大田区の共同住宅 下地工事が進んでいます。

2015年01月23日

今週も大田区の共同住宅の定例に行ってきました。
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現場では設備の配管や配線工事も進み、断熱材の敷き込みや下地作り、フローリング貼りなど、
1週間でもいろんなことが進んでいます。

現場では、電気を中心とした打ち合わせをして、朝から始まる定例は午後まで続くのですが、
断熱材が入って室内環境が落ち着いてきたせいか、いろんな場所や形が見ていくのは、やはり楽しくもあり。

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今回、住戸ごとに平面が異なるだけではなく、天井にも少し変化を持たせているので、
こんな形も見えてきました。

事務所に戻ってからも、打ち合わせだけでは確認しきれない部分についての指示図や収まり図を描いたり。

ここのところ現場や打ち合わせで外に出ていることも多いせいか、あっという間に一週間が経っていきますが、
完成まではまだ3か月と少し、寒さに負けず、監理していこうと思います。

これまでの設計・監理についてはコチラから >>大田区の共同住宅

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外側の透湿防水シートや貫通する設備配管の状況なども、見えなくなる前に確認しています。

一緒に楽しむリフォーム 工事が進んでいます。

2015年01月21日

年末に工事契約を行った部分リフォーム、一緒に楽しむリフォームの工事が進んでいます。
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当初、一部を作り替える部分リフォームを予定していましたが、見積もり調整の段階で方針を見直し、
今後まだまだ変化する生活スタイルに対応できる余力を大事に、
今回はあまり構成は変えず、全体の仕上げイメージや機器の刷新程度に方針を切り替えて進めています。

工事では、お施主さんの選ばれた柄のあるクロスへの貼り替えや、一部自力塗装でのアクセント壁を作ったり、
いろんなところにご参加いただいた工事もほぼ終わり、あとは一部の設備機器を残すのみとなってきました。

リフォームを行う時には、生活のベースとしてまずは必要な場所だけを作るスケルトンリフォームや、
すべてをイメージ通りに作りこむフルスケルトンリフォーム、
もしくは、動線や使い勝手などの機能面を特に見直す部分リフォームなど、いろいろな選択がありますが、
お子さんが成長した時にもう一度手を入れる余力と今の生活を楽しむ余力のバランスを見据えて、
まずはイメージを変える部分リフォームを行う、という方法も選択肢の一つです。

土地探しから始まり幾度の方針変換を経て、やっと手に入れた住まいでの生活を楽しみ、更新されていく様子が、
私たちとしても楽しみな住まいになっています。

これまでの設計・監理の経緯はコチラから >>一緒に楽しむリフォーム

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お施主さんが見つけてこられたドイツ製の大胆な柄のクロスが、いろんな場所のアクセントになっています。

大田区の共同住宅 大工工事が進んでいます。

2015年01月15日

昨日は大田区の共同住宅の定例打ち合わせに行ってきました。
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年末に屋根の防水まで完了し、年明けからは引き続き、大工工事が進んでいます。

外壁のサッシも一通り取り付けが完了し、
今回、防火設備として使用している木製サッシも取り付き、室内からの景色も見えてきました。
※1250角で代替え侵入口となり、かつ防火設備となる滑り出し窓はアルミ製のものでは無いことと、
全体の印象のバランスから、一部に木製サッシを採用しています。

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外壁周りの防水シート施工、内部の間仕切り、設備を納める部分の造作などが同時並行で進み、
室内の広さや形の違ういろんな場所が見えてくるのは、少しドキドキする時でもありますが、
電気配線など、壁が閉じる前に完了しなくてはいけない部分についての打ち合わせや確認を中心に行っています。

これまでの設計・監理についてはコチラから >>大田区の共同住宅

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床材にはオークの無垢フローリングを採用。いろんなシーンが出来上がってくるのが楽しみになっています。

大田区の共同住宅 下地工事が進んでいます。

2014年12月17日

先日上棟した大田区の共同住宅では、下地工事が進んでいます。
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それぞれの住戸内に異なる床のレベルや天井高さがある、スキップフロア住戸となっているのですが、
下地の合板貼りが進み、床のレベルや天井高さの異なる構成が、フレームだけの時よりも見えてきました。

高さを変えるというのはそれほど構造に負荷をかけない、ちょっとした操作なのですが、
目線や天井高さが異なるだけでも、ずいぶんと場所の印象は変わるものです。

この計画では、それぞれの住戸からアクセスする専用の屋上テラスもあり、
まだ壁の開口部の穴はあけていないのですが、階段部分の吹き抜けからの光でも十分明るく、一安心。

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昨日は小雨も降る、予報通りのとても寒いお天気でしたが、
整理された現場で着々と作業を進めていく大工さんは、頼もしい限りです。

昨日の定例では大工工事と設備工事を中心とした内容で、
サッシの搬入も進み、集合と個別のカギのシステムについても確認。

現場では少し先を見越した内容を打ち合わせていくので、長くなることもありますが、
気持ちの良い場所ができるよう、進めていこうと思います。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>大田区の共同住宅

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ブルーシートのあるメンテナンススペースを挟みながら、個別テラスが点在しています。

住戸内装 現場確認に行ってきました。

2014年12月12日

昨日はまんぼうも参加している集合住宅の現場確認に行ってきました。
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新築のマンションの中の、住戸の設計(インフィル設計)を担当している物件で、
仕上げもかなり進み、いろんなものが隠れてきていますが、住戸によってプランも仕上げもすべて異なるので、
抜け落ちているものがないか、間違いはないか、つくはずのものはすべてついているか、など、
施工者や事業主検査とは別に、設計者の立場での確認に行っています。

下の階から順に仕上がっていくので、1階は建具や棚も揃ってきて、ほぼ完成の形が見えてきていますが、
念には念を入れて、一つずつ図面に描いているものをチェックしながら進んでいきます。

住戸によってはキッチン廻りにタイルを貼っている住戸もあり、上の写真もそのうちの一つ。
12.5×98ミリの少しツヤのある細長いボーダータイルで、マットな塗装仕上げの壁の横に、連続して貼っています。

現場では、タイルの向きや端部の納まり、目地の色についても打ち合わせをしてきましたが、
ここまで出来上がってくるともうそれほど質疑もなく、
打ち合わせ通りにできていることや仕上がり具合を一通り確認、といった感じで進んでいます。

今回はまだタイルを貼っている箇所もあった2階も来週あたりにはほぼ全容が揃う予定で、
いよいよ完成が近づいてきた感じがありドキドキもしますが、完成が楽しみになっています。

インフィル設計に関する記事はコチラ>>インフィル設計 カテゴリ

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この住戸の床はオーク材のオイル塗装仕上げ。床に傷をつけないよう、住戸内はスリッパ厳禁、靴下で移動します。

大田区の共同住宅 建て方が始まっています。

2014年12月4日

大田区の共同住宅の現場では、昨日から建て方が始まっています。
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設計時から変更があり、スキップフロアのある住戸の集まる2階建てとなっているのですが、
昨日からの建て方で、床のレベルや天井高さの違いなど、中の構成具合が見えてきています。

朝から夕方までの作業で、大きなフレームは組みあがり、細かな部材や金具の締固めなど、上棟まではあと少し。
組みあがったら屋根と屋上の下地にかかる予定で進んでいます。

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昨日は空気は冷たくも日差しは心地よかったのですが、今日のお天気は少し雲行きも怪しく、、。
なんとか作業中は雨が降らずにもって欲しいものです。

現場中の調整を予定している事項もあり、現場の進捗を睨みながらの作業や打ち合わせとなっていますが、
年内に屋根と全住戸から専有として出られる屋上の床まで作る予定で進んでいます。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>大田区の共同住宅

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住戸ごとの屋上テラスは下からの目線はカットしつつ田園調布の緑が見える、気持ちの良い場所になる予定です。

大田区の共同住宅 地中障害を撤去して進んでいます。

2014年11月13日

昨日は大田区の共同住宅の現場確認に行ってきました。
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先月から掘削は始まっていたのですが、掘ってみたら地中障害物(昔の基礎の残りなど)があり、
柱状改良だった地盤改良を注入による改良に変更し、障害物についてはほぼ撤去して進めています。

土の中の工事に関しては、全体の工事費予算に大きく影響する可能性があるものなので、
設計時に地盤調査を行い、地盤改良の方法も選定して進めているのですが、
敷地内の数か所に穴をあけて調査する方法では、今回の地中障害物に当たらず、見つからなかったものです。

これまでにも、マンションリフォームで床を開けたら以前の破棄物(剥がしたタイルなど)が敷き詰めてあったとか、
敷地を掘り返したら昔の破棄物が出てきたなどの事例はこれまでにもいくつか経験がありますが、
捨てるためにもお金がかかるので隠してしまおう(埋めてしまおう)、となってしまう業者がいることには、
本当に残念な気持ちになります。

しかし愚痴を言っていても仕方がなく、残したままでは工事が進まなくなるので、
建て主にとって負担が少なく、今後も含めて最良となる方法を練り、現場は進めていきます。

無事地盤改良も終わり、今月に入ってからは、基礎打設のために土を掘る根切り、捨コンと進み、
昨日は建物の位置を確定するための墨出しの確認に行ってきました。

いろいろな条件変更から工期については調整中ですが、ここからは順調に進んでいく予定ですので、
またこちらも集中していきたいと思います。

これまでの設計の過程についてはコチラから >>大田区の共同住宅

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墨出しの確認。高さのあるところでは下げ振りを使ったり、いろいろな道具を使って確認していきます。

現場確認に行ってきました。

2014年11月12日

昨日はまんぼうも参加している集合住宅の現場確認に行ってきました。
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新築のマンションの中の、住戸の設計(インフィル設計)を担当している物件で、
これから順に仕上げ工事に入っていくため、現段階までで間違いがないか、下地の準備はできているかなどの、
設計者確認に行っています。

これまでにもいろいろな図面のやり取りや現場確認をしながら進んでいるので、大きな問題はないはずですが、
躯体内部の設計はすべて自由で、担当している3住戸の設計も全く異なるということもあり、
私たちも混乱の無いように、リストを作って確認しながらチェックをしています。

昨日は主に下地の準備や設備の位置、箇所数などを中心に、
いくつかの点について、正しい仕様と修正を確認して、昨日の現場確認は無事完了。

年内にはほぼ出来上がる予定なので、しっかり見ていこうと思います。

ちなみに、まんぼうからは約2.5キロのこの現場にはいつも自転車で行っているのですが、
昨日はあいにくの天気だったので歩いてみたら、25分ほどで到着。
もちろん自転車の方が少し早いですが、ほどよい距離なので、これからは歩きで行こうかなと思案中です。

インフィル設計に関する記事はコチラ>>
インフィル設計 カテゴリ

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合板の入っている箇所が下地補強。この上にもう一枚貼り足してレールも半埋め込みとなる予定です。

耐震化リフォーム 引き渡しが完了しました。

2014年10月16日

先週の金曜日に、耐震化も備えたリフォームの引き渡しも無事に完了しました。
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去年の10月に、文京区で開催したイベントでご相談いただいたことをきっかけに、
建て替えではなく、これまで暮らしてきた愛着のある家を大切に、
安心できる安全な家としての耐震性と、2世帯となった生活に合わせて作り替え、住み続けたい、
とのことでスタートし、ほぼ1年後の完成となりました。

当初の計画ではもう少し早く完成する予定でしたが、古い木造住宅ということもあり、
解体してみたら追加で補強が必要な構造材があったり、外壁のやり替えを追加したりなど、
半分想定はしていましたが、設計時の想定外のことへの対応などに少し時間をいただき、進めてきました。

構造材の交換、耐力壁の追加、壁や天井、床下への断熱材の充填、床の補強など、
仕上げで隠れてしまう部分にしっかり補強を入れてしているので、
以前のふわふわした踏み心地から、飛び跳ねても大丈夫ですよと自信を持って言える家になっています。

仕上げについても、これまでは濃い色の木目が多くあったのですが、
全体に白を基調として木も明るい色に、上階から光を落とすところはポリカの壁に変え、
大きな間取りは変更していませんが、配管も含めた設備の一新や収納の充実など、
全体に明るく、住みやすくなるように変えています。

週末に仮住まいからの引っ越しも無事完了されたとのことで一安心。
皆さんにとって馴染んだ住まいで、安心できる生活を楽しんでいただきたいと思っています。

引き渡し直前までの工事となり、竣工写真は撮っていないのですが、
また落ち着いた頃にお伺いさせていただき、紹介していく予定です。

これまでの設計・監理の過程はコチラから。 >>耐震も備えたリフォーム

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雨戸や手すりの撤去、窓の交換、外壁の通気工事とサイディング貼りを行い、かなり印象が変わりました。
※足場撤去時の写真で雨どいは写真になっていますが、きちんと繋いでますのでご安心を。

耐震化リフォーム 仕上げが進んでいます。

2014年10月2日

耐震化も備えたリフォームの現場では、仕上げが進んでいます。
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内装のクロス貼りもほぼ終わり、来週にかけて設備機器の取り付けを行い、
施主検査をして、引き渡しへと進んでいく予定です。

外壁も下地の防水シート、通気胴縁、金属サイディング、と進み、庇廻りの塗り替えもほぼ完了。

家具の仕様や位置合わせ、未施工の棚の位置、今後の段取りなどを打ち合わせ、
現場での確認作業もずいぶんと進み、休憩中にはしばし、監督の海老沢さんといろんな話をしてきました。

ここの現場のことを振り返ったり、お互いに今進行中のプロジェクトの話をしたり、
この間再放送を見られたという、海老沢さんに施工をお願いした中野Mが紹介された番組の話など。
たわいもない話もありますが、仕事をする時の姿勢や現場で集中するべきところの話など、
いろいろ身に染みることもあり、ちょっとどきっとしたり。

その後も、これから設計を始める物件の解体時の費用相談や地盤の話を聞いたり。
その物件ごとに公正な判断をしていきたいと思っているので、いつも必ずお願いするわけではありませんが、
客観的にいろんな相談をさせてもらえるのは、まんぼうとしてはとても心強いものです。

ここの現場もあと少し。

残りも集中していきたいと思います。

これまでの設計・監理の過程はコチラから。 >>耐震も備えたリフォーム

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道具が減り、床の余白も増えてくると、もうすぐここも終わりなんだなと思います。

続・アトリエ付きリフォーム 家具が入りました。

2014年09月25日

アトリエ付きリフォームの現場では、家具と仕上げ工事が進んでいます。
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今回は全体に白を基調とした中に、タモ材を使用した家具とシナ合板の壁を配置する計画で、
家具が入るとぐっと全体の完成が見えてきました。

最後の仕上げとなり、家具屋、建具、塗装といろんな職人さんが入り、道具も多い現場ですが、
養生をしっかり行い、未施工の内容とスケジュールなども含めた確認も行いながら進んでいます。

今回のリフォームでは、住戸の中央あたりにコンクリートでできた耐力壁があるので、
その壁をプライベートとして過ごす部分との仕切りとして分けているのですが、
明るく広いLDK、集中できるアトリエ、家族のためのプライベートスペースの3つの領域があります。

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アトリエは一人になって集中できるスペースとして、音を遮断することができる独立した個室とし、
緑を眺める位置にカウンターをつくり、前回同様、仕事のための棚もすべて造り付けにしています。

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プライベートスペースは小さいお子さんがゆったりと遊ぶことができるように広めのスペースとなっていますが、
これから必要に応じて仕切るための建具が入る予定です。

設計時、全体の中央に位置するアトリエの外側をシナ合板でぐるりと囲む領域分けを提案していましたが、
打ち合わせの中で、全体に見える木のボリュームを減らしたいとの要望からアクセントとして用いる形に変更し、
お施主さんに確認してもらいながら調合した、少し濃いめのオイルステインを塗っています。

引き渡しは月末の予定なのでいよいよあと少し。
現場では最後の仕上げとなっています。

これまでの設計監理の過程はコチラから。 >>アトリエのある家

前回のリフォームはコチラから。 >>代々木A:アトリエとアルコーブ、自分仕様にカスタマイズ

続・アトリエ付きリフォーム 大工工事が進んでいます。

2014年09月9日

アトリエ付きリフォームの現場も進んでいます。
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少し前の写真なのでまだ下地が見えていますが、この週末にかけても工事が進み、
下地を作る部分の大工工事と、隠ぺいとなる配管、配線などの設備工事はほぼ完了し、
この先は造作工事と呼んでいる作りこむ部分が進んでいきます。

造作工事についても大工さんの工事として計画していましたが、
今回の工事では可能なものは家具屋さんが工場で作ったものを持ってきて設置することになったので、
壁の仕上げなどと並行して、進んでいく予定です。

床にはオーク材を使用し、壁の仕上げなども前回のリフォームとはまた違った印象になる予定ですが、
出来上がりが見えてくるのが楽しみになっています。

これまでの設計監理の過程はコチラから。 >>アトリエのある家

前回のリフォームはコチラから。 >>代々木A:アトリエとアルコーブ、自分仕様にカスタマイズ

※住み替えのため、新しい住まいのリフォームとなっています。

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今回は間に躯体の壁があるので、大きく二つに分かれた場所になる予定です。