耐震化リフォーム 下地工事が進んでいます。

2014年09月3日

先週の現場は、下地工事が進んでいました。
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柱が湿気でダメになっているところや切欠きの多いものは交換し、
薄い筋かいしかなかった耐力壁は構造用合板貼りに交換し、耐力壁の箇所も増やして進めています。

追加する耐力壁は、1階のそれぞれの辺の中央あたりと全体の中央、それと勝手口があった建物の隅など。
今回、貼りこむ構造用合板は、仕上げに影響しないよう、柱の間に面合わせて納めるなど、
仕上がるとすべて見えなくなる部分ですが、しっかり施工されていることを確認しながら進めています。

大工さんが一人で作業をしている現場なので、1階が納まったら2階へと進んでいく予定ですが、
週末にはお施主さんと打ち合わせを行い、床材や外壁、今回は既製品を入れるキッチンなどの仕様や色味も最終確認し、
仕上げ工事への準備も着々と進んでいます。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >>耐震化も備えたリフォーム

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現場にあった脚立収納。簡単な造作ですが、足元のスペースが使えて便利そうでした。

耐震化リフォーム 下地工事が進んでいます。

2014年08月22日

耐震化も備えたリフォームの現場で、打ち合わせを行いました。
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現在は構造材の入れ替えや下地工事が進んでいて、細かなピッチで入っていた柱が少し整理され、
現場は見通しよく、下地材の明るい合板の色味に変わったこともあり、広くなった印象へと変わってきました。

柱を抜く部分は既存の梁下に材を沿わせ、その両側をさらに合板で挟み込む形で補強して進めていますが、
そのまま使用する予定だった柱についても、工務店さんと大工さんが納得のできる形で進めたい、
とのことで交換しているので、1階内部の構造材についてはほぼ新しくなっています。

現場では、その他交換するサッシのサイズや仕様、取り付け高さの確認や、電気の位置など、
打ち合わせや確認をしながら進めているところです。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >>耐震化も備えたリフォーム

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晴天が続いているおかげで暑くはありますが、建物全体の湿気も抜けてきています。

続・アトリエ付きリフォーム 設備工事が進んでいます。

2014年07月25日

昨日はアトリエ付きリフォームの現場打ち合わせに行ってきました。
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解体も終わり、床下に納まる設備配管と、下地工事が進んでいます。

スケルトンからのリフォームで、水廻りのおおよその位置は変わりませんが、
内部のレイアウトの変更に合わせて、配管もすべて新設しています。

給水、給湯、排水、ガスなど、基本的に設備の配管は床の下地合板の中に納めるので、
先行して配管し、固まったところからその上に床下地の合板を敷いていきます。

現場では、設備の位置や仕上げ予定、納まりなど、監督さんや設備屋さんも一緒に打ち合わせ。

図面もいろいろ描いていますが、リフォームの場合は特に、
現場での確認や打ち合わせが多くなり、現場に足を運ぶ頻度が増えるもので、
昨日も移動は自転車で、暑すぎるほど暑いですが、いい運動にもなっています。

これまでの設計監理の過程はコチラから。 >>アトリエのある家

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浴室廻りの配管もすべて新設。ここも全部隠れて見えなくなるものです。

耐震化リフォーム 解体がスタートしています。

2014年07月14日

先週末より、耐震化も備えたリフォームの解体がスタートしています。
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今回、耐震化したいということは大きなテーマのため、室内側はすべて解体するのですが、
内部の壁を開け始めたところで、全体の範囲や電気の方針打ち合わせのため、現場に行ってきました。

壁を開けてみて、建てた時期が古いため、全体に材料が細い印象はありますが、
途中で少し手を入れられてたこともあり、想像よりも良い部分もありました。

とはいえ、断熱材が入っていないことで全体に湿気があったり、追加の補強が必要な場所など、
現況から判断していく部分も多く、これからがまさに大事なところであり、気持ちも引き締まります。

設計時、室内が暗い、ということも改善要望としてあったのですが、
当たり前ですが、建具を外し、間仕切り壁も撤去していくと明るく風が抜ける環境になるもので、
この気持ち良さを損なわず、安心できる住まいにしていきたいと思います。

これまでの設計監理過程はコチラから >>耐震化も備えたリフォーム

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下宿として使われていた2階の個室も、不要な設備は撤去、一新し、個室や2世帯のリビングに変わる予定です。

現場確認に行ってきました。

2014年04月24日

昨日はまんぼうも参加している集合住宅の現場確認に行ってきました。
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新築マンションの住戸の設計(インフィル設計)を担当している物件で、
去年からの工事も完成が近づき、まんぼうで担当している住戸について確認に行ってきました。

現場中も施工図や現場での確認も行ってきているので、この段階での大きな間違いはないはずですが、
7人の建築家で設計を担当し、全ての住戸が水廻りの位置や仕上げも含めて全く異なる設計となっているので、
思い込みで確認せず、複数の目で確認していくことが重要になっている現場です。

まんぼうで担当している住戸は4件ですが、やはりすべて違う設計になっているので順に確認して回り、
その後は別の建築家の方とお互いの住戸を、少し引いてみた冷静な目で確認。

いろんな設計を体感する良い機会でもあるので、ちょっとワクワクしたりもするのですが、
全部見ていたつもりでも、納まりの点など人が変わると気付くことがあったりするもので、
2か月ほど先の引き渡しに向けて、設計者チェック、ゼネコン・各業者の自主検査などを繰り返しています。

写真は最上階の5階から。
ここは通常使わない場所ですが、大きな通りからちょっと入っただけとは思えない、
静かな環境が広がっています。

川面のみえる家 最終仕上げを行っています。

2014年01月15日

昨日は川面のみえる家の現場に行ってきました。
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年末に完了検査は終わっていますが、現場では階段廻りの珪藻土塗りやシアター機器の取り付け、
外構の設備や水廻りのシール作業など、細かな部分の最終仕上げ工事が進み、
リビング階ではスピーカーの取り付けも完了し、穴も無くなりすっきりした天井が見えてきました。

去年までの定例は、いつも外にある土間で打ち合わせをしていましたが、
昨日は監督さんと、静かで日当たりの良さが気持ちいい3階で、残りの工事について確認。

あと少し、打ち合わせることもありますが、今週末にはクリーニングが入り、
来週には撮影と網戸などの取り付けと進み、引き渡しに進んでいく予定です。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >> 川面の見える家

現場の終わりが近づくと人や資材が減り、どんどん静かになっていきますが、
引き渡し後の賑やかさも楽しみになっています。

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今回のホームシアターはプロジェクターとスクリーンも埋め込み、使わない時は収納しています。

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浴室廻りは塗装とタイルで仕上げているので、取り合いの箇所はシールをしています。

川面のみえる家 完了検査がありました。

2013年12月27日

今日は朝から川面のみえる家の完了検査がありました。
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現場では珪藻土塗や器具付など、昨日まで作業が続いていましたが、
本日は完了検査となり、指摘箇所もなく、無事合格となりました。

偶然にも、今日は以前世田谷Iの中間検査を担当された方が検査員として来られ、
検査中の雑談で、住まいの形や素材についてもいろいろと嬉しい感想をいただき、
なんとも充実した検査の時間となりました。

外構やホームシアター工事などは年明けのため、現場はもう少し続きますが、ひとまずひと段落。
現場は今日と月曜日で土間の打設をし、年末年始を養生期間とする予定です。

1月下旬の引き渡しに向けて、引き続き、きちんと作っていきたいと思います。

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<<お知らせ>>
まんぼうは、1/5(日)まで冬期休業とさせていただきます。

来年も楽しく気持ちの良い家づくりをしていきたいと思いますので、
今後ともよろしくお願い致します。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。

※以下は川面のみえる家の内部。来年も引き続き紹介していきます。
131227_06オリジナルで制作したキッチンも無事据え付け完了。面材はウォールナットの突板仕上げです。

131227_07ダイニング側にはティッシュボックスも制作。全てを作るので、こんな造作も可能なのです。

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モザイクタイル貼りの洗面台も完成。木板貼りの水廻りの外の明るい場所に作っています。

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こちらは水廻り。サッシの内側にブラインドの入ったサッシが目隠しとしてつく予定です。

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リビングから続くデッキも広幅で。間に透明のガラスが入ります。

川面のみえる家 黒板塗料の塗装も進んでいます。

2013年12月16日

先週の金曜日になりますが、川面のみえる家の確認に行ってきました。
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都合で現場定例の日程を変更したためですが、現場はどんどん仕上げが進んでいるので、
それぞれの場所を移動しながら、打ち合わせというより、残り作業や訂正箇所の確認が中心です。

3階のリビングでは紺色の黒板塗料が塗られ、またまた印象が変わってきました。
建具などもこの面はすべて黒板塗料で仕上げるので、紺色の壁はどこでも描ける壁になります。

ダイニング横のスタディコーナーの前はプリントなどを留められるように、
マグネット塗料を下地に塗布。
塗り厚でマグネットの吸い付きが変わってくるので、塗料の指定としては最低3回以上ですが、
できるだけたくさん塗ってください、と塗装屋さんにお願いしました。

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その他、この日は着色する壁の色づけや浴槽の設置も進み、
どんどん生活のシーンが見える気配が出来上がってきています。

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ここのガラスは透明ですが、内側にブラインド内蔵のインプラスサッシが付く予定です。

川面のみえる家 塗装工事が進んでいます。

2013年12月5日

昨日は川面のみえる家の現場定例に行ってきました。
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パテ処理の終わったところから、色塗りが進んでいます。

今回の基本となる色は白ではなく、珪藻土に合わせた淡いクリーム色を指定していて、
天井部分が仕上がってきたことで、全体に柔らかく暖かい印象になってきました。

そしてその中にサッシと同色の手すりに紺色の黒板壁等の濃い色が入ることで、
引き締まった印象の場所になる予定です。

そのほか、昨日は木部の塗装サンプルが揃ったので、色についても打ち合わせ。

フローリングと階段の集成材と棚に使っている合板は樹種が異なるので、
階段は色を合わるとしてどれが良いか、棚は合わせるか素地を残すか、
といったあたりを確認しました。

あと少し、アクセントに付ける壁の色の確認などが残っていますが、
いろいろと仕様も決まり、完成に向けて丁寧に作ることが大事になってきています。

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樹種によって字の色味や吸い込み具合が異なるので、塗料を混ぜて調整をしています。

川面のみえる家 塗装下地が進んでいます。

2013年11月28日

昨日は川面のみえる家の現場に行ってきました。
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全体のボードが貼り終わり、塗装する壁面のパテ処理が進んでいます。

今回、外壁の内側は珪藻土、室内壁は塗装としての塗り分けを行っているのですが、
珪藻土の下地と塗装の下地はパテ作業の内容が異なるので、
塗り分けの範囲を監督さんと塗装屋さんと一緒に廻って確認していきました。

リビングからダイニングに上がるベンチ階段の横には小物を入れる棚があり、
棚板は素地を見せるクリア塗装で側面と天井は塗装で前面壁からパテを塗り込めて、、など、
細かな注文もありますが、続けて塗るためにはきちんと下地を作ることが大事なので、
あやふやなところが残らないように、私も監督さんもチェックをしています。

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パテ処理は、ボードの継ぎ目やビス留め箇所など、範囲は広いのですが、
職人さんが黙々と作業をしているので、現場はちょっと緊張するほど静かです。

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昨日はFRP防水で作る2階浴室の防水チェックも。漏れがないか水を張って確認しています。

川面のみえる家 外壁の下地も進んでいます。

2013年11月21日

昨日は川面のみえる家の現場定例に行ってきました。
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ついにスチールサッシの建具が全部取り付けられ、風の抜けていた現場に気密性が加わり、
とても暖かく、静かな場所になっていました。

正面のサッシは、この家の最初からのテーマである景色の取り込みと西日の遮りを目指し、
Low-Eガラスと耐熱強化ガラスのペアガラスなのですが、ガラスの色味も重さも気にならず、
搬入は大変だったようですが、スムーズ過ぎるほどの開閉で一安心です。

外壁は吹付のためのラス下地もぐるりと張り巡らされてモルタルも運び込まれ、
今週には下地塗りも始まり、1月下旬の引き渡しに向けて、進んでいます。

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夕方からは近くに住まれているお施主さんもお子さん連れで現場にお越しくださり、
気になるところやメールでやり取りをしていた未定の箇所についてもその場で確認。

おうちがとにかく楽しいお子さんたちは木くずなどで全身真っ白に汚れてしまって、
その後の奥様の作業を想像してしまうと大変そうでしたが、
いろんな場所を楽しむ様子を見られるのは楽しく、現場で話をできることもとても助かっています。

これまでの設計・監理の過程はコチラから >> 川面の見える家

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お子さんたちも興味津々だった枠材。3階の開口部は丸くなる予定です。

川面のみえる家 ボード貼りが進んでいます。

2013年11月14日

昨日は川面のみえる家の現場定例に行ってきました。
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3階のフローリングが貼り終わり、ボード貼りも進み、全体が白っぽい印象に変わってきました。

今見えている木の部分は、カウンターや棚を残してすべて見えなくなる予定ですが、
黒板壁やウォールナットで作るキッチンなど、表情のみえるものが入ってくるのが楽しみです。

風通しがよく、気持ちの良い現場なのですが、ここ最近の冷え込みが厳しく、
現場の皆さんも一気に厚着になってます。

打ち合わせでは、残りの工程と工期、未決事項の確認や、調整したコンセントの位置など。
まだ決まってないものもありますが、一つずつ確認しています。

それと、昨日は現場に行く前にタイルのショールームにも立ち寄っていたので、
受け取ったサンプルを持って、現場の帰りにお施主さんとも打ち合わせてきました。

洗面廻りをモザイクタイルで仕上げる予定なのですが、
色味のバランスも細かく調整できるタイルなので、もう少し悩むことになりそうです。

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ショールームにはいろいろ貼ってありますが、モザイクタイルの白を多めにする予定です。