですが、
今週は本棚の設置と階段の取り付けが始まり、2階までは階段で上がれるようになっていました。

全体からみると一部ですが、ハシゴでなく階段を上がるのはなんとも嬉しいものです。
と同時に、階段に絡む場所で保留になっていることは無かったっけ??という焦りも出てくるのですが。。

今回の階段はササラ桁は使わず、壁と本棚側に取り付けた桟の上に板を載せて作っているので、
裏も同じ桟を下地に階段の形に合わせて貼ることで、その下にまとまった収納も確保しています。

Exif_JPEG_PICTURE

天井も同じですが、できるだけ構造に沿って作ることでデッドスペースを少なくして、
限られた高さの中にもより多くの使える床を作り、
それぞれの場所をきちんと使える場所とすることを考えながら進めています。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

Exif_JPEG_PICTURE
3階まではまだハシゴ。作業の邪魔にならない合理的な足場は、一瞬どこから降りるのか悩みました。。

中庭を囲む二世帯 仕上げ工事が進んでいます。

2013年10月9日

先週末は、千葉の中庭を囲む二世帯の現場確認に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE
今回の仕上げは、構造用合板に拭き取り仕上げのところとクロス貼りのところがあり、
クロス貼りのところは下地として、目地の処理が進んでいます。

上の写真は子世帯の領域となる2階のプライベートエリアで、
周囲を囲まれた住宅地なので、外に対してはあまり大きく開いてはいませんが、
屋根上のテラスに出られるように計画した奥の扉からも、明るい光が入ってきています。

Exif_JPEG_PICTURE

この家では中庭を囲うことで世帯の領域を分けているのですが、
その回遊する動線の間にある水廻りや収納は、構造用合板に黒を塗って拭き取る仕上げとし、
プライベートな部分と仕上げを切り変えることで、お互いの境界となって見えてくる予定です。

2世帯分のキッチンも据え付けが始まり、現場は着々と進んでいます。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅

Exif_JPEG_PICTURE
立ち上がりのある窓の窓枠は床材と同材で。仕上げを増やさず馴染むように作っています。

川面のみえる家 天井のボード貼りが進んでいます。

2013年10月3日

昨日は川面のみえる家の現場確認に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE
現場では上の階から天井のボードを貼り始め、実際の形が見えてきました。

梁だけの時、下地だけの時よりも少しずつ目に見えて体感する天井面は下がるもので、
ちょっとドキッとする瞬間ですが、川面への目線も抜け、設計で想定通りの形で一安心。

そして工事段階から入ることになったホームシアター屋さんも交え、
電気屋さんと下工事の位置、状況について、一緒に回って確認。
一部、器具を変えたことによる調整はありますが、大きな問題はなく、こちらも順調です。

今回、3階のロフトは出来るだけ天井を高くするため、リビングとはレベルを切り替える予定ですが、
懐が大きく取れない梁下については、同じ性能でも薄く抑えられる素材の断熱材に変えるなど、
熱の抜けがない均一な断熱性能を確保できるよう、調整しています。
Exif_JPEG_PICTURE

設計ではいろんなものの高さやサイズなどを決め、図面に記載していますが、
設備との取り合い以外にも現場で出来てきた形を見て、変更・追加することもあるもので、
今回では手すりの高さや天井の形などを再検討し、少し調整しながら進めています。

とは言っても、この調整できるリミットを見誤ると現場の進行や段取りを妨げてしまうもので、
時々進行の速さにドキドキすることもありますが、出来るだけ良いと思う形で完成できるよう、
毎週現場のチェックだけでなく、進行具合や設計内容のチェックもしながら監理しています。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

Exif_JPEG_PICTURE
2階の子供部屋にはブランコを設置。なかなか楽しい場所になりそうです。

小さなリフォーム 現場確認に行ってきました。

2013年10月2日

夏前よりスタートし、現在工事中の小さなリフォームの現場に行ってきました。
131002_02

生活をされている中での部分リフォームなので、道具や資材を整理しながら、
養生をしっかり行い、工事が進んでいます。

工事範囲としては、水廻りの総入れ替えを中心に、キッチンとリビングのあたりまで、
部分的に手を入れています。

水廻りはタイル貼りまで進んでいるので、天井を貼ってダウンライトを付けて、塗装を施し、
寒さの気になる窓に後付けできるインナーサッシを取り付けたら完了です。

131002_01

今回給湯器から配管を組み替える工事を行っているので、経由する天井も貼り替え、
繋ぎの部分には点検口を設置。
リビング周りには冷暖房の区画となる簡易な間仕切りを追加しています。

部分リフォームでは、一部をそっくり入れ替えるような工事となる場合が多くありますが、
ここでは家族やスタイルに変化のあったお施主さんにとって、暮らしやすい住まいになるよう、
住まいの全体に渡り、気になるところを少しずつ手を加えるリフォーム工事を行っています。

まんぼうで設計監理を行っているリフォームは、コチラで紹介しています。
>>今までの仕事 「リフォーム

中庭を囲む二世帯 仕上げ工事が進んでいます。

2013年09月27日

中庭を囲む二世帯の現場確認に行ってきました。
130927_01
まだまだ壁の中のグラスウールの見えているところもありますが、
床のフローリング、窓に付くカウンター材、天井のシナ合板など、仕上げ材工事が進んでいます。

仕上げたところには傷をつけないよう養生をしていくので、なかなか見えませんが、
私たちが傷をつけてしまっては大変なので、現場内の移動にはかなり気を使い、
どこにも当たらないように、小さくなって動いています。

階段の手すり壁も以前は下地の合板が見えていましたが、仕上げ用のシナ合板貼りまで完了。
まんぼうの設計では、板張りの小口を意図して見せる場合もありますが、
ここでは異なる材の断面が見えていることと、手擦りとして触れる部分になるので、
小口に手すりとなるスチールが付く予定です。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅
130927_02

川面のみえる家 配線準備が進んでいます。

2013年09月26日

昨日は川面のみえる家の現場定例に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE
断熱材の敷き込みや各種配線にシアター配線のための空配管工事も進んでいます。

今回の室内仕上げは、珪藻土と塗装を使う予定なのですが、
その切り替えのルールとそれぞれの場所を、監督さんと大工さんと一緒に3階から廻り、
下地材に直接書き込みながら確認していきました。

ホームシアターを設置する3階は、なるべく広々とした空間を確保するためシャフトは設けず、
3階のスキップフロアとして作った段差と2階の天井を使って敷設する計画なので、
下階に降りるとから配管がたくさん見えています。

Exif_JPEG_PICTURE
この辺りは先週ルートを確認したばかりですが、翌週には完了しているスピードで進んでいくので、
現場での判断はなかなか気が抜けないところです。

それと、先日の定例後、お施主さんから受け取った杉の一枚板についても確認。
現場に入ってから使うことが決まった材で、どのような形で使うか課題となっていましたが、
この形や素材感を生かしつつ、無事に日常に取り込む場所に納まりそうです。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

Exif_JPEG_PICTURE
この後、監督さんと大工さんで上階に運んでいましたが、ものすごく重そうでした。

川面のみえる家 天井下地が進んでいます。

2013年09月20日

現場定例で、川面のみえる家の現場に行ってきました。
Exif_JPEG_PICTURE
3階にある、川面を見下ろすリビング階の天井下地が張り進み、
ホームシアターのためのスピーカーやプロジェクターの下地ボックスも設置が進んでいます。

この住宅では川に向かってスキップフロアのレベルを下げて計画しているので、
どの場所からも川面や行き交う船の姿や音を確認することができ、心地良い風の流れる現場になっています。

左手に見えるロフトもスキップフロアに組み込むことで、ダイニングから簡単に上がることができ、
リビングやキッチンとも近い目線で繋がる場所になり、
ダイニングの手前、リビングから見て奥にあるキッチンも、全体を見渡せる場所になる予定です。

Exif_JPEG_PICTURE

この日はお施主さんも来られて、いろんな場所の寸法や形など、一緒に確認していただき、
広さや明るさにも喜んでいただいて一安心。

現場の打ち合わせもこの日は長時間に渡り、終わる頃には薄暗くなっていました。

これまでの設計過程はコチラから >> 川面の見える家

Exif_JPEG_PICTURE
現場打ち合わせ中。漏れがないよう施工の段取りと図面を合わせて確認しています。

中庭を囲む二世帯 仕上げ工事が始まっています。

2013年09月18日

中庭を囲む二世帯の現場では、仕上げ工事が始まっています。
Exif_JPEG_PICTURE
写真に映っているのはラワン合板ですが、一部シナ合板の壁や床のフローリングなどの施工が進んでいます。

実際の仕上げが見えてくると、またぐっと気が引き締まりまるものです。

個室の壁は柔らかい印象になるシナ合板の素地を採用。
接着剤と隠し釘という、頭の部分が取れる釘を使って貼り進みます。
Exif_JPEG_PICTURE

地下の床は無垢材のフローリングで、今回は足触りの柔らかいパイン材を採用。
こちらも実(サネ)の部分を合わせながら、少し固定しながら貼り進めています。
Exif_JPEG_PICTURE
床は貼り終わると養生をするので隠れますが、いろんなところで出来上がりの形が見えてきました。

これまでの設計・工事過程はこちらから >> 中庭を囲む2世帯住宅